高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親と教師の意識)
高校生は金融に関して「学びたい」が60.3%・学びたい項目は「適切な収入・支出の管理方法」・高校生の金融教育の義務化について「知らなかった」高校生が63.2%、高校生の親は47.1%
https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-220825.html
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2104.html
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)はMMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所と共同で、「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親と教師の意識)」を実施いたしました。
高校生とその親向けに、予備調査では15歳~69歳の全国の男女50,000人、本調査では高校生481人、高校生の親1,000人の計1,481人を対象に2022年6月24日~6月28日の期間で実施いたしました。
高校教師向けに、予備調査では20歳~69歳の教育関係者10,000人、本調査では高校教師500人を対象に2022年6月24日~6月27日の期間で実施いたしました。
※高校生とその親向け調査では、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。
第1弾では、「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親のお金に対する意識)」(https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-220824.html)を発表しました。第2弾は学習指導要領の改訂で今年の4月から高校で金融教育が始まったことを受け、高校教師も加えて金融教育の現状を調査しました。
なお、調査結果について、家計再生コンサルタント・株式会社マイエフピー代表の横山光昭氏より専門家コメントをいただきました。
【調査結果サマリー】
高校生1,534人と高校生の親2,503人を対象に、2022年4月より高校生に対する金融教育が義務化されたことへの認知を聞いたところ、高校生(n=1,534)の63.2%、高校生の親(n=2,503)の47.1%が「知らなかった(今初めて知った)」と回答した。
高校生の親:金融教育が行われるべきと感じる場所は「学校での授業」が51.6%
高校教師:金融教育で必要だと思うことは「家庭での指導」が32.2%
高校生とその親向け調査で予備調査から高校生の親1,000人を抽出し、高校生の子どもの金融教育が行われるべきだと感じる場所について聞いたところ(複数回答可)、「学校での授業」が51.6%で最も多く、次いで「学校でのセミナー・イベント」が34.6%、「家庭内での指導・教育」が25.0%となった。
続いて、高校生が金融や経済に関する知識や判断力(金融リテラシー)を十分に身につけていると思うかについて聞いたところ、「どちらかといえば身につけていないと思う」と「身につけていないと思う」を合わせて身についていないと思うと回答したのは60.6%となった。
次に、高校生の金融リテラシーを「どちらかといえば身につけていないと思う」もしくは「身につけていないと思う」と回答した高校教師303人を対象に、高校生が金融リテラシーを身につけていないと思う理由について聞いたところ(複数回答可)、「お金や金融について学ぶ機会が今までなかったから」が38.6%で最も多く、次いで「学校の授業だけでは、補えないと感じるから」が36.6%、「お金や経済に関する知識がないと感じるから」が36.0%となった。
家庭内の金融教育での悩みは「自分の金融に関する知識が不足していること」が最多
高校生の親1,000人を対象に、家庭内での金融教育の実施について聞いたところ、「実施している」が16.9%、「以前実施していた(今は実施していない)」が7.8%、「実施していないが、実施しようとは思っている」が36.6%、「全く実施していない(実施する予定もない)」が38.7%となった。
その中で今後学んでいきたい項目は「適切な収入・支出の管理方法」が52.8%で最多
高校生とその親向け調査で予備調査から高校生481人を抽出し、今後金融に関して学んでいきたいかについて聞いたところ、60.3%が「学びたい」と回答した。
次に、今後金融に関して学びたいと回答した高校生290人を対象に、今後学んでいきたい金融に関する項目について聞いたところ(複数回答可)、「適切な収入・支出の管理方法について」が52.8%で最も多く、次いで「保険の種類と必要になる金額の理解について」が52.4%、「住宅ローンやカードローンの仕組みやリスクについて」が51.0%となった。
高校生の親:「お金の大切さの理解」「お金を計画的に使うこと」がともに42.3%
