ローカルリーダーズミーティング2023 7/8-9(土日)宮城県気仙沼市で開催。日本全国から社会課題解決に挑む起業家、企業が参加。
3つのテーマ「人口減少社会」、「生物多様性」、「ローカルからグローバルへ」をもとに「地域発の新たな産業(ローカルインダストリー)」を生み出す合同戦略会議
全国のローカルベンチャー(地域資源を活用したビジネスの担い手)、ローカルベンチャーの育成や企業との協働による産業創出に取り組む自治体や中間支援組織、地方での新規事業を考える首都圏大手企業など、約150名が参加するシンポジウムです。報道機関の皆様には、本イベントの全てを取材いただけます。ぜひ現地での取材をご検討ください。
本イベントの見どころ
現代日本の地域社会に求められる3つのテーマ
①人口減少社会を前提とした幸福な働き方、生き方、地域づくりとは
②生物多様性や森林資源の利活用などのサステナブル産業の創出
③ローカルベンチャー×グローバル(地域企業の海外進出や連携、インバウンド観光)
テーマ別の気仙沼視察
①②③の3つのテーマに「東日本大震災の伝承と防災」を加え、地元事業者を訪問するフィールドワークを行います。
若手起業家とデジタル庁村上氏による産業構造変革への仮説の議論
基調セッションでは、デジタル庁統括官の村上敬亮氏と、フィッシャーマンジャパン代表の阿部勝太氏、陽と人(ひとびと)代表の小林味愛氏、モデレーターに青森大学の石井重成氏を迎え、震災後の東北から始まった若手起業家らによる産業構造の変革と、地域内外の連携、次世代を見据えた長期的な投資の考え方について話します。
ローカルベンチャー推進による自治体の変革
ローカルベンチャー協議会発足から7年。参画自治体の職員が、今までの成果と将来的な地方創生のビジョンについて事例を交えて語ります。
テーマ別の分科会
①②③の3つのテーマをさらに具体化し、自治体や企業における事例の共有による学び合いと、連携方針を議論します。
開催の背景と目的
ローカルベンチャー協議会設立から7年、全国で地域資源を活用したビジネスの担い手であるローカルベンチャーが生まれ続けています。一方で、個人や一企業によるゼロからの挑戦では解決できない課題も顕在化しています。
人口減少、地球温暖化、経済格差などの課題解決には、自治体の枠を超え、各セクター(行政や民間企業や中間支援機関等)の枠を超えて知見やリソースをシェアし、新たな取り組みや産業を協働して構築する動きが求められています。
ローカルベンチャー協議会では、自治体と企業の連携推進により、女性の活躍推進(気仙沼市)や、森林活用促進(島根県雲南市)などのコーディネートを行ってきました。
今回は、協議会の参画自治体のひとつである宮城県気仙沼市を舞台に以下の2つの目的で開催します。
①セクターの枠を超えた知見やリソースのシェア
行政や民間企業や中間支援機関等、それぞれが持つ情報を共有し、志を同じくする事業者間の連携のきっかけをつくります。
②未来に繋がる「投資的な」視点での対話
短期的な回収を見込むいわゆる「投資」ではなく、持続可能な地域を次世代に残すために、長期的な、金銭以外の価値もふまえた「投資的な」視点での対話から、本質的な課題とその解決のために取り組むべきことを考えます。
「ローカルリーダーズミーティング2023in宮城県気仙沼市」開催概要
【日時】 2023年7月8日(土)10:00〜19:00
7月9日(日) 9:00〜11:45
【対象】 全国の起業家、事業者、自治体職員、企業
【場所】 宮城県気仙沼市 気仙沼中央公民館(気仙沼市内の脇一丁目16番6号)
フィールドワークは気仙沼市内各所にて実施
【詳細】https://sites.google.com/view/local-leaders-meeting-2023/
【タイムスケジュール】
【内容】
■フィールドワーク
「人口減少社会と子育て・教育・働き方」「森林環境保全」「地域事業者と海外協業」「東日本大震災の伝承と防災」をテーマに各現場を訪問します。
■基調セッション「人口減少・気候変動・生物多様性-持続可能な社会に向けての新たな産業づくりにどう挑むか?(仮)」
村上 敬亮 氏(デジタル庁 統括官)※オンライン登壇
阿部 勝太 氏 (一般社団法人フィッシャーマンジャパン 代表理事/漁業生産組合 浜人 代表)
小林 味愛 氏(株式会社陽と人(ひとびと)代表)
モデレーター:石井 重成 氏(青森大学)
■ローカルベンチャー協議会オープンセッション「ローカルベンチャー施策に取り組む自治体の変化と可能性(仮)」
登壇者調整中
■分科会
①「ローカル企業版『人的資本経営』に必要なこと」 −各地でさらに"働きがい"を実現する生態系づくり−
ゲスト:青山 敦士 氏(海士町複業協同組合 理事/株式会社海士 代表取締役/株式会社島ファクトリー 代表取締役)
②働き手の背景に関わらず地域で働き・暮らし続けられる環境を考える
ゲスト:調整中
③遊休不動産を活かした、新たなエリア価値の創出
ゲスト:寺井 元一 氏(株式会社まちづクリエイティブ代表取締役アソシエーションデザインディレクター/NPO法人KOMPOSITION代表理事)
④地域における自然資源と共生した、森林から生まれる事業の始め方
ゲスト:調整中
⑤生物多様性という世界トレンドに、地域・ローカルベンチャー・企業はどう向き合うのか?
