【今後、投資資金を振り向けたい資産は?】1位は「日本株」、2位は「金(ゴールド)」に ~日経CNBC 投資家アンケート~

株式会社日経CNBC

株式会社日経CNBC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹之内源市)は2025年5月10日、現役の投資家を対象に2025年5月2日~5月8日にインターネットで実施した「今後、投資資金を振り向けたい資産」に関するアンケート結果を発表しました。結果は以下の通りです。

【詳細ページURL】

https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/3053345

アンケートは「トランプ関税を受けて世界の金融市場が乱高下しました。今後、投資資金を振り向けるならどれにしますか。次の中から最大3つ選んでください。」という質問に対し、下記の13個の選択肢から回答を選んでもらう形で実施しました。

  • 日本株

  • 日本の中小型グロース株

  • 米国株インデックス

  • 「マグニフィセント7」など米国のハイテク株

  • 欧州株

  • 新興国株

  • 世界株

  • 金(ゴールド)

  • REIT

  • 暗号資産(仮想通貨)

  • 米国債

  • 日本国債(個人向け国債など)

  • その他(具体的にお書きください)

その結果、「日本株」と答えた投資家が64.6%と、得票率が最も高くなりました。次いで「金(ゴールド)」との回答が28.6%あったほか、「日本の中小型グロース株」が23.8%、「米国株インデックス」が15.6%となりました。

5月14日(水)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの松本 清一郎と岡村 友哉が調査結果やその背景について語りました。

<岡村 友哉>

「日本の中小型グロース株」が3位に入ったのは意外。グロース市場の上場維持基準が厳しくなるとの方針が伝わり「東証改革のグロース市場版」が始まるんじゃないかという希望的な楽観が入っているのではないか。

<松本 清一郎>

4月はトランプ関税の導入を受けて「米国資産離れ」が一時、金融市場で広がった。米国株に代わる投資資金の受け皿として、日本のディフェンシブ株やREIT、金(ゴールド)が消去法的に選ばれた面が強いと思う。

●番組の映像は「日経CNBC online」とYouTubeチャンネルで無料公開

〈日経CNBC online〉

 ⇨ https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/58507

〈日経CNBC 公式YouTubeチャンネル〉

 ⇨ https://youtu.be/rEwopQuDrTA


アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。

「日本株」を選択された方のコメント

・今、今日の時点で資金を振り向けるとすれば、日本株しか選択肢はないと思います。トランプ関税の行方もはっきりしない。はっきりできるか、できないかさえわからない以上、投資は様子見が賢明だと思っています。あえて投資するなら、国内のディフェンシブ銘柄ではないでしょうか。(いつも心に仕事熱心な曽根キャスター)

・日本企業も米国の関税の影響を多少なりとも受けると思うが、他の国々との貿易を日本政府主導で、どんどん進めていくと思うので、特にデメリットは感じていない。むしろ、配当重視で下落したらどんどん買っていこうと思う。(ドランプ)

・知らないものには投資しないという大原則に則ると圧倒的な情報量を得られる自国の企業一択ではないでしょうか。(実質的な上場らいららぁーい)

「日本株」「日本の中小型グロース株」「金(ゴールド)」を選択された方のコメント

・過去30年以上前から株式投資、純金積立、投資信託、外貨預金、外債投資等経験しましたが、最終的には株式投資と純金積立に絞り込みました。積極投資と守りの金です。株式は成長によるリターン。金は価値の変わらないもの。仮想通貨は国際間の信用によって成り立っているもので何の裏付けも無い物、極めて危険なものと思っております。最近は純金ETFにも投資しています。(ロッキー)

・日本株は未だに割安であること。ドル安を受けて円高基調となり内需関連が恩恵を受ける。特にDXやAI、宇宙関連、創薬などで新しい企業が伸びると思う。ゴールドは高いが、さらに買われると思う。(初心者)

「日本株」「日本の中小型グロース株」「日本国債(個人向け国債など)」を選択された方のコメント

・長期保有は使用頻度が高い株主優待を基本にしていれば乱高下しても気にすることは無いし、下落局面で買えば資産の平均コストを抑えることが出来る。中小型グロース株は成長を見極めながら投資。分散投資目的に利息が上昇した個人向け国債も買いやすくなっていると思う。(チタン)

「日本株」「世界株」を選択された方のコメント

・日本株は為替リスクがなく、タイムラグもなく、情報量も十分にあるため。世界株は株式投資として究極の分散投資で新NISAの積み立て枠が使えるから。リスク管理はキャッシュポジションで調整する。(renbajinharuhi(れんばじんはるひ))

「金(ゴールド)」を選択された方のコメント

・トランプ大統領が不安要素発言をすると金価格が上がり、ここ数週間は高値を付けていて、何を言うか分からないゴールド大好き大統領対策として金はありかと。。去年の暮れに手に入れた15gの金価格を4月上旬から毎日チェックしています。(mj)

「金(ゴールド)」「REIT」「米国債」を選択された方のコメント

・日本はなかなか利上げ出来ないし、アメリカもインフレが収まらないので利下げ出来ないと思われます。またトランプ関税により、日米共に景気も徐々に右肩下がりになりそうなので安全資産に資産を振り向けようと考えてます。(カゴポン)

「日本の中小型グロース株」「新興国株」「金(ゴールド)」を選択された方のコメント

・関税の影響を受けにくい資産として、日本株の中小型グロース銘柄を探し、アメリカと上手に交渉している国であるのでインド株ETF(新興国株)も買いたいです。さらに、従来は金利が発生しないということでやや異質な資産クラス扱いだったゴールドですが、世界経済の不確実性とドル離れの受け皿として、「株の成長+配当」や国債利回りを上回る価格上昇が当面見込まれ、米国中間選挙までは候補に加えます。(笑ゥいんヴぇすたぁ)

「米国株インデックス」「新興国株」「暗号資産(仮想通貨)」を選択された方のコメント

・トランプ大統領の関税政策によって各マーケットは乱高下しました。この下落した相場の回復は時間がかかると言われていましたが、想像より早く回復傾向です。米国株式は過去にも多くのショックを経験しましたが、結果的に上昇しており日本をはじめとする市場よりも回復が早いです。やはりベースは米国株になると思います。また、トランプ大統領は就任100日を迎えた時に選挙公約である「アメリカを暗号資産の首都にする」に基づいて、仮想通貨業界を支援する施策を発表しました。私は仮想通貨には興味がなかったですが、投資することにしました。最後に新興国は関税政策によってダメージを受けましたが、今後はディールによって改善されると考えられますし、新興国の成長力は魅力的であり長期保有には外せないと思います。(茶々)

そのほか、回答の一部は日経CNBCの公式ホームページでも公開中です。

https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/3053345

調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:144件(20代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2025年5月2日~2025年5月8日
調査主体 :株式会社 日経CNBC


日経CNBCについて

日経CNBCは、日本経済新聞社と米国4大ネットワークのひとつNBCの関連会社CNBCが中核になって1999年10月に開局したマーケット・経済専門チャンネルです。ボーダレス化が進む世界経済の迅速かつ正確な経済・マーケット情報を24時間ノンストップで提供しています。
詳細はこちら:https://www.nikkei-cnbc.co.jp/

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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区大手町1-3-7 日本経済新聞社 東京本社ビル
電話番号
-
代表者名
竹之内 源市
上場
未上場
資本金
-
設立
1999年07月