高校教師:「お金の大切さの理解」が52.4%、「自分のお金を管理できること」が50.4%
高校生の親1,000人を対象に、家庭内の金融教育で親が子供に求めることについて聞いたところ(複数回答可)、「お金の大切さを分かってほしい」と「お金を計画的に使えるようになってほしい」がともに42.3%で最も多く、次いで「自分のお金を管理できるようになってほしい」が39.9%、「お金を無駄遣いしないでほしい」が35.6%となった。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
【家計再生コンサルタント 横山 光昭氏からのコメント】
今回の調査から率直に感じたのは、高校生の自分名義の口座所持率は、まだ61%、そして、キャッシュレス決済は進んでいるとはいえ、現金に代わるVisaデビットなど即時決済の支払い方法の認知向上がますます必要であることの発見でした。
Visaデビットは、ネットショッピングにも使えますし、タッチ決済もできるなど、どんどん便利になっています。Visaデビットと紐づく口座にそれぞれの支払いやチャージ、出金のすべてが記録されるので、お金をどう使ったかの足跡も一か所で確認することが可能です。
日本で発行され始めた当初から、15歳以上 の高校生から所有できました。(※)私には6人の子どもがおり、15歳以上は4人。全員、高校入学時にVisaデビットを作らせ、使わせています。口座の管理はもちろん自分。使うと確実に自分の口座内のお金が減りますから、「どうやると自分のお金を有効的に使えるのか」を考えるようになります。口座にお金を残しておきたいという気持ちも生まれるでしょう。
※発行会社によって異なります。詳しい条件等については、発行会社にご確認ください。
また、お財布の中のお金は使うと減り、やがて何にいくら使ったかわからなくなりますが、(Visaデビットなら)口座に記録されるので、支出の振り返りも容易です。親子でお金の使い方を確認したり、改善点を話し合うこともできます。
つまり、活用の仕方次第では、今回の調査で高校生が学びたいと回答しているお金のこと、親、教師側が望むお金の大切さや使い方、管理を学ばせたい、または身に着けてほしい 教育の助けになる部分も大きいのです。
キャッシュレス決済を高校生が覚える必要はないとお考えの親御さんもいらっしゃるでしょうが、今はキャッシュレスでなければ買い物ができなかったり、余分な手数料が発生するような状況です。キャッシュレス決済の初めの一歩としても最適なVisaデビットは、社会に出る前のお子さんにも、活用してほしい決済手段の一つです。
横山光昭(よこやま・みつあき)
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の問題の抜本的解決、確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。
これまでの家計相談件数は2万4000件を突破。各種メディアへの執筆・講演も多数。
著書は100万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』を代表作とし、著作は162冊、累計360万部となる。
個人のお金の悩みを解決したいと奔走するファイナンシャルプランナー。
【調査概要】
「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親と教師の意識)」
■高校生とその親向け調査
調査期間:2022年6月24日~6月28日
有効回答:<予備調査>50,000人<本調査>1,481人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>15歳~69歳の全国の男女<本調査>高校生、高校生の親
※高校生(n=481)、高校生の親(n=1,000)
設問数 :<予備調査>14問<本調査>24問
■高校教師向け調査
調査期間:2022年6月24日~6月27日
有効回答:<予備調査>10,000人<本調査>500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>20歳~69歳の教育関係者<本調査>高校教師
設問数 :<予備調査>14問<本調査>14問
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2104.html
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)はMMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所と共同で、「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親と教師の意識)」を実施いたしました。
高校生とその親向けに、予備調査では15歳~69歳の全国の男女50,000人、本調査では高校生481人、高校生の親1,000人の計1,481人を対象に2022年6月24日~6月28日の期間で実施いたしました。
