出社するメリットを得るため工夫する、20歳代の約8割がしていることとは?

株式会社LASSIC

株式会社LASSIC(ラシック)(本社:鳥取県鳥取市・東京都港区、代表取締役社長:若山幸司、証券コード:574A、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワーク・リモートワーク経験のあるワーキングパーソン1,007名を対象に「ハイブリッドワークの工夫と出社する日の目的に関する調査」を実施した。テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代が80.2%で、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%を上回った。出社する日の目的別では、出社に自分の目的を持つ人の82.2%が工夫を1つ以上挙げ(目的が「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」の人90.2%、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」の人84.2%)、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%であった。出社する日の目的は「オフィスでしかできない作業に合わせて」が25.3%で最も多い。

サマリー

  • テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代80.2%、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%で、20代がほかの年代を上回った。

  • 出社する日の目的別では、出社に自分の目的を持つ人の82.2%が工夫を1つ以上挙げ、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人の45.1%を上回った。

  • 現在ハイブリッドの人では工夫を1つ以上挙げた人が83.0%で、年代別では20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%と近い割合で、50代76.8%と60代76.2%はこれを下回る(40代と60代は参考値)。


調査概要

調査名

テレリモ総研「ハイブリッドワークの工夫と出社する日の目的に関する調査」

調査時期

2026年9月2日〜9月3日

調査方法

インターネット調査

調査対象

テレワーク・リモートワークを経験したことがある全国の20〜65歳のワーキングパーソン男女

有効回答数

n=1,007

回答数内訳

性別は男性517人・女性490人/年代は20代167人・30代207人・40代251人・50代271人・60代111人/出社形態はフルリモート169人・ハイブリッド454人・フル出社384人/ハイブリッドの年代は20代100人・30代102人・40代98人・50代112人・60代42人/出社する日の目的は出社に自分の目的を持つ人667人・「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」173人・「該当なし(組み合わせて働いた経験がない)」167人

本記事では以下の設問を尋ねた。

  1. テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることをすべて教えてください。(現在テレワークと出社を組み合わせて働いていない方は、過去の経験をもとにお答えください。経験のない方は「特に工夫していない」をお選びください)(いくつでも)

  2. あなたが出社する日の目的として、いちばん近いものを教えてください。(現在テレワークと出社を組み合わせて働いていない方は、過去の経験をもとにお答えください。経験のない方は「該当なし」をお選びください)(ひとつだけ)

    ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。

    ※複数回答の設問の割合は、回答者数(全体はn=1,007、クロス集計は各区分のn数)に占める割合のため、合計は100%を超える。

    ※「工夫を1つ以上挙げた人」は、回答者数から「特に工夫していない」を選んだ人数を引いて算出した。

    ※ハイブリッドは、回答者が選んだ週1日出社96人、週2日出社103人、週3日出社133人、週4日出社122人の合計(454人)である。

    ※「出社に自分の目的を持つ人」は、出社する日の目的で「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」と「該当なし(組み合わせて働いた経験がない)」以外の7項目を選んだ人(667人)である。

    ※「組み合わせて働いた経験がないと答えた人を除いた」値は、出社する日の目的で「該当なし」を選んだ167人を除いた840人で算出した。


テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫として、27.8%が「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」を挙げた

2つの設問は、現在テレワークと出社を組み合わせて働いていない人には過去の経験をもとに答えてもらい、経験のない人には工夫の設問で「特に工夫していない」、目的の設問で「該当なし」を選ぶよう案内している。

テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることを、全11項目から複数選択で尋ねた(図表1)。

11項目の最多は「特に工夫していない」34.9%で、以下ではこれを除く10項目をみる。

10項目では「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」27.8%が最も多く、「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」21.3%、「出社日に対面会議を集中させる」19.0%、「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」15.6%、「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」14.6%、「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」12.8%、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」12.0%、「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」9.1%、「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」7.1%、「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」4.8%と続く。

