2022年度グッドデザイン賞 2商品で受賞 『uni-ball one F(ユニボール ワン エフ)』『フォレストサポーター鉛筆』
三菱鉛筆株式会社(社長:数原滋彦)は、ボールペン『uni-ball one F』と、鉛筆の資源循環システム『フォレストサポーター鉛筆』の2商品で2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
2022年度グッドデザイン賞受賞 ゲルインクボールペン『uni-ball one F』
『uni-ball one F』は、テーマ性のある軸色と、低重心で安定した書き味が特長です。
軸色の選定に当たっては、使う人に情緒的な感性に共感していただけるような、日常生活の何げない景色に着目しました。軸全体のデザインは凹凸部分を限りなく減らしたなめらかなフォルムで、ワンポイントの先端の金属パーツがシンプルさを際立て、洗練された印象を残します。
さらに、ペン先の金属パーツは見た目のスタイリッシュさだけではなく、低重心で安定した書き味を生み出す「スタビライザー機構」を搭載しており、『uni-ball one』シリーズ最大の特長である「濃くくっきり」した黒インクを、軽い力でより安定してなめらかに書くことを実現します。
日々の勉強やメモ書きのみならず、日記をつけるなどといった近年増えている自分を見つめ直す大切な時間にもぴったりな書き心地とデザインの商品となっております。
【受賞理由】(審査員のコメント)
2020年に発売された「ユニボール ワン」はグッドデザイン賞でも高い評価を得た製品であり、その上位モデルのデザインは踏襲すべき点と改善・進化させる点の見極めが難しいところである。
しかしながら、基本的な意匠設計の思想はしっかりと押さえつつ、機能進化に伴って適切に与えられた過不足のないデザインのバランスは非常に高い品質を保っている。製品をアップデートする際に求められるデザインが実直に機能している好例である。
【デザインの特長】
■シンプルでより洗練された軸デザイン
・軸の素材を後軸と先軸で統一し、段差(凹凸)を限りなく減らしたなめらかなデザインです。
・先軸を長くすることで、先端までの流線形がよりなめらかになり、全体としてすっきりした印象を与えています。
■低重心で安定した筆記を実現した「スタビライザー機構」搭載
・リフィルを保持する先軸に寸法精度を高めた金属製のペン先を採用しており、低重心で安定した、よりなめらかな書き味を実現しています。軽い力で安定してスラスラ書くことができるため勉強やメモ書きのみならず、日記などにも適しています。
・快適な書き心地だけでなく、ワンポイントの金属製のペン先がデザインのシャープさを際立て、より洗練された上質な印象を与えます。
『uni-ball one F』金属製のペン先
上図(ペン先断面図)のオレンジ色の部分が金属パーツを使用している部分です。
『uni-ball one』従来品の樹脂製ペン先
フォレストサポーター鉛筆は審査員による「私の選んだ一品」に選ばれ、10月7日(金)から11月6日(日)の間GOOD DESIGN Marunouch(東京都千代田区)にて、展示いたします。
【受賞理由】(審査員のコメント)
日常の道具から、子供たちがリサイクルを考え、資源循環システムを鉛筆から実感する貴重な取り組である。学びはじめの道具として、子供には欠かせない鉛筆。「使い切りが難しく捨てどきが分からない」を、芯を途中でなくすことで捨て時を明確化し再利用可能な製品に生まれ変わらせた、柔軟な発想に光を感じる。開発、仕様、回収から肥料としての活用まで4社協業で解決に結びつけている点も、高く評価できる。
【デザインの特長】
■後端に芯が入っていない鉛筆
正しく持つことができる長さまで芯が入っており、後端に芯が入っていない鉛筆です。使い終わると芯が含まれておらず、自然由来の接着材と塗料を使っているため、再利用しやすいという利点があります。
■鉛筆の資源循環システム
