宮城日野自動車、UMUが提供する実践型AIリテラシー学習プログラム「AILIT」を導入

〜AI導入の前に、人と組織の土台づくり。ワークショップでAIリテラシーと生産性を向上~

パフォーマンス向上を支援するAI活用学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開するユームテクノロジージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田しゅう平、以下 ユームテクノロジージャパン)は、販売パートナーである株式会社LDcube(本社:東京都千代田区、代表取締役:新井 澄人、以下 LDcube)を通じ、宮城日野自動車株式会社(本社:宮城県仙台市、代表者:香川 雅英、以下 宮城日野自動車)が、生成AIを安全かつ効果的に活用するための実践的なAIリテラシー学習プログラム「AILIT(エーアイリット)」のワークショップを導入したことをお知らせします。

本ワークショップの実施により宮城日野自動車は、本格的なAI導入の前に、現場レベルでのAIリテラシー向上を狙い、人材開発と組織成長を加速します。

■ワークショップ実施の背景

日野自動車グループは、HINO基本理念として「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を掲げ、顧客と社会の課題に向き合っています。さらに、2023年に特定したマテリアリティ(経営上の重要課題)の一つでは「商品・サービスとデジタルデータ活用を通じ、人や物が最適に移動できる社会の実現」と定め、デジタル活用で品質をさらに磨き上げ、社会インフラとしての人流・物流を支えることを目指しています。このビジョンの実現には、生成AIをはじめとした先進的なデジタル技術の採用だけでなく、それを現場で使いこなす人材と組織の成長が不可欠です。

しかし、急速に進化する生成AI技術に対し、多くの企業では「リスクが分からず利用を禁止している」「どう活用すれば良いかわからない」といった壁に直面しています。

このような状況下で、宮城日野自動車はグループが目指す未来を見据え、その実現に向けた先進的な一歩として、現場社員のAIリテラシーの底上げに着手しました。

すでに社内の学習基盤として学習プラットフォーム「UMU」が定着していること、そのサービスの質に信頼を置いていることから、ユームテクノロジージャパンが提供する実践型AIリテラシー学習プログラム「AILIT」のワークショップを、その販売パートナーであるLDcubeを通じて導入しました。

■AILITの提供価値と期待する効果

・生成AIへの不安を払拭し、安全に使うための共通認識を醸成

AIリテラシーワークショップの実施以前、社員の間では生成AIに対して「情報漏洩のリスクがありそうで怖い」「誤った情報が生成されるのではないか」といった漠然とした不安や警戒感が存在していました。本ワークショップでは、AIの仕組みとその本質的な課題、そして企業が遵守すべきルールを体系的に学ぶことで、これらの不安を一つひとつ解消します。AIは決して万能ではなく、得意不得意があると理解することで、リスクを過度に恐れずに対策した上で、AIを安全に正しく使うという共通認識を醸成しました。これは、人や部署ごとの対応のバラつきを防ぎ、今後の本格導入に向けた全社的なガバナンスの基礎を築くことにつながります。

AILIT ワークショップ 研修内容抜粋

・実践的なフレームワーク学習により、AIを業務で使えるスキルへと昇華

これまで一部の社員が個人で生成AIを利用しても、その回答の多くは明確でなく、意図した回答を得られないことが課題となっていました。本ワークショップでは、当社が提唱するプロンプトフレームワーク「RSTCCフレームワーク」をハンズオン形式で習得できます。目的の明確化やAIへの役割設定といった対話の質を高める手法を学ぶことで、誰でも一定レベル以上の回答を引き出せるため、再現性のあるAIスキルへと昇華させます。これにより、AIをアイデア出しの壁打ち相手や、報告書作成、ライティングの補助役など、日々の業務の品質と生産性を向上させる強力なビジネスツールとして活用が可能になりました。

RSTCCフレームワーク詳細

・自発的な学習が生まれる文化を育み、AI活用組織の土台を構築

一般企業において、生成AIの導入が先行してしまい、社員のAIリテラシー教育や人材開発が追いつかず、結果としてツールが十分に活用されずに形骸化してしまうケースは少なくありません。宮城日野自動車ではこの課題を避けるため、本格的な導入の前に本ワークショップを導入し、まずは社員一人ひとりのAIリテラシーを向上させるという戦略的なアプローチを実施しました。人材への投資を先行するプロセスこそが、社員にAIへの意識を植え付け、活用を自分ごと化させます。その結果、ワークショップ実施後には「この業務にAIを活用できないか」「こんな便利なプロンプトができた」といったポジティブな会話が活発に見られるようになりました。

■宮城日野自動車株式会社 デジタル化推進チーム 國分 健二さまのコメント

生成AIの進化の速さに対し、このまま見て見ぬふりではいけないという危機感や、業務にAIを活用して全社の業務生産性を向上したいという期待感から、今回「AILIT」のワークショップを導入しました。生成AIに対する不安やリスクは、どの企業も同じように感じているはずです。しかし、リスクを正しく理解し、ルールを守って賢く使えば、これほど強力なビジネスサポートはありません。今回、使い慣れたAI活用学習プラットフォーム「UMU」の提供会社から学ぶことで、社員はスムーズに新しい知識を吸収し、AIへの不安意識を払拭し、今後のAI導入への大きな可能性を感じることができました。まずはAIの可能性をさらに学び、業務活用するための環境づくりと人材育成から始めることが、グループが実現したい未来への大きな一歩になると確信しています。

以上

■UMUについて

UMU(ユーム)は、2014年にシリコンバレーで誕生し、現在では世界203の国と地域で100万社以上、日本では28,000社以上に導入されているグローバルAIソリューションカンパニーです。AIを活用したオンライン学習プラットフォーム「UMU」を核に、学術的な根拠に基づいた実践型AIリテラシー学習プログラム「AILIT(エーアイリット)」、プロンプト不要であらゆる業務を効率化する「UMU AI Tools」などの提供により、AI時代の企業や組織における学習文化の醸成とパフォーマンス向上を支援しています。従業員が自律的に学び、AIリテラシーを習得・活用することで業務を効率化し、より創造的で戦略的な仕事に集中できる時間や機会を創出。これにより、企業の人的資本の最大活用と加速度的な成長に貢献します。サービスサイト:https://umujapan.co.jp/

■宮城日野自動車株式会社 会社概要

名称  :宮城日野自動車株式会社

本社  :〒983-8560 宮城県仙台市宮城野区扇町1-7-36

代表者 :代表取締役社長  香川 雅英

設立  :1951年6月

事業内容:日野自動車(株)製造の全車種の販売、修理および純正部品の販売、損害保険

URL  :https://www.miyagi-hino.co.jp/

■株式会社LDcube 会社概要

名称  :株式会社LDcube

本社  :〒101-0029 東京都千代田区神田相生町一番地 秋葉原センタープレイスビル8F

代表者 :代表取締役 新井 澄人

設立  :2023年4月

事業内容:組織の活性化、人材育成並びに営業強化のための各プロダクト並びに関連サービスの販売・提供

URL  :https://ldcube.jp/

■ユームテクノロジージャパン株式会社 会社概要

名称  :ユームテクノロジージャパン株式会社

本社  :〒160-0022 東京都新宿区新宿 4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階

代表者 :代表取締役 松田 しゅう平

設立  :2018年2月9日

事業内容:インターネットテクノロジーを利用した教育ラーニングプラットフォームの販売

URL  :https://umujapan.co.jp/

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会社概要

URL
https://umujapan.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区新宿 4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階
電話番号
03-4400-7419
代表者名
松田 しゅう平
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年02月