〔福島〕生協宅配で家にいながら地域貢献　フードドライブ2月13日（月）から　

家庭に眠る食品回収で、生活困窮者支援と食品ロス削減

生活協同組合パルシステム福島（本部：いわき市常磐西郷町、理事長：高野祐子）は2月13日（月）から2月17日(金)まで、宅配利用者へ未利用の食品提供を呼びかけるフードドライブを実施します。食品は生協の商品配達時に回収し、NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわき（いわき市、吉田恵美子理事長）と郡山市子ども政策課が生活困窮者支援に活用します。

宅配受け取り時に家庭で眠る食品を寄贈
パルシステム福島は生活困窮者支援と食品ロス削減を目的にフードドライブ活動に取り組んでいます。イベントの開催時などに参加者への協力を呼びかけてきました。今回は、宅配利用者に家庭で眠っている食品を募集し、商品の配達時に受け取ります。
配送担当者は毎週、商品を届ける際にリユースビンや牛乳パックなどのリサイクル資材を回収しています。このシステムを活用し、1週間限定で宅配時に実施します。
集められた食品は、NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきと郡山市こども部子ども政策課が生活困窮世帯や郡山市内の福祉施設などに寄贈します。

頼もしいパルシステムの仲間が支える活動
パルシステム福島は、昨年度も同時期に利用者に協力を呼びかけ、865.5㎏の食品を回収しました。NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきに食品を贈呈した際には、吉田理事長から「みなさんからさまざまな食品を分けてもらえ、パルシステム福島を利用する頼もしい仲間が活動を支えてくれると実感します」と感謝のメッセージを受け取りました。
同団体とは東日本大震災の発災以降、被災者支援や地域での孤立を防ぐ居場所づくりなどの活動で連携しています。その他の多様な地域の課題解決に向けて、行政や多くの市民団体とも連携を深めています。
パルシステム福島はこれからも、利用者とともに地域の活動を応援し、心豊かなくらしと共生の社会創りを目指していきます。
 
フードドライブ実施概要
受付期間：2023年2月13日（月）～2月17日（金）
受付食品：賞味期限が1カ月以上ある未開封で破損していない常温保存品
　　　　　米・乾麺などの穀類、レトルトパウチ品、缶詰、瓶詰、インスタント食品、飲料、調味料、菓子など
　　　　　米は玄米か精米後1年以内
受付上限：10㎏程度まで（配送業務と同時に回収するため）
受け取れない食品：アルコール類、生鮮食品、自家製食品

寄贈式概要
＜ＮＰＯ法人ザ・ピープルフードバンクいわき＞
日時：2023年2月22日（水）11：００～
会場：生活協同組合パルシステム福島本部 　いわき市常磐西郷町落合278

＜郡山市こども部こども政策課＞
日時：2023年２月中を予定
会場：郡山市こども政策課 　福島県郡山市朝日1-23-7

昨年度のNPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきへの贈呈式

【組織概要】
生活協同組合パルシステム福島
所在地：福島県いわき市常磐西郷町磐西郷町落合278、理事長：高野祐子
出資金：9億25百万円、組合員数：4万人、総事業高：40.9億円（2022年3月末現在）
HP：https://www.palsystem-fukushima.coop/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地：東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長：大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,569.1億円/組合員総数168.3万人（2022年3月末現在）
会員生協：パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP：https://www.pal.or.jp