ゲスト:
岡 晴信 氏(株式会社竹中工務店 まちづくり戦略室 兼 新規事業推進グループ シニアチーフエキスパート/島根県雲南市 政策企画部)
阿部 勝太 氏 (一般社団法人フィッシャーマンジャパン 代表理事/漁業生産組合 浜人 代表)
萩原 勇一 氏(西粟倉村役場 産業観光課長)
⑥ 急回復する世界の旅行需要。変化する価値観と世界から求められる旅のカタチとは?
ゲスト:調整中
⑦ローカルインダストリーの進化が加速する地域の仕組みとは?
ゲスト:
森山 奈美 氏(株式会社御祓川 代表取締役、 いしかわ地域づくり協会 コーディネーター)
小笠原 由佳 氏(社会変革推進財団インパクト・オフィサー/日清ホールディングス社外取締役)
■若手起業家ピッチ 発表タイトルと登壇者
①外国人材の活躍&ダイバーシティー社会から得られる、ローカル中小企業の組織力と採用強化
周 謙(シュウケン)氏(Glocal HR代表)
②「自然を詰め込むお酒」福島から世界への挑戦
大島 草太 氏(株式会社Kokage 代表取締役)
③「地域課題解決事業×ふるさと納税」ふるさと納税ForGood
竹下 友里絵 氏(株式会社ボーダレス・ジャパン ふるさと納税ForGood事業部長)
④ローカルとグローバルの共創を見据えた、高付加価値インバウンドプログラム
杉本 朋哉 氏(株式会社Familyinn 代表取締役社長)
※参考リンク
・目指すは地域発のスタートアップ・エコシステム。地方創生xデジタルが日本経済に必要な理由とは?〜ローカルリーダーズミーティング2022レポート(1)〜
https://drive.media/posts/35078
・海洋プラスチックごみ問題への挑戦、若者支援、オーダーメイドの旅づくり……地域で挑戦中の若手起業家3人による事業とは?〜ローカルリーダーズミーティング2022レポート(2)〜
https://drive.media/posts/35154
・地方創生、次の10年に必要なものとは?キーパーソン4人が語る課題と展望 ~ 「分配文化」を「投資文化」へ〜
https://drive.media/posts/36275
ローカルベンチャー協議会について
全国10市町村が連携し地方創生の核となる「地方での起業・新規事業(ローカルベンチャー)」を創出するためのプラットフォームとして、事務局を認定NPO法人エティックとし2016年秋に設立。国の地方創生推進交付金の対象事業として、2020年度までの5年間(第1期)で新規起業・事業創出の件数274件、新規起業・事業創出による売上増約58億円、起業型・経営型人材の地方へのマッチング400人という成果を残す。2021年度も同交付金事業に採択され「官民共同・地域間連携による企業版関係人口創出・右腕人材マッチングプラットフォームの開発」に焦点を当てた3年間(第2期)の事業に取り組む。現在の幹事自治体は北海道厚真町、宮城県気仙沼市、岡山県西粟倉村、島根県雲南市、愛媛県久万高原町、鹿児島県錦江町の6市町村。
https://initiative.localventures.jp/
NPO法人ETIC.(エティック)について
1993年設立、2000年にNPO法人化。社会課題や都市と地方の関係、日本や世界の未来について考え、未来をつくる人たちのコミュニティづくりを推進している。主催するプログラムの参加者は延べ約12,500名。起業家輩出数は約1,900名。全国約80地域のパートナーと連携して、全国各地での起業家支援や中小企業支援にも取り組む。
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