株式会社古窯ホールディングス、株式会社明友の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

〜 山形の「食」と「宿」の連携で、新たな観光価値を創造し、地域活性化に貢献 〜

左:株式会社明友 代表取締役会長 西塚耕一 右:株式会社古窯ホールディングス代表取締役専務 佐藤太一

山形県内にて「日本の宿 古窯」などを運営する株式会社古窯ホールディングス(本社:山形県上山市、代表取締役専務:佐藤 太一、以下「古窯HD」)は、本日、尾花沢市を拠点に「くぢら餅」をはじめとする和菓子の製造販売および「そば処 明友庵」などを展開する株式会社明友(本社:山形県尾花沢市、代表取締役会長:西塚 耕一、以下「明友」)の全株式を取得し、完全子会社とすることについて、両社間で合意に至りましたことをお知らせいたします。

1.本件M&Aの目的と背景

明友は、1897年の創業以来、120年以上にわたり尾花沢の地で「くぢら餅」や「くるみゆべし」といった郷土菓子の伝統の味を守り育て、地域を代表する食品企業として親しまれてまいりました。また、銀山温泉での店舗展開や「そば処 明友庵」の運営を通じて、山形の豊かな食文化の魅力を発信し続けています。

一方、古窯HDは「一旅の記憶を、一生の感動に。」を理念に掲げ、宿泊事業を中心にお客様に最高のおもてなしを提供することを目指してまいりました。その中で、旅の喜びを深める「食」の充実は最も重要な要素の一つであると考えております。

この度のM&Aは、長年にわたり素晴らしい技術と郷土の味を育んできた明友の事業を未来へと継承するとともに、両社の強みを掛け合わせることで、山形の観光産業に新たな価値を創造し、地域社会の発展にさらに貢献できるとの確信から合意に至りました。

今後は、古窯グループが持つおもてなしのノウハウや顧客基盤と、明友が持つ伝統の菓子製造技術や地域の食に関する知見を融合させ、相乗効果の創出を目指してまいります。

2.今後の体制について

明友の現代表取締役会長である西塚耕一氏は退任し、新経営体制で事業の発展に尽力してまいります。また、明友の社員スタッフの皆様の雇用は維持し、創業120年以上長年親しまれてきた屋号や商品は今後も大切に守り育ててまいります。お取引先の皆様とも、従来通りの関係を継続・発展させてまいります。

3.両社代表のコメント

株式会社古窯ホールディングス 代表取締役専務 佐藤 太一 

「この度、尾花沢の地で愛され続ける明友様を、グループの一員としてお迎えできることを心から嬉しく思います。西塚会長をはじめ社員の皆様が、真摯にお客様と向き合い、守り続けてこられた伝統の味と技術に深い敬意を表します。これからは両社の力を合わせ、山形の素晴らしい『食』体験の魅力をさらに高め、この地を訪れるすべてのお客様に忘れられない感動をお届けすることで、故郷やまがたの発展に貢献してまいる所存です。」

株式会社明友 代表取締役会長 西塚 耕一 

「当社は、菓子製造を主に、銀山温泉明友庵、そば処明友庵、大正ろまん館等を経営しておりますが、後継者不在の背景と将来への企業成長を目指し、この度、株式会社古窯ホールディングス様のグループに参画する運びとなりました。私は退任となりますが、株式会社明友は古窯ホールディングス様の手掛ける事業との相乗効果により更なる企業成長を図ってまいります。地域の皆さまをはじめ、これまで当社を支えてくださった皆さまに対しまして心より感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。」


4.両社の概要

(1) 株式会社古窯ホールディングス

所在地: 山形県上山市葉山5-20

代表者: 代表取締役専務 佐藤 太一

事業内容: 旅館・ホテル業、飲食店の経営、観光施設の運営など

ウェブサイト:https://www.koyo-gr.com/

(2) 株式会社明友

所在地: 山形県尾花沢市大字五十沢字前森山1432-1

代表者: 代表取締役会長 西塚 耕一

事業内容: 和洋菓子の製造・販売、飲食店の経営(そば処等)

ウェブサイト: https://www.meiyuu.com/

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会社概要

URL
https://www.koyo-gr.com/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
山形県上山市葉山5-20
電話番号
-
代表者名
佐藤信幸
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年09月