福島県浪江町とゼンリン「なみえ I・DO プロジェクト」実証実験【第 2 弾】を実施。AI位置情報解析のレイ・フロンティア各種移動データを提供

〜 MaaS社会を目指す実証実験、住みよいまちづくりに貢献〜

レイ・フロンティア株式会社

2023年12月5日 10時00分

AI位置情報解析やシステム開発、コンサル企画を提供しているレイ・フロンティア株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役：田村建士以下、レイ・フロンティア）は、福島県浪江町（福島県双葉郡浪江町、町長：吉田栄光）、および株式会社ゼンリン（福岡県北九州市、社長：髙山善司以下、ゼンリン）が行う、実証実験「なみえ I・ DO プロジェクト」第2弾へ、地域の住民やモビリティの移動データ提供したことをお知らせします。交通サービス最適化や住民の移動に焦点をあて住みよいまちづくりに貢献いたします。

レイ・フロンティアは、東北経済産業局の「令和5年度無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業」の一環として、地域の住民やモビリティの移動データを収集・利活用し、交通サービスの最適化を目指す実証実験「なみえ I・DO（いどう）プロジェクト」に、アプリで取得した実証実験参加者様の移動データの提供社として株式会社ゼンリンから委託を受けました。

「なみえ I・DO（いどう）プロジェクト」実証実験【第2弾】の概要

福島県浪江町とゼンリンが行う今回の実証実験では、昨年度同様「なみえ I・DO アプリ」を通して地域住民の移動データ、バスやタクシーといった公共交通機関の移動データまで幅広く収集し、住民の移動における浪江町の傾向を分析するものです。

実証実施期間：2023年11月13日～ 2024年2月29日

「なみえ I・DO アプリ」とは

浪江町内のイベント情報の確認や、移動距離や手段に応じて各種特典との交換が可能になる「ポイント付与サービス」を利用できるアプリです。

「なみえ I・DO アプリ」の機能紹介

・活動履歴の記録/ポイント交換

　1日の移動履歴を「徒歩」、「滞在」、「自動車」、「自転車」といった様々なジャンルごとに登録

・アプリ上の「イベントカレンダー」で、浪江町内で行われる最新のイベント情報を知る

・【新機能】まちの変化投稿サイト「なみえのまちを調べ隊」

　ユーザーが気付いた“まちの変化”を投稿できる「なみえのまちを調べ隊」機能を搭載

▼アプリのインストール方法

App Store/Google Playストアから「なみえ I・DO アプリ」と検索してインストールしてください。

【レイ・フロンティアの役割】

レイ・フロンティアは、長年培ってきた位置情報解析の力を通じて地域住民の移動や、公共交通機関のサービス最適化など住みよいまちづくりに新たな可能性を広げます。独自の統計分析とデータ解析の手法を基に、住民がどのような移動手段を用いて移動しているかを知ることにより、過疎化や高齢化の進んでいる区域の明確化、各地域の課題の発見、解決への手掛かりになることでしょう。人流分析を行うことで企業誘致や移住者誘致にも繋がり地域の活性化にも繋がります。