日本発、イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略を本格加速

~戦略的且つ機動的なアプローチで日本No.1へ。世界のデジタル資産時代をリードするロードマップを公開~

株式会社Def consulting

 株式会社Def consulting(本社:東京都港区、代表取締役:下村 優太、証券コード:4833、以下「当社」)は本日、当社のコア戦略である「イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略」の進捗状況と、今後の成長を一段と加速させるためのロードマップを発表します。

 世界中でデジタル資産の新たな潮流が勢いを増す中、当社は「日本を代表するイーサリアム(ETH)トレジャリー企業」として、イーサリアム(ETH)(※)の取得を最優先に進め、企業価値のさらなる飛躍を目指します。

(※)イーサリアム(Ethereum)とは、プラットフォーム全般の名称であり、イーサ(Ether、通貨コードETH)とはイーサリアムブロックチェーン上で使用されるネイティブ通貨であります。日本では両者をまとめてイーサリアムと呼称することが一般的であるため、本プレスリリースでもイーサリアム(ETH)と併記することとします。

イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略について

 当社は、これまで、デジタル資産という新しい領域で我が国を代表するグローバルカンパニーを創り上げるというビジョンのもと、ビットコイントレジャリーからイーサリアム(ETH)トレジャリーへと戦略の舵を切りました。
 以降、市場環境のタイミングを見極めた直接購入に加え、オプション取引の活用により関連収益を確保しつつ、段階的なETHの取得機会を模索してまいりました。
 しかし、足許の市場環境、イーサリアム(ETH)経済圏の爆発的な成長可能性、そして米国において承認された現物ETFへの資金流入といった巨大な構造転換を迎えております。
 当社は、この潮流を的確に捉え、「次のフェーズ」へと進化します。
 今後は、イーサリアム(ETH)が持つ本源的な価値とその成長性を最大限に追求するため、取得のスピードを最優先する戦略へと舵を切り、企業価値の飛躍的な向上を目指してまいります。
 これは、当社が掲げる「日本一のデジタル資産保有企業になる」という目標を、より確実かつ圧倒的なスピードで達成するための、市場環境を的確に捉えた機動的な対応です。

■イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略の進捗及び今後の戦略について

 当社は、これまで、規律ある財務戦略のもと、市場のボラティリティを考慮しながらイーサリアム(ETH)の取得を進めてまいりました。
 オプション取引などを組み合わせることで、インカムゲインを確保しつつ、より有利な条件での取得機会を追求してまいりましたが、これはあくまで初期段階の戦略です。
 イーサリアム(ETH)は、単なる「価値の保存」手段としてのデジタルゴールド(ビットコイン)とは一線を画す、Web3と呼ばれる次世代インターネット経済圏のあらゆる活動を支える「デジタルオイル」とも言うべき生産性資産です。
 そのプラットフォーム上で生まれる無数のイノベーションと実用性によって、その価値は自己強化的に増大していく可能性を秘めています。
 このダイナミックな成長の果実を最もダイレクトに享受し、株主の皆様の価値を最大化するためには、中長期的な視点に立ち、まずは圧倒的な規模のイーサリアム(ETH)を早期に確保することが最重要であると判断いたしました。
 したがいまして、今後は一定の保有規模に達するまで、取得のスピード感を最優先する戦略へと大きく舵を切ります。

■今後のロードマップ

 当社は、イーサリアム(ETH)の価値上昇によるキャピタルゲインと、保有資産の有効活用によるインカムゲインの双方を追求することで、企業価値向上を目指してまいりました。

 そのうえで、今後の市場見通しを踏まえ、改めてイーサリアム(ETH)の持つ本源的な価値に着目し、そのアップサイドを追求することが株主の皆様に最も価値を提供できる方法であるとの結論に至りました。 

 今後は、調達した資金を可及的速やかにイーサリアム(ETH)取得に投下し、トレジャリー規模の拡大を最速で達成することに注力します。
 本ロードマップは、今後の市場環境や資金調達の蓋然性を踏まえ、規律ある財務戦略のもとで柔軟に実行してまいります。

【フェーズ①:事業基盤の確立フェーズ】

 まずは、グローバルでもトップクラスのイーサリアム(ETH)保有企業となることを目指し、「100億円規模のETH取得」を重要マイルストーンと位置付けます。

 この達成に向け、以下の事業基盤を確立します。

  • 機動的な資金調達体制の構築:株式市場の動向やマクロ経済環境を常時モニタリングし、最適なタイミングで、最適な手法による資金調達を迅速に実行できる体制を構築します。

