江東区立東陽小学校で専門学生による「ダンスアカデミー後期」10月28日(火)より開講

文科省方針に沿った“表現運動の学び”を実践 ダンスを通じて創造性と協働力を育む

江東区立東陽小学校の体育の授業で、専門学校生からダンスを教わる小学生

学校法人滋慶学園 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(校長:渡辺敦子)は、江東区立東陽小学校(校長:佐藤友信)にて、ダンス専攻の専門学生が小学生にダンスを教える「ダンスアカデミー2025」後期プログラムを10月28日(火)より開講します。
本プログラムは、文部科学省が学習指導要領で重視する「表現運動」の理念 ― 児童の主体的な表現力・協働性・創造性を育む学び ― を体現する取り組みです。学生が講師として授業を担当し、児童が「自分を表現する喜び」を体験できる場を提供します。小学校・専門学校・企業が連携し、子どもたちの感性と自信を育む新しい教育モデルです。

実施スケジュール

日 時:10月28日(火)顔合わせ・課題曲発表

      10月30日(木)練習(協賛企業見学)

      11月 4日(火)練習

            11月 7日(金)発表会

 ※いずれも1〜4時間目に1クラスずつ実施

                                          (8:45-12:15)

場 所:江東区立東陽小学校

対象者:5・6年生、特別支援学級

数回のレッスンを受け、最終日には舞台で発表会を実施

ダンスを通して「自己表現の楽しさ」を育む授業

文部科学省の学習指導要領では、表現運動が「思考力・判断力・表現力」を育てる重要な学びとして位置づけられています。一方で現場では、「恥ずかしさや抵抗感から表現に消極的」「題材の理解や動きの表現が難しい」「専門的な指導法に不安がある」といった課題が報告されています。

「ダンスアカデミー」は、こうした現場課題に対し、専門学校の学生が“講師”として授業を担い、児童と同じ目線で一緒に踊ることで、表現への抵抗感を和らげ、楽しみながら自信を育む取り組みです。
児童にとっては、少し年上の“憧れの存在”が指導することで、安心感と挑戦意欲が高まります。教員は安全面や授業進行を支えるサポート役に回り、教員の負担を軽減しながら授業の質を維持します。

マンツーマンで指導を受ける児童

民間・教育・地域が協働する新しい教育モデル

本プログラムは、教育現場と民間の専門教育機関、民間企業が連携して進める“共創型教育”のモデルケースです。協賛する三建設備工業株式会社は、教育支援の一環として「ダンスアカデミー」プロジェクトを3年間継続的にサポートし、「企業が地域の教育を支える」新たなCSRの形を実践しています。
このように「産(企業)・学(専門学校)・学(小学校)」が一体となって進める取り組みは、滋慶学園グループが長年にわたり培ってきた産学連携の中でも稀有な事例であり、地域社会に根ざした教育の新しい形として注目されています。

さらに今年は、仙台では10月24日(金)より2年目のプログラムがスタートし、11月28日(金)からは福岡でも初開催を予定。今後も全国に展開する滋慶学園グループと協力しながら、地域ごとの拠点を少しずつ広げ、子どもたちの「表現する力」を育む輪を全国へ広げていく方針です。

4年間参加する子どもたちの声から見える成長

東陽小学校の6年生は、中学年から毎年このダンスアカデミーのレッスンを受けており、今年が小学校生活最後の参加となります。長年の積み重ねの中で、体の動かし方だけでなく、仲間と協働する力や人前で表現する喜びを育んできました。

お兄さんお姉さんと交流をする様子

Mさん(6年1組)
「振りを覚えただけでなく、上手に見せるためのコツを教えてもらいました。ダンスが好きなので発表がとても楽しかったです。友達と協力して踊ることで、自信がつきました。」

Rさん(6年2組)
「最初は恥ずかしかったけれど、練習するうちに体で表現する楽しさがわかりました。みんなで息を合わせて踊れたとき、とても達成感がありました。」

Kさん(6年3組)
「ダンスの動きを覚えるのが楽しくて、仲間とそろったときに“できた!”と感じました。先生たちが優しく教えてくれて、自分もみんなも少しずつ上達できたと思います。」

