「生成AIの差別化」は現場データで決まる！ジョリーグッドが、現場360度映像のビッグデータ化のラボ開設、AI生成ツールを無料公開
Multimodal AI Lab（マルチモーダルAIラボ） で360度画像を生成しAI解析できる「POVワールドジェネレーター」を提供
株式会社ジョリーグッド（本社：東京都中央区、代表取締役CEO：上路健介、以下「ジョリーグッド」）は、AI時代における企業の真の差別化要因である「独自の教師データ」を、360度映像撮影とAI解析により構築・活用する産業共創プロジェクト「Multimodal AI Lab（マルチモーダルAIラボ）」を2025年12月に正式開設いたしました。あわせて、テキスト入力だけで職場の360度POV（当事者目線）映像をAI生成し、解析結果と経済効果まで可視化できる体験ツール「POVワールドジェネレーター v1.0」の無料公開を開始しました。
Multimodal AI Lab（マルチモーダルAIラボ）
https://multimodal-ai.tech/
1. 生成AI時代のパラドックスと競争優位性の本質
ChatGPTのような生成AIツールの急速な普及により、多くの企業が同様のツールを容易に導入できるようになりました。しかし、その結果、サービスや解決策の同質化リスクが増大しています。調査によると、AI導入企業の約70%が「同質化による差別化の困難」を報告しています 。
AIの性能と事業価値を左右する真の要因は、最新のAI技術力やモデルそのものではなく、AIに与える「学習データの質と量」、すなわち独自性にあります。特に、公開データや一般的なデータ（Web・SNSの行動ログなど）に頼ったAIでは、競合と同じ「平均的な答え」しか生まれず、競争優位性は構築できません。
真の競争優位性は、他社が短期間で模倣不可能な企業独自の「リアル現場データ」（業務ノウハウ、プロセスデータ）の蓄積から生まれます。
■ なぜ「360度映像」なのか？ 人の視野の12倍の情報量を一度に収集
ジョリーグッドが提唱する「360度映像×AI解析」アプローチの核心は、撮影効率と情報密度の圧倒的な優位性にあります。
2. マルチモーダルAIラボが提案する「リアル現場データ」戦略
本ラボは、参加企業の「現場」を「資産」に変換する産業共創プラットフォームです。
参加企業は、他社が真似できない独自のデジタル商品（教育パッケージや解析サービス）を共同開発し、新規事業化も可能です。
このVRCHELを活用し、AI時代の差別化の鍵となる「現場のリアルな教師データ」を収集・活用するプラットフォームとして、「POVワールドジェネレーター v1.0」の提供を開始しました。
■ 「POVワールドジェネレーター」360度映像の可能性を"今すぐ"体験
360度映像を体験したことがない企業でも、その価値を即座に理解できるよう、テキスト入力だけで職場のPOV映像をAI生成できる体験ツールを開発しました。
【主な機能】
場面と職種を入力：
「救急センターの研修医」「自動車工場の作業員」など、シチュエーションを入力
当事者目線POV画像 → 360度画像 を自動生成
→ 画像はそれぞれ動画化も可能（週5本まで）
AI解析レポート自動作成：
シナリオ別METRICS（危険予測スコア、生産性スコアなど）
経済効果試算（従来手法との比較、ROI計算）
HTMLレポートのダウンロード機能
VRフル画面再生対応：生成した360度映像をブラウザ全画面でVR的体験が可能
➡️ 体験URL: https://multimodal-ai.tech/pov/
■ 将来展望：設計・開発領域への応用も視野
現在は教育・技能伝承・業務改善に焦点を当てていますが、収集した現場ビッグデータは以下への応用も可能です。
【代表コメント】
Multimodal AI Lab所長 上路健介 （株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO）
「生成AIツールの民主化により、誰もが高度なアウトプットを得られる時代になりました。しかし、それは同時に『誰もが同じ答えしか得られない』時代でもあります。真の差別化は、AIに何を学ばせるか、すなわち独自の教師データにかかっています。
私たちが10年以上蓄積してきた360度映像制作とAI解析の技術は、まさにこの課題を解決するために存在します。現場には、まだデータ化されていない宝の山が眠っています。Multimodal AI Labを通じて、日本の製造業、医療、建設業の『暗黙知』を世界に誇れる『データ資産』に変えていきます。」
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ジョリーグッド 広報担当 E-mail：pr@jollygood.co.jp
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