キンドリル、エージェンティックAIを活用した人材戦略の策定と顧客体験の向上を支援する新サービスを提供開始
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Kyndryl Consultの新たなチェンジマネジメントサービスは、企業が従業員のAI対応を進め、働き方を再定義することを支援
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人とAIエージェントの間に動的かつ洗練されたインタラクションを実現する革新的なエージェンティックAIの体験デザインサービスも提供
ニューヨーク、2025年11月13日 –ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーであるキンドリル(NYSE:KD、以下 キンドリル)は本日、企業がエージェンティックAIをスケーラブルに活用してさらなるビジネス成果を得られるよう支援するための、組織のチェンジマネジメントに関する新たなアドバイザリーおよび実装サービスを発表しました。これらの新サービスは、働き方を再定義し、AI導入を加速させ、人とAIエージェントとの協働的なインタラクションをもたらすことで、従業員と顧客をAIの新たなステージへと導きます。
Kyndryl Consultのシニアバイスプレジデントであるイスマイル・アムラ(Ismail Amla)は、次のように述べています。「エージェンティックAIは、職務内容や働き方、企業の組織体制を急速に変革し、同時にお客様との関わり方も大きく変えていくでしょう。意図的なチェンジマネジメントと、人とAIエージェントの協働体験を通じて、従業員とお客様をいち早くAI変革へと導く企業こそが、競争優位性を獲得し、AI投資から最大限の成果を享受できるのです」
キンドリルは、AIを活用できるようにするための人材リスキリング支援、チェンジマネジメントの推進、業務プロセスの再設計、そして人とAIの協働を促進するための洗練されたAIエージェントとの体験設計と提供を通じて、企業の変革を強力に支援する体制を整えています。
企業がAI投資から大きな価値を得るには、AIエージェントと従業員体験、体系的なスキル向上、業務プロセス設計、従業員トレーニングに重点を置く必要があります。キンドリルの新サービスは、人材戦略と顧客体験をエージェンティックAIと調和させるという重要なニーズに対応するものです。
キンドリルの専門家は、グローバルな製造大手企業に向けてAI導入を前提とした企業文化、スキル向上、組織構造の設計などの新たなサービスを提供しています。また、ヘルスケア企業の従業員がAIや新しいテクノロジーを日常業務に取り入れるための支援プログラムも構築しています。
AI時代に向けた人材育成は、経営幹部にとって喫緊の課題となっています。キンドリルが発表した2025年 Kyndryl Readiness Reportによると、経営幹部の87%が今後1年でAIが自社の業務を完全に変革すると回答する一方で、従業員がAIを効果的に活用できると確信している経営幹部はわずか29%でした。また、同レポートでは企業文化がAIへの備えを左右することも明らかになりました。継続的な変革に適応する文化を持つ企業は、AI投資からプラスのROIを達成する可能性が15ポイント高く、PoC(概念実証)段階を超えてイノベーションを拡大する可能性が14ポイント高くなっています。
Kyndryl Consult とKyndryl Vitalの専門家チームはキンドリル エージェンティックAIフレームワークを活用し、企業が次のような課題に積極的に取り組めるよう支援しています。
人材変革と組織のチェンジマネジメント
キンドリルの専門家は、継続的なスキル向上を実現するためのカスタマイズされた学習プログラムの設計、提供を通じて、AIネイティブなロードマップにおいて、企業が組織構築や人材開発を迅速に推進できるよう支援します。
キンドリル エージェンティックAIフレームワークは、企業がエージェンティックAIを大規模に導入し、統合するための設計図を提供します。これと並行して、キンドリルの人材変革およびチェンジマネジメントの専門家は、AI活用が進む組織において人が担う意義のある専門職の役割を特定、再定義し、従業員がAIを受け入れ、活用し、主体的に業務に取り入れられるようにするためのアプローチを策定して提供します。
また、AI活用が進む組織内での職務の進化を踏まえ、職種横断的なスキル向上を実現するための体系的なアプローチや日常業務においてAIを活用するための実践的なトレーニングも提供します。
ビジネスプロセスの再設計
さらに、キンドリルの専門家は、企業がデジタルワークフォースを活用してビジネスプロセスを再構築する方法をアドバイスします。既存プロセスの運用方法を評価し、AI導入に向けた最適化計画を策定するとともに、新たなアプローチを支えるAIエージェントを構築します。同時に、ビジネスプロセスの変更が専門職の役割や日常業務にもたらす影響についても評価します。このロードマップに基づき、キンドリルのチームはスキルギャップを特定し、人材の将来の変化に対応できるようにするためのスキル向上とAI導入計画を策定します。
UX(ユーザーエクスペリエンス)の設計と提供
Kyndryl Vitalが推進するデザイン主導型の変革は、キンドリルが世界各地で開設しているAIイノベーションラボにおいて、人とAIの協働やデザインを促進する上で重要な役割を担っています。Kyndryl Vitalは、既存の共創プラットフォームとキンドリル エージェンティックAIフレームワークの機能を基に、AIを活用した顧客、従業員、そして市民のための新しい体験を提供します。Kyndryl Vitalのサービスは、エージェンティックAIの機能を最大限に活用し、AIがユーザーに代わって先回りして行動できるよう意図的かつ洗練された体験デザインを提供します。
キンドリルのアプローチは従来のプロンプト駆動型AIとは異なり、AIエージェントがユーザーのニーズを予測し、インタラクションを導き、豊かなUI(ユーザーインターフェース)を通じて有意義なインサイトを提供できるようにするものです。これにより、実際のビジネス成果をもたらすAIソリューションの導入が促進されます。AIを活用した共創によって、Kyndryl Vitalの専門家はキンドリル エージェンティック AIフレームワークを活用し、インテリジェントなインターフェースを通じて一貫性があり、文脈を理解した体験を生み出します。これにより、人とAIとの対話がより自然で、ビジネスにインパクトをもたらすものへと進化します。
当プレスリリースは、2025年11月13日(米国現地時間)にKyndrylが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLをご覧ください。
https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2025/11/agentic-ai-organizational-change-management
キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーで、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にアドバイザリー、インプリメンテーション、マネージドサービスを提供しています。世界最大のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーとして、世界中で日々利用されている複雑な情報システムの設計、構築、管理、モダナイズを行っています。 詳細については、www.kyndryl.com(英語)またはwww.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。
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