高校教師向けに、予備調査では20歳~69歳の教育関係者10,000人、本調査では高校教師500人を対象に2022年6月24日~6月27日の期間で実施いたしました。
※高校生とその親向け調査では、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。
第1弾では、「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親のお金に対する意識)」(https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-220824.html)を発表しました。第2弾は学習指導要領の改訂で今年の4月から高校で金融教育が始まったことを受け、高校教師も加えて金融教育の現状を調査しました。
なお、調査結果について、家計再生コンサルタント・株式会社マイエフピー代表の横山光昭氏より専門家コメントをいただきました。
【調査結果サマリー】
- 高校生の金融教育の義務化について「知らなかった」のは高校生が63.2%、高校生の親は47.1%
- 金融教育に対して親と教師の結果に差異
高校生の親:金融教育が行われるべきと感じる場所は「学校での授業」が51.6%
高校教師:金融教育で必要だと思うことは「家庭での指導」が32.2% - 高校生の親の36.6%が家庭内での金融教育を実施予定
家庭内の金融教育での悩みは「自分の金融に関する知識が不足していること」が最多 - 高校生の60.3%が金融に関して今後「学びたい」と回答
その中で今後学んでいきたい項目は「適切な収入・支出の管理方法」が52.8%で最多 - 家庭内の金融教育で高校生に求めること
高校生の親:「お金の大切さの理解」「お金を計画的に使うこと」がともに42.3%
高校教師:「お金の大切さの理解」が52.4%、「自分のお金を管理できること」が50.4%
高校生1,534人と高校生の親2,503人を対象に、2022年4月より高校生に対する金融教育が義務化されたことへの認知を聞いたところ、高校生(n=1,534)の63.2%、高校生の親(n=2,503)の47.1%が「知らなかった(今初めて知った)」と回答した。
■金融教育に対して親と教師の結果に差異
高校生の親:金融教育が行われるべきと感じる場所は「学校での授業」が51.6%
高校教師:金融教育で必要だと思うことは「家庭での指導」が32.2%
高校生とその親向け調査で予備調査から高校生の親1,000人を抽出し、高校生の子どもの金融教育が行われるべきだと感じる場所について聞いたところ(複数回答可)、「学校での授業」が51.6%で最も多く、次いで「学校でのセミナー・イベント」が34.6%、「家庭内での指導・教育」が25.0%となった。
次に、高校教師向け調査で予備調査から高校教師500人を抽出し、高校生の金融教育で必要だと思うことについて聞いたところ(複数回答可)、「家庭での指導」が32.2%で最も多く、次いで「金融に関する興味・関心を高めること」が31.8%、「専門家からの指導」が30.2%となった。
続いて、高校生が金融や経済に関する知識や判断力(金融リテラシー)を十分に身につけていると思うかについて聞いたところ、「どちらかといえば身につけていないと思う」と「身につけていないと思う」を合わせて身についていないと思うと回答したのは60.6%となった。
次に、高校生の金融リテラシーを「どちらかといえば身につけていないと思う」もしくは「身につけていないと思う」と回答した高校教師303人を対象に、高校生が金融リテラシーを身につけていないと思う理由について聞いたところ(複数回答可)、「お金や金融について学ぶ機会が今までなかったから」が38.6%で最も多く、次いで「学校の授業だけでは、補えないと感じるから」が36.6%、「お金や経済に関する知識がないと感じるから」が36.0%となった。
■高校生の親の36.6%が家庭内での金融教育を実施予定
家庭内の金融教育での悩みは「自分の金融に関する知識が不足していること」が最多
高校生の親1,000人を対象に、家庭内での金融教育の実施について聞いたところ、「実施している」が16.9%、「以前実施していた(今は実施していない)」が7.8%、「実施していないが、実施しようとは思っている」が36.6%、「全く実施していない(実施する予定もない)」が38.7%となった。
続いて、高校生の親の家庭内の金融教育での悩みについて聞いたところ(複数回答可)、「自分の金融に関する知識が不足していること」が21.9%で最も多く、次いで「どこから教えて良いのか分からないこと」が18.1%、「自分の知識が誤っていないか不安なこと」が16.8%となった。
■高校生の60.3%が金融に関して今後「学びたい」と回答
その中で今後学んでいきたい項目は「適切な収入・支出の管理方法」が52.8%で最多
高校生とその親向け調査で予備調査から高校生481人を抽出し、今後金融に関して学んでいきたいかについて聞いたところ、60.3%が「学びたい」と回答した。
