AIは私たちの仕事や働く意識をどう変えるのか?最新レポートを発表

AIスキルを学びたいのに研修機会が不足している実態が明らかに。ランスタッド「AI導入と仕事への影響についての調査」でAIは従業員が学びたいスキルの第3位、実際に研修を受けられた人はわずか13%  

ランスタッド

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 猿谷哲)は、AI(人口知能)導入と仕事への影響についての調査レポートを12月13日より日英両語で公開いたします。ランスタッドが毎年実施している世界の働く意識調査「ワークモニター2023*¹」の派生レポートで、5ヵ国(米国/英国/オーストラリア/インド/ドイツ)の労働者7,100人を対象に調査し、AIが仕事に与える影響の有無や、AI研修の需給ギャップ、職場におけるAIの活用方法への期待値と脅威などについて、労働者の意識や雇用主に求められる対応について解説しています。

47%が職場でのAIの活用に期待、仕事への影響を懸念している(39%)を大きく上回る結果に
AIの急速な発展に伴い、人間はテクノロジーに取って変わられる運命なのかという疑問については、当調査では期待値が上回る結果となりました。52%の労働者がAIは雇用を脅かす存在ではなく自身のキャリアアップや昇進につながるものだと考えており、53%がより多くのAI研修を受けて将来のキャリアや収入増に繋げたいと答えています。職場におけるAI活用に最も期待している世代はミレニアル世代(53%)で、また本調査では地域によるAI活用の見通しや考え方の違いも示しています。

AIについての知識が必要とされる職務が20倍に急増
50%以上の従業員がAI研修を求めるも、過去1年間にAI研修を受けたのはわずか13%
2023年春以降、AIスキルに言及した求人情報は20倍に増加する一方、研修機会は最小という結果が判明しました。50%の労働者が求める研修スキルとしてAIをあげており、マネジメント・リーダーシップ、ウェルビーイング・マインドフルネスに続き3番目に需要が高いものの、実際に研修を受けたと答えたのは13%という結果になりました。雇用主は、このような研修機会の受給ギャップを認識し従業員が変化に適応できるよう支援する必要があります。特にZ世代は仕事の柔軟性よりも研修育成を重視しており、会社が学習と能力開発を提供してくれない場合、47%が会社を辞めると回答しており、適切な能力開発機会の提供を重視する必要があります。

AI導入を急速に進める中で、労働者が変化に適応できるよう支援する戦略が必要
多くの企業がAI導入を急速に進める中で、働き手が変化に適応できるよう支援する必要があります。人々はテクノロジーに対して恐怖心よりも期待を抱いていますが、転換期においては、影響を受けると見込まれる人々が、異なる業種に対応できるよう訓練機会を提供したり、キャリア転換支援を行うなどの支援が必要です。本レポートでは企業は労働者の意見を収集しながら、AIの利点と必要性を徹底して説明して変革を推進し、研修育成を充分に提供することでより価値の高い仕事に集中してもらえるようにするべきだと解説しています。


2023年Q3 ランスタッド・ワークモニターパルスサーベイ
https://services.randstad.co.jp/download/workmonitor2023 















*¹「ランスタッドワークモニター2023年レポート」日本語版、 英語版(オリジナル)ともに無料でダウンロードできます。 https://services.randstad.co.jp/download/workmonitor/2023-form



■ ランスタッドの会社概要
[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設  立] 1960年10月
[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 46,000人
[売  上] 3兆9,000億円(275憶6,800万ユーロ) 2022年度実績(12月決算)
[資 本 金]  6,953億2510万円(49億1500万ユーロ) 2022年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ141.47円換算/ 2022年12月末時点)

■ ランスタッドについて
ランスタッドは世界最大*²の人材サービス会社であり、クライアントから選ばれるパートナーです。私たちは、あらゆる背景を持つ人々に公平な機会を提供し、急速に変化する仕事の世界でも常に求められる存在であり続けられるよう支援しています。私たちは労働市場を深く理解し、クライアント企業が成功するために必要な、高品質で柔軟なワークフォースの実現を支援します。世界中で46,000人の社員が、一人でも多くの人が仕事を通じて真の可能性を発揮できるよう支援することで、社会にポジティブなインパクトを与えています。

1960年に設立されたランスタッドは、オランダのディーメンに本社を構えています。2022年には、39の市場において、200万人以上の人々が心地よく感じる仕事を見つける手助けをし、23万人以上のクライアント企業へ人材ニーズに関するアドバイスを行ってまいりました。約276億ユーロの収益をあげています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ランスタッド・ホールディングスのウェブサイトをご参照ください。www.randstad.com


*²  Staffing Industry Analysts 2021、人材サービス企業売上ランキングより


■ Award/表彰ほか

  • Great Place to Work® Institute Japanより「働きがいのある会社」に2年連続認定(2023年9月)

  • LGBTQ+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を3年連続受賞

  • ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)
     プロフェッショナルサービス部門 8年連続選出(人材サービス企業として唯一)

  • 「D&Iアワード2023」より最高評価のベストワークプレイスに認定 (2023年12月)


■ ランスタッドのホワイトペーパーとコンテンツ

  1. ランスタッド・エンプロイヤーブランド2023 https://services.randstad.co.jp/ebr

  2. ランスタッドワークモニターレポート (下記のリンクよりダウンロードいただけます)
    https://services.randstad.co.jp/download/workmonitor/2022-form

  3. ランスタッド法人向けブログ「WorkforceBiz」https://services.randstad.co.jp/blog

  4. ランスタッド個人向けコンテンツサイト「キャリアHUB」https://www.randstad.co.jp/careerhub/

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会社概要

ランスタッド株式会社

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URL
https://www.randstad.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
電話番号
-
代表者名
猿谷 哲
上場
海外市場
資本金
1億円
設立
1980年08月