災害時の安否確認実証実験・LINEとチャットボットで地域の情報を集約

豊中市は、柔軟な発想・優れた技術力を持つ民間事業者等と協働して、地域課題の解決をめざすプロジェクト「Urban Innovation TOYONAKA（アーバンイノベーション豊中）」において、今年度は５つのプロジェクトを採択。その第5弾として、株式会社ウェザーニューズ（千葉県千葉市）と協働で「避難に支援が必要な市民の安否確認に関する実証実験」を行っています。

【避難に支援が必要な市民の安否確認に関する実証実験概要】

 

1. 実施期間
令和3年（2021年）10月から令和4年（2022年）2月まで

2. 実施内容
　市では災害時に支援が必要な市民（避難行動要支援者）の安否確認を、地域のボランティアの皆さんに協力いただきながら実施しています。今回の実証実験では、関係者と市がリアルタイムで情報連携する支援ツールを開発し、試行検証を行いました。支援ツールは、LINEとチャットボットにより安否確認に関する情報等を効率的に共有するもので、今年度は開発の初期段階として庄内南校区の皆さんと意見交換やなどを行いました。
　今年度の実証実験で得られた結果を踏まえ、災害発生時の情報連携に関する課題を洗い出し、迅速な災害対応体制の構築をめざします。