プラスチックごみ削減で、環境にやさしい会議室づくりを目指す「KRPマイボトル・エコチャレンジ」
7月13日~7月30日にチャレンジを実施
■「KRPマイボトル・エコチャレンジ」について
京都議定書発祥の地・京都では、アジアの都市として初めて観光・イベント・会議開催の視点から都市のサステナビリティを定量・定性評価する国際指標であるグローバル・デスティネーション・サステナビリティ・インデックス*1 に参画するなど、サステナビリティへの配慮に取り組んでおり、KRPでも、これまでサステナビリティを含め様々な社会課題に取り組んできました。
KRPでは収容人数最大350名、大小様々な全30室のホール・会議室を貸し出しており、ケータリングサービスの一環でペットボトル飲料を提供しています。これまで、ゴミの分別やリサイクルにも取り組んできましたが、さらなるゴミ廃棄量の削減を目指しています。そこで、今回の「KRPマイボトル・エコチャレンジ」では、期間限定でウォーターサーバーを設置し、ボトルやタンブラーを持参した方に無償でミネラルウォーターを提供し、使い捨てプラスチック容器ゴミの削減を目指す実証実験を行います。延べ3,000人の来訪が見込まれる「KRPフェス」期間かつ世界規模で行われているプラスチック消費削減の取り組み「プラスチックフリージュライ*2」に合わせて実施することで、より多くの人にご参加いただけることを期待しています。
また、人が行き交う共用スペースにウォーターサーバー等の誘引の仕掛けを設置することで、人が自然と集まるマグネットスペースが形成され、インフォーマル・コミュニケーション*3が促進されると言われています。「KRPマイボトル・エコチャレンジ」では、副次的な狙いとして、異なる会議参加者同士や、KRP入居者とKRPフェス参加者との間に偶発的なコミュニケーションが生まれる機会を創出できないかの可能性を探ります。
*1グローバル・デスティネーション・サステナビリティ・インデックス:観光・イベントの視点から「都市の環境戦略とインフラ」、「社会的持続可能性」、「イベント関連産業の取り組み」、「DMO/コンベンションビューローの戦略と取り組み」の4 分野70 項目で定量・定性評価をする都市のサステナビリティ国際指標
*2プラスチックフリージュライ:オーストラリアのNPO団体、Plastic Free Foundationが主催する、使い捨てプラスチックの消費を削減して生活を送る7月1ヶ月間の参加型エコチャレンジ企画
*3インフォーマル・コミュニケーション:あらかじめ計画されておらず、具体的な議題などが存在しない、偶発的に発生する知人あるいは見知らぬ人との何気ない交流
■開催概要
開催期間 : 2023年7月13日(木)~2023年7月30日(日) 10時から17時
※7月21日(金)~7月30日(日)は地区最大イベント集中期間「KRPフェス2023※」開催中です。
会 場 : 京都リサーチパーク東地区 1号館4階「ホワイエ」 https://www.krp.co.jp/access/map.html
※KRPフェス2023:企業・大学・公的機関が主催者となり、それぞれの得意分野を活かしたサービス・技術に関連するセミナーや、ビジネス向けの交流イベント、その他大人から子どもまで楽しめる実験・体験型ワークショップなど、約40件のイベントを集中開催します。
KRPフェス2023特設サイト: https://www.krp.co.jp/krpfes/2023/
■京都リサーチパークとは:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて520組織・6,000人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
参考情報)KRPでの社会課題に関する取り組み
●「電動マイクロモビリティのシェアサービス『LUUP』」の運用
KRP地区内4か所(2023年7月現在)にある専用ポートには、小型電動アシスト自転車と電動キックボードが設置され、KRP地区の入居者さまや来訪者さまはもとより周辺地域の方々の移動手段としてご活用いただいています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000030270.html
●社会起業家支援プログラム「COM-PJ(コンプロジェクト)」
KRPと株式会社taliki(代表取締役CEO:中村 多伽)が共催する「COM-PJ」は、社会問題解決型のビジネスを志す若き起業家に、約3か月間の伴走支援を行っています。昨年度実施の「COM-PJ」では、各人が課題設定した、ジェンダーや脱炭素、公教育等、現代社会が抱える様々な社会問題を解決する事業プランの構築に取り組みました。4期目となる本年の「COM-PJ」も7月からスタートし、全国から採択された16名が参加します。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000030270.html
●ふれデミックカフェ@KRP with同志社大学
Vol.4「未来のために知っておきたい、海とプラスチックの話」
ふれデミックカフェは、研究者をお招きし、研究内容について観客参加型でディスカッションを行うサイエンスカフェ形式のイベントです。同志社大学協力のもと開催する7月20日(木)のふれデミックカフェは、同志社大学経済学部の原田 禎夫 准教授をお招きし、プラスチック汚染の解決に向けて、世界ではどんな取り組みが進んでいるのか、私たちにできることは何か、国内外の事例をもとにわかりやすく解説いただきます。
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