学生コメント 「子どもたちの“できた!”が私の原動力」

〈東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
音楽テクノロジー科 インストラクター専攻 2年生Nさん〉

「昨年はサポートとして参加し、“教える楽しさ”と“難しさ”を実感しました。小学生の子どもたちとは、授業中の関わりはもちろん、休み時間に体育館に遊びに来てくれたり、帽子や靴にサインを求めてくれたりと、私たちの存在が子どもたちに影響していることを感じ、胸が熱くなりました。
今年は後輩を導く立場として、子どもたちにも後輩にも“ダンスの楽しさ”を伝えたいです。限られた時間の中で、子どもたちが少しでも自信を持ち、自分を表現することを好きになってほしいと思います。発表会では、それぞれのグループの個性や、子どもたちの生き生きとした表情にもぜひ注目してほしいです。」

自主的にアカデミーに参加する学生

協賛企業コメント

小学生からのプレゼントを持参して、表敬訪問をする学生

〈三建設備工業株式会社 代表取締役社長 松井栄一〉

当社がこのプロジェクトに参加して3年目を迎えました。夢に向かって邁進する専門学校生の皆さんが子どもたちにダンスを教えるという、その夢への確かな一歩となるこの素晴らしい機会に今年も当社が貢献できることを嬉しく思います。
昨年度もダンスアカデミー終了後に専門学校生の皆さんと直接お会いすることができました。率直な感想や将来への熱い想いを伺い、地域の若者と子どもたちが触れ合うことで生まれる無限の可能性を改めて実感いたしました。
このプロジェクトは、若者たちにとって貴重な学びの場であり、子どもたちにとっても忘れられない出会いとなる双方にとって極めて有意義な取り組みであると確信しております。今後とも、この素晴らしいプロジェクトへの支援を通じて地域社会の活性化と未来を担う若者たちの成長に貢献して参りたいと存じます。

【参加法人】

■三建設備工業株式会社

1946年の創業以来、空気と水の環境創造企業として、あらゆる建物の空調設備、給排水衛生設備を中心に、人々に快適で安全な空間を提供しています。79年の歴史を持ち、様々なお客様と共に多くの経験と実績を積み上げてきました。当社は、脱炭素社会づくりのリーディングカンパニーを目指し、快適な室内環境を実現しながら消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」を業界に先駆けて達成しています。環境負荷削減技術を導入したZEBを普及促進することで持続可能な社会の実現に貢献しています。

本社所在地:東京都中央区新川1-17-21 茅場町ファーストビル

公式HP:https://skk.jp

■東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校

1988年の開校以来、⾳楽&エンターテイメント業界とともに「即戦⼒」となる⼈材を育成し、輩出している⾳楽&エンターテイメントの総合専⾨学校です。業界が求める⼒を持った⼈材を育成するために、第⼀線の企業やプロフェッショナルとともに⾏う実践授業「企業プロジェクト」を通じて、コンサート制作、楽曲制作、バックダンサー出演、テレビ・ラジオ・舞台出演など、リアルな仕事の現場でスキルを磨きます。また、業界の第⼀線で活躍しているプロフェッショナルが講師を務めているので、常に業界の最先端が学べる環境が整っています。

所在地:〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3丁目14−8

公式HP:https://www.tsm.ac.jp/

■江東区立東陽小学校(学校長:佐藤友信)

1900年6月18日:開校
2020年11月28日:開校120周年の記念式典開催
2021年4月1日:佐藤友信氏が第二十九代校長に着任
所在地:東京都江東区東陽3-27-12
公式HP :https://toyo-sho.koto.ed.jp/

■報道関係者お問い合わせ先

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校

PR窓口 株式会社ATARAYO 関口 陽介

TEL:080-4471-3208  MAIL:pr@atarayo-inc.com

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会社概要

URL
https://www.tsm.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都江戸川区西葛西3-14-8
電話番号
03-3688-6195
代表者名
渡辺 敦子
上場
未上場
資本金
-
設立
1987年04月