出社する日の目的として最も多く選ばれたのは「オフィスでしかできない作業に合わせて」で25.3%

工夫とは別に、出社する日の目的としていちばん近いものを、全9項目から単一回答で尋ねた(図表2)。

「該当なし」は16.6%で9項目中4番目に多く、以下ではこれを除く8項目をみる。

8項目では「オフィスでしかできない作業に合わせて」25.3%が最も多く、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」17.6%、「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」17.2%、「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」10.1%、「集中環境を求めて出社」5.7%、「上司・チームの出社日に合わせて」2.8%、「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」2.6%、「顧客来訪・社内行事に合わせて」2.2%と続く。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代80.2%、60代53.2%

工夫の年代による違いを確かめるため、年代別に集計した。

「特に工夫していない」以外の10項目から1つ以上を選んだ人を「工夫を1つ以上挙げた人」とする(「特に工夫していない」はほかの項目と同時に選べないため、これを選ばなかった人にあたる)。図表3には、現在週1日出社から週4日出社までのハイブリッドの人に限った割合も示す(40代と60代は回答者が100人未満のため参考値)。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人の割合を、年代別にみる(図表3)。

回答者全体では20代80.2%、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%と年代が上がるごとに低く、20代は次に高い30代を13.6ポイント上回った。

組み合わせて働いた経験がない人(出社する日の目的で「該当なし」)を除いても、20代86.5%、30代76.5%、40代75.1%、50代68.3%、60代64.7%(回答者が100人未満のため参考値)で、20代が最も高い。

ハイブリッドの人に限ると、20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%と近い割合で、50代76.8%と60代76.2%はこれを下回る。

工夫していることの全11項目を、年代別にみる(図表4)。

「特に工夫していない」は20代19.8%、30代33.3%、40代34.7%、50代40.6%、60代46.8%と年代が上がるごとに高く、30代から60代では11項目のなかで最も多く、20代では「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」と同じ19.8%で5番目に多い。以下ではこれを除く10項目をみる。

1人あたりの工夫の数(10項目の延べ選択数÷回答者数)は、20代1.95個、30代1.49個、40代1.48個、50代1.22個、60代1.02個である。

10項目のうち8項目で20代が最も高く、そうでないのは「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」と「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」である。組み合わせて働いた経験がない人を除くと、「出社日に対面会議を集中させる」で40代が20代を上回り、20代が最も高い項目は7項目となる。

出社する日の目的で最も多い項目は年代によって異なり、20代は「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」、40代〜60代は「オフィスでしかできない作業に合わせて」

出社する日の目的についても、年代別にみる(図表5)。

「該当なし」は20代11.4%、30代17.9%、40代15.1%、50代17.3%、60代23.4%で、以下ではこれを除いてみる。

最も多い項目は年代によって異なる。20代は「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」28.1%、30代は「オフィスでしかできない作業に合わせて」と「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」が同じ18.8%、40代〜60代は「オフィスでしかできない作業に合わせて」(26.7〜31.5%)が最も多い。

「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」は20代9.6%、30代18.8%、40代19.5%、50代19.2%、60代15.3%で、20代が最も低い。「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」は20代15.6%、30代15.0%、40代10.4%、50代5.5%、60代3.6%で、年代が上がるごとに低い。「集中環境を求めて出社」「顧客来訪・社内行事に合わせて」「上司・チームの出社日に合わせて」「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」の4項目は、いずれの年代でも1割未満である。

最も高い年代と最も低い年代の差が8項目で最も大きいのは「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」で、20代28.1%(最も高い)、30代17.4%、40代14.7%、50代14.0%(最も低い)、60代17.1%である。

出社に自分の目的を持つ人では82.2%が工夫を1つ以上挙げ、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%

工夫が出社する日の目的によって違うかを確かめるため、目的別にも集計した。

9項目のうち「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」と「該当なし(組み合わせて働いた経験がない)」以外の7項目のいずれかを選んだ人を「出社に自分の目的を持つ人」とする。7項目のうち「集中環境を求めて出社」「上司・チームの出社日に合わせて」「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」「顧客来訪・社内行事に合わせて」は回答者が100人未満のため、図表に参考値として示し、本文では取り上げない。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人の割合を、出社する日の目的別にみる(図表6)。

出社に自分の目的を持つ人では82.2%が工夫を1つ以上挙げた。回答者が100人以上の3項目では、目的が「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」の人で90.2%、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」の人で84.2%、「オフィスでしかできない作業に合わせて」の人で79.6%である。