次に、今後金融に関して学びたいと回答した高校生290人を対象に、今後学んでいきたい金融に関する項目について聞いたところ(複数回答可)、「適切な収入・支出の管理方法について」が52.8%で最も多く、次いで「保険の種類と必要になる金額の理解について」が52.4%、「住宅ローンやカードローンの仕組みやリスクについて」が51.0%となった。
■家庭内の金融教育で高校生に求めること
高校生の親:「お金の大切さの理解」「お金を計画的に使うこと」がともに42.3%
高校教師:「お金の大切さの理解」が52.4%、「自分のお金を管理できること」が50.4%
高校生の親1,000人を対象に、家庭内の金融教育で親が子供に求めることについて聞いたところ(複数回答可)、「お金の大切さを分かってほしい」と「お金を計画的に使えるようになってほしい」がともに42.3%で最も多く、次いで「自分のお金を管理できるようになってほしい」が39.9%、「お金を無駄遣いしないでほしい」が35.6%となった。
次に、高校教師500人を対象に、高校生に家庭内で身につけてほしい金融リテラシーについて聞いたところ(複数回答可)、「お金の大切さを理解すること」が52.4%で最も多く、次いで「自分のお金を管理できるようになること」が50.4%、「お金を無駄遣いしなくなること」が47.2%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
【家計再生コンサルタント 横山 光昭氏からのコメント】
今回の調査から率直に感じたのは、高校生の自分名義の口座所持率は、まだ61%、そして、キャッシュレス決済は進んでいるとはいえ、現金に代わるVisaデビットなど即時決済の支払い方法の認知向上がますます必要であることの発見でした。
Visaデビットは、ネットショッピングにも使えますし、タッチ決済もできるなど、どんどん便利になっています。Visaデビットと紐づく口座にそれぞれの支払いやチャージ、出金のすべてが記録されるので、お金をどう使ったかの足跡も一か所で確認することが可能です。
日本で発行され始めた当初から、15歳以上 の高校生から所有できました。(※)私には6人の子どもがおり、15歳以上は4人。全員、高校入学時にVisaデビットを作らせ、使わせています。口座の管理はもちろん自分。使うと確実に自分の口座内のお金が減りますから、「どうやると自分のお金を有効的に使えるのか」を考えるようになります。口座にお金を残しておきたいという気持ちも生まれるでしょう。
※発行会社によって異なります。詳しい条件等については、発行会社にご確認ください。
また、お財布の中のお金は使うと減り、やがて何にいくら使ったかわからなくなりますが、(Visaデビットなら)口座に記録されるので、支出の振り返りも容易です。親子でお金の使い方を確認したり、改善点を話し合うこともできます。
つまり、活用の仕方次第では、今回の調査で高校生が学びたいと回答しているお金のこと、親、教師側が望むお金の大切さや使い方、管理を学ばせたい、または身に着けてほしい 教育の助けになる部分も大きいのです。
キャッシュレス決済を高校生が覚える必要はないとお考えの親御さんもいらっしゃるでしょうが、今はキャッシュレスでなければ買い物ができなかったり、余分な手数料が発生するような状況です。キャッシュレス決済の初めの一歩としても最適なVisaデビットは、社会に出る前のお子さんにも、活用してほしい決済手段の一つです。
横山光昭(よこやま・みつあき)
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の問題の抜本的解決、確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。
これまでの家計相談件数は2万4000件を突破。各種メディアへの執筆・講演も多数。
著書は100万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』を代表作とし、著作は162冊、累計360万部となる。
個人のお金の悩みを解決したいと奔走するファイナンシャルプランナー。
【調査概要】
「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親と教師の意識)」
■高校生とその親向け調査
調査期間:2022年6月24日~6月28日
有効回答:<予備調査>50,000人<本調査>1,481人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>15歳~69歳の全国の男女<本調査>高校生、高校生の親
※高校生(n=481)、高校生の親(n=1,000)
設問数 :<予備調査>14問<本調査>24問
■高校教師向け調査
調査期間:2022年6月24日~6月27日
有効回答:<予備調査>10,000人<本調査>500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>20歳~69歳の教育関係者<本調査>高校教師
設問数 :<予備調査>14問<本調査>14問
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