本システムは、まずは品川郵便局配達区域内の小学校・義務教育学校の11校と品川郵便局を対象に使用済み鉛筆回収箱を設置し、実証実験として運用しております。「フォレストサポーター鉛筆」以外に従来の鉛筆も回収可能で、通常の鉛筆はバイオマス発電として再利用します。
「鉛筆の資源循環システム」により、“学ぶ”時に初めて手にする鉛筆で“資源循環”を体験し、実感してもらうことを目指しています。
三菱鉛筆は、「美しい森林づくり推進国民運動 フォレスト・サポーターズ」を運営している公益社団法人国土緑化推進機構の協力を得て、フォレストサポーター鉛筆を開発しました。「フォレストサポーター鉛筆」では、管理された国産のヒノキ材を使っています。
実証実験として、回収箱を設置した学校に「フォレストサポーター鉛筆」を配布し、同時に品川郵便局にてテスト販売をしています。
設置する回収箱は、今回開発した「フォレストサポーター鉛筆」と従来の鉛筆を分別回収いたします。回収箱に集められた使用済みの「フォレストサポーター鉛筆」は日本郵便が回収し、三菱鉛筆内で木粉化されたのち、サカタのタネの開発協力を得て棒状肥料として加工後、回収箱を設置してくれた学校に無償配布します。
従来の鉛筆は、バイオマス発電で電気として利用します。
【商品概要】
商品名:フォレストサポーター鉛筆
品 名:FS鉛筆 品川区 2B
木 材:日本檜
硬 度:2B
参考価格:1,584円(税抜1,440円)
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org
<三菱鉛筆のプレスリリース一覧はこちら>
https://www.mpuni.co.jp/company/press/index.html
※ 商品に関するお問い合わせは「三菱鉛筆お客様相談室」でお受けしています。
フリーダイヤル 0120-321433
『uni-ball one F』は、テーマ性のある軸色と、低重心で安定した書き味が特長です。
軸色の選定に当たっては、使う人に情緒的な感性に共感していただけるような、日常生活の何げない景色に着目しました。軸全体のデザインは凹凸部分を限りなく減らしたなめらかなフォルムで、ワンポイントの先端の金属パーツがシンプルさを際立て、洗練された印象を残します。
さらに、ペン先の金属パーツは見た目のスタイリッシュさだけではなく、低重心で安定した書き味を生み出す「スタビライザー機構」を搭載しており、『uni-ball one』シリーズ最大の特長である「濃くくっきり」した黒インクを、軽い力でより安定してなめらかに書くことを実現します。
日々の勉強やメモ書きのみならず、日記をつけるなどといった近年増えている自分を見つめ直す大切な時間にもぴったりな書き心地とデザインの商品となっております。
【受賞理由】(審査員のコメント)
2020年に発売された「ユニボール ワン」はグッドデザイン賞でも高い評価を得た製品であり、その上位モデルのデザインは踏襲すべき点と改善・進化させる点の見極めが難しいところである。
しかしながら、基本的な意匠設計の思想はしっかりと押さえつつ、機能進化に伴って適切に与えられた過不足のないデザインのバランスは非常に高い品質を保っている。製品をアップデートする際に求められるデザインが実直に機能している好例である。
【デザインの特長】
■シンプルでより洗練された軸デザイン
・軸の素材を後軸と先軸で統一し、段差(凹凸)を限りなく減らしたなめらかなデザインです。
・先軸を長くすることで、先端までの流線形がよりなめらかになり、全体としてすっきりした印象を与えています。
■低重心で安定した筆記を実現した「スタビライザー機構」搭載
・リフィルを保持する先軸に寸法精度を高めた金属製のペン先を採用しており、低重心で安定した、よりなめらかな書き味を実現しています。軽い力で安定してスラスラ書くことができるため勉強やメモ書きのみならず、日記などにも適しています。
・快適な書き心地だけでなく、ワンポイントの金属製のペン先がデザインのシャープさを際立て、より洗練された上質な印象を与えます。
『uni-ball one F』金属製のペン先
ペン先に金属パーツを内蔵しています。
上図(ペン先断面図)のオレンジ色の部分が金属パーツを使用している部分です。