  • 市場インパクトを抑制したイーサリアム(ETH)取得手法の確立:単純な市場での買い付けだけでなく、大口取引に適したOTC(相対取引)やTWAP(時間加重平均価格)注文などを組み合わせ、市場価格への影響を最小限に抑えながら効率的にETHを取得するノウハウを蓄積します。

  • ステーキングによる安定収益基盤の構築:保有するイーサリアム(ETH)の多くをステーキングに活用し、ネットワークの安全性に貢献します。これにより、市場環境の変動に左右されない安定的なインカムゲインを確保し、財務基盤の強化を図ります。

【フェーズ②:ネクストトレジャリー企業への進化フェーズ】

 100億円超の規模を達成し、日本No.1かつグローバルでもトッププレーヤーとしての確固たる地位を確立した後は、引き続き資金調達とイーサリアム(ETH)取得を推進しつつ、その事業領域を拡大・強化してまいります。

 具体的には、より先進的な分散型金融(DeFi)プロトコル(例:リキッドステーキング、リステーキング等)の活用による収益機会の多様化や、国内外の業界関連企業・団体との連携を通じてイーサリアム(ETH)経済圏(エコシステム)全体の発展に貢献するなど、「ネクストトレジャリー企業」として、単なる資産保有に留まらない新たな価値創造を目指します。

■資金調達の考え方について

 本戦略の実行速度は、機動的な資金調達が鍵となると同時に、資金調達の不確実性は本戦略における主要な事業リスクであると認識しております。 

 当社は、投資家・株主の皆様からお預かりした資産の成長を、我々が最大のスピードで達成するための「ビークル(乗り物)」でなければならないと考えております。

 この考えに基づき、以下の判断基準を総合的に勘案し、その時々において最も企業価値向上に資すると判断される資金調達手法を選択してまいります。

【資金調達手法の選択肢】
 ・第三者割当増資新株予約権(コミットメントライン含む)

 ・株主割当増資(ライツ・イシュー)

 ・転換社債型新株予約権付社債(CB)

 ・海外市場での資金調達 等

【判断基準】
 1 株主価値の希薄化: 既存株主の皆様の利益を最大限尊重し、希薄化の影響を抑制できるか。

 2 実行のスピードと確実性: 市場機会を逃さず、迅速かつ確実に資金を調達できるか。

 3 資本コストと財務インパクト: 調達コストを抑制し、当社の財務諸表に与える影響が適切か。

 具体的な資金調達の内容につきましては、上記方針に基づき慎重な検討を重ね、正式に取締役会等で決議され次第、速やかに皆様にお知らせします。

■当社代表取締役 下村のコメント

「イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略にピボットした後、イーサリアム(ETH)の直接購入やオプション取引の活用など、様々な手法を試しながら戦略を前に進めておりました。

オプション取引などの関連収益によるプレミアムの獲得は、売上や粗利益の観点からは魅力的な選択肢であるものの、投資家の皆様にとって将来の資産成長を最大限効率的に達成するためには、やはりイーサリアム(ETH)の本源的な価値向上に着目すべきであるとの結論に至りました。

今後は、市場環境を冷静に分析し、規律ある財務戦略のもとで、ぶれることなくイーサリアム(ETH)の取得を最大最速で進めて、日本No.1、ひいてはグローバルでもトッププレーヤーとしてのポジションを形成するべく邁進してまいります。

また、株主価値の希薄化の影響を十分に考慮し、投資家の皆様にご納得いただける手法での資金調達を検討中ですので、引き続きのご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。」

参考

2025年8月25日付

新たな事業の開始に関するお知らせ (ビットコイントレジャリー戦略事業)

2025年9月17日付

トレジャリー戦略の方針転換に関するお知らせ

2025年9月24日付

イーサリアム購入完了に関するお知らせ

2025年9月26日付

イーサリアムを活用した運用開始のお知らせ

2025年10月7日付

イーサリアム(ETH)の追加取得状況に関するお知らせ

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会社概要

株式会社Def consulting

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URL
https://def-consulting.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー21階
電話番号
03-5786-3800
代表者名
下村 優太
上場
JASDAQグロース
資本金
1億円
設立
1987年08月