静岡県立美術館企画展「絶景を描く-江戸時代の風景表現-」開催
― 江戸時代の画家たちが追い求めた絶景を巡る旅をご堪能ください ―
本展では、当館および個人所蔵作品等から、各地の絶景を描いた江戸時代の絵画を中心に展示し、絶景の魅力を読み解きます。
古くから和歌に詠まれてきた名所を題材にした作例や、関西の南画家たちによって試みられた各地の名勝を理想化する表現、関東の画家たちが中心となって追究した迫真的表現などに着目して構成した展覧会です。展示の最後には、作品の題材となった風景が辿った歴史にも迫り、風景表現の展開を異なる観点からもご紹介します。
本展では、当館および個人所蔵作品等から、各地の絶景を描いた江戸時代の絵画を中心に展示し、絶景の魅力を読み解きます。
古くから和歌に詠まれてきた名所を題材にした作例や、関西の南画家たちによって試みられた各地の名勝を理想化する表現、関東の画家たちが中心となって追究した迫真的表現などに着目して構成した展覧会です。展示の最後には、作品の題材となった風景が辿った歴史にも迫り、風景表現の展開を異なる観点からもご紹介します。
- 展覧会のみどころ
当館が開館以来収集してきた富士山を描く作品の中から名品を厳選。作品の特徴を比較しながらご覧ください。
富士山をテーマにしたふたつの大作を並べて展示
原在正≪富士山図巻≫(個人蔵)と歌川広重≪不二三十六景≫(当館蔵)を比較展示。≪富士山図巻≫は、全14巻、77図、全て広げると数十メートルにもなる図巻の大作。≪不二三十六景≫は、36図からなる錦絵。両作品から選りすぐりの絶景を披露します。「富士山を様々なビュースポットから描く」-テーマは同じですが、比べることでそれぞれの作品の工夫が際立ちます。
絶景の舞台に迫る
作品の題材となった絶景は全国各地に及びます。一部作品については、学芸員が現地に赴き、調査した結果も交えてご紹介します。
- 展覧会詳細
会 期 令和4年9月10日(土)から10月23日(日)まで
開館時間 10時00分から17時30分まで(入館は17時00分まで)
休館日 毎週月曜日(9月19日、10月10日は開館し、翌日休館)
観覧料 一般800円 (前売 600円) 70歳以上400円 (前売 300円) 大学生以下の学生無料
- 関連イベント
本展覧会のテーマを、館長独自の視点で掘り下げます。
日時10 /10(月・祝)14:00~15:30
場所 静岡県立美術館講堂
講師 木下直之(当館館長)
料金 無料、申込不要
スライドトーク「絶景誕生の舞台裏」
本展覧会の担当学芸員が解説します。
日時 9/25(日)14:00~15:00
場所 静岡県立美術館 講座室
料金 無料、申込不要
その他のイベント
展示解説・ワークショップなどを開催予定
フロアレクチャー
9/18(日)、10/1(土) 14:00~
ワークショップ
わくわくアトリエ9/18(日)
実技講座10/15(土)、10/16(日)
- お問合せ
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