クリクラ事業を展開するナックがABILI Clipを導入
研修のオンライン化により受講率昨対比160%を達成。全国どこでも資格取得、非正規社員のスキルアップ促進を実現
概要
ナックでは、「クリクラ」というウォーターサーバーの製造・配達・メンテナンスを行っています。水道水を原材料として工場でクリーンな水を作り配送し、容器を回収するスキームを500社の加盟店と共に展開しています。
クリクラでは特に衛生管理を重視しており、すべてのウォーターサーバーのメンテナンスを年に1回必ず実施しています。メンテナンスには厳格な基準があり、ライセンス保持者のみが完全な洗浄作業を行うことができます。研修は企業内大学「クリクラカレッジ」で行われ、修了者のみにライセンスを付与してきました。しかし、対面型の集合研修であるため、研修場所が遠い、小さい子供がいるなどの理由で参加が難しいスタッフも多く、受講率に課題がありました。
この課題を解消するため、ABILI Clipを導入し、研修をオンライン化する取り組みを始めました。全国の主要都市6ヶ所で年24回実施している研修の一部をリモート化し、多くのスタッフにメンテナンスライセンスを付与できる体制構築を目指します。
活用方法
クリクラでは、従来の対面研修とABILI Clipを活用したリモート研修を組み合わせたハイブリッド方式で研修を実施しています。対面研修では、コミュニケーションやチームワークの醸成、マインドセットなどを中心に行い、資格制度や各種スキル研修の事前トレーニングなどはリモートで学べる体制になっています。
メンテナンスに関するリモート研修では、本部が手順を「お手本動画」として保存します。スタッフは手持ちのデバイスで動画を再生して学びます。その後、実際に洗浄などの動作を実践し、動画撮影をしてABILI Clipにアップロードします。本部担当者は動画で出来栄えを確認し、コメントや合否をつけます。
導入後、研修受講率が昨対比160%を達成
これまで、ライセンス付与に関わる研修の参加者は年間で80~90名程度でしたが、リモートでの運用に変更してから130名程度になり、受講率は昨対比約160%となりました。
また、受講者自身が納得いくまで動画を何回も見直したり、忘れてしまった知識を繰り返し確認して理解を深めることができるようになりました。
ご担当者のコメント
クリクラカレッジ 学長 安藤 欽一 様
動画を活用した研修にすることで効果が高まり、それがサービス品質の向上に繋がる好循環が生まれていると感じています。受講率や研修効果が向上しただけでなく、お客様センターに寄せられる声を見ていくと、サーバーの交換や現場スタッフの対応によって安心感が生まれ、それが契約更新の理由になっていることもわかりました。
また、高齢のスタッフや、デジタルリテラシーがあまり高くないスタッフも、提出するための動画にこだわりをもって撮影していたり、何度も見直しをしていることも多いと感じています。
いつでもどこでも学べる環境を構築したことで、より多くのスタッフにライセンスを付与することができていると実感しています。
さらに詳しい記事はこちらでお読みいただけます。
https://service.clipline.com/case/nac
インタビュー動画はこちら。
ABILI Clip について
短尺動画などのコンテンツと双方向のコミュニケーションの仕組みを活用し、「経営層」「ミドル層」「現場」全ての課題を解決する実行支援システムです。スタッフの役割・能力に応じた適切な教育や業務徹底に加え、デジタル上でのナレッジマネジメントを実現します。
サービス紹介動画:
ClipLine株式会社について
ミッション:「できる」をふやす
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設 立 :2013年7月11日
所在地 :〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町 15 グランファースト神田紺屋町 5F
資本金 :4億円(資本準備金含む。2023年8月31日現在)
企業URL :https://corp.clipline.com/
サービスサイト:https://service.clipline.com/
事業内容 :多拠点ビジネスの潜在力を引き出す「ABILI(アビリ)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社 担当:井上
TEL:03-6809-3305
Email: pr@clipline.jp
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