目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%であった。

ハイブリッドの人では83.0%が工夫を1つ以上挙げ、最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」38.1%

いまの出社形態によって工夫や出社する日の目的は異なりうるため、「フルリモート・ハイブリッド・フル出社」の出社形態別にも集計した。ハイブリッドは週1日出社から週4日出社までの4区分をまとめたもので、内訳は調査概要に示した。

本調査はテレワーク経験者が対象で、一度もテレワークをしたことがない人は含まない。2つの設問は、現在ハイブリッドでない人には過去の経験をもとに回答してもらっている。「フル出社」はテレワークを経験したうえで現在は出社のみで働いている人、「フルリモート」は現在は出社していない人を指す。

工夫を1つ以上挙げた人は、ハイブリッド83.0%、フルリモート58.6%、フル出社46.9%で、ハイブリッドが最も高い。以下では、ハイブリッドの人に限ってみる。

ハイブリッドの人が工夫していることの全11項目をみる(図表7)。

「特に工夫していない」は17.0%で11項目中7番目に多く、以下ではこれを除く10項目をみる。

最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」38.1%で、「出社日に対面会議を集中させる」29.5%、「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」29.3%、「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」22.7%、「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」19.6%、「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」17.8%、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」16.5%、「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」14.3%、「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」9.0%、「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」5.3%と続く。

ハイブリッドの人に限ってみると、出社する日の目的で最も多い項目は、20代・30代が「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」、40代以上が「オフィスでしかできない作業に合わせて」であった。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は男性65.6%、女性64.7%で、男女の差は小さい

工夫と出社する日の目的の男女による違いを確かめるため、男女別にも集計した。

工夫していることの全11項目を、男女別にみる(図表8)。

「特に工夫していない」は男性34.4%、女性35.3%で、以下ではこれを除いてみる。

工夫を1つ以上挙げた人は男性65.6%、女性64.7%で、男女の差は小さい。10項目のうち8項目は男女差が3ポイント未満で、男女とも最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」(男性27.3%、女性28.4%)である。

男女差が大きいのは2項目で、「出社日に対面会議を集中させる」は男性22.4%が女性15.3%を7.1ポイント、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」は女性14.9%が男性9.3%を5.6ポイント上回った。

出社する日の目的を男女別にみると、男女とも「オフィスでしかできない作業に合わせて」が最も多い。


本調査の実施・監修体制

テレリモ総研 編集責任者・所長 竹下 颯飛

調査の設計から集計・分析、レポート作成までを担当。京都大学経済学部卒、統計検定準1級。

https://teleremo.lassic.co.jp/profile/takeshita/

監修責任者 牛尾 昭昌

監修責任者として、LASSIC運営メディアの調査データ・記事編集を横断して監修。

https://teleremo.lassic.co.jp/profile/ushio/


詳細レポート

本調査をもとに、より詳細な考察を記したレポートを下記よりご覧いただけます。

ハイブリッドワークの工夫|20代の80.2%が「工夫あり」、60代は53.2%

https://teleremo.lassic.co.jp/telework/telework-hybrid-work-tips/


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 LASSICは2006年に鳥取県で創業し、「リモート社会をリードし、ボーダレスワークの実現によって社会に貢献する。」をビジョンに、フリーランスITエンジニア向けリモートワーク専門JOBエージェント「Remogu(リモグ)フリーランス」(https://remogu.jp)、ITエンジニア向けリモートワーク専門転職エージェント「リラシク」(https://relasic.jp)などのサービスを通じて「採用」「DX」分野のボーダレス化に取り組んでいます。

会社概要

東京本社

〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 6F

鳥取本社

〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3

代表者

代表取締役社長 若山 幸司

設立

2006年12月26日

資本金

9,968万円

サービス内容

リモートワークに専門特化した人材サービス「Remogu(リモグ)」、「リラシク」、テレワーク・リモートワーク総合研究所、ITソリューション(システムインテグレーション)

URL

https://lassic.co.jp


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若山 幸司
上場
その他国内市場
資本金
9968万円
設立
2006年12月