『uni-ball one』従来品の樹脂製ペン先
【商品概要】
商品名:uni-ball one F(ユニボール ワン エフ)
品 名:UMN-SF-38
軸 色:消炭(Fブラック)、無垢(Fグレー)、花霞(Fピンク)、日向夏(Fイエロー)
インク色:黒
ボール径:0.38mm
参考価格:1本 330円 (税抜 300円)
商品名:uni-ball one F(ユニボール ワン エフ)
品 名:UMN-SF-05
軸 色:霜柱(Fブルー)、葉雫(Fグリーン)、茜空(Fレッド)
インク色:黒
ボール径:0.5mm
参考価格:1本 330円 (税抜 300円)
2022年度グッドデザイン賞受賞 鉛筆の資源循環システム『フォレストサポーター鉛筆』
「鉛筆の資源循環システム」とは、木材を主材料とする“鉛筆”を使い終わった後に回収し、棒状肥料やバイオマス発電として再利用をするシステムです。三菱鉛筆では、再生利用しやすい“鉛筆” として国産ヒノキ材から「フォレストサポーター鉛筆」を開発いたしました。
フォレストサポーター鉛筆は審査員による「私の選んだ一品」に選ばれ、10月7日(金)から11月6日(日)の間GOOD DESIGN Marunouch(東京都千代田区)にて、展示いたします。
【受賞理由】(審査員のコメント)
日常の道具から、子供たちがリサイクルを考え、資源循環システムを鉛筆から実感する貴重な取り組である。学びはじめの道具として、子供には欠かせない鉛筆。「使い切りが難しく捨てどきが分からない」を、芯を途中でなくすことで捨て時を明確化し再利用可能な製品に生まれ変わらせた、柔軟な発想に光を感じる。開発、仕様、回収から肥料としての活用まで4社協業で解決に結びつけている点も、高く評価できる。
【デザインの特長】
■後端に芯が入っていない鉛筆
正しく持つことができる長さまで芯が入っており、後端に芯が入っていない鉛筆です。使い終わると芯が含まれておらず、自然由来の接着材と塗料を使っているため、再利用しやすいという利点があります。
■鉛筆の資源循環システム
本システムは、まずは品川郵便局配達区域内の小学校・義務教育学校の11校と品川郵便局を対象に使用済み鉛筆回収箱を設置し、実証実験として運用しております。「フォレストサポーター鉛筆」以外に従来の鉛筆も回収可能で、通常の鉛筆はバイオマス発電として再利用します。
「鉛筆の資源循環システム」により、“学ぶ”時に初めて手にする鉛筆で“資源循環”を体験し、実感してもらうことを目指しています。
三菱鉛筆は、「美しい森林づくり推進国民運動 フォレスト・サポーターズ」を運営している公益社団法人国土緑化推進機構の協力を得て、フォレストサポーター鉛筆を開発しました。「フォレストサポーター鉛筆」では、管理された国産のヒノキ材を使っています。
実証実験として、回収箱を設置した学校に「フォレストサポーター鉛筆」を配布し、同時に品川郵便局にてテスト販売をしています。
設置する回収箱は、今回開発した「フォレストサポーター鉛筆」と従来の鉛筆を分別回収いたします。回収箱に集められた使用済みの「フォレストサポーター鉛筆」は日本郵便が回収し、三菱鉛筆内で木粉化されたのち、サカタのタネの開発協力を得て棒状肥料として加工後、回収箱を設置してくれた学校に無償配布します。
従来の鉛筆は、バイオマス発電で電気として利用します。
【商品概要】
商品名:フォレストサポーター鉛筆
品 名:FS鉛筆 品川区 2B
木 材:日本檜
硬 度:2B
参考価格:1,584円(税抜1,440円)
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org
<三菱鉛筆のプレスリリース一覧はこちら>
https://www.mpuni.co.jp/company/press/index.html
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フリーダイヤル 0120-321433
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