ライフネット生命 東京2025デフリンピックに出場の岡部祐介(十種競技)を壮行会で激励!
3回目のデフリンピック出場で“キング・オブ・アスリート”を目指す
ライフネット生命保険株式会社(URL:https://www.lifenet-seimei.co.jp/ 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横澤淳平)は11月12日、当社初のデフアスリート社員である岡部祐介の「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」男子十種競技出場に向けて、壮行会を行いました。
3回目のデフリンピック出場と新たな挑戦に、社員から大きなエール
2016年からライフネット生命に入社した岡部は、デフアスリート社員として競技に取り組む傍ら、デフ(ろう者)への理解促進や人事総務業務を行っています。これまでに400m、4×400mRの選手として2013年・2017年にデフリンピック出場経験があるものの、2021年のデフリンピック代表選考で落選。「さらに自分の限界に挑み続けたい」という思いから、35歳を迎えた2022年から十種競技への挑戦を決めました。

ライフネット生命本社で行った壮行会では、晴れて2025年のデフリンピック日本代表に選ばれ、十種競技では初めての出場となる岡部を、思い思いに旗を振り、手話で拍手を送る社員たちが笑顔で迎えました。

壮行会の中では、岡部が十種競技の一つひとつの種目について見どころを解説。円盤投や砲丸投などの投てきの種目や棒高跳など、初めて向き合った競技の難しさを伝えながらも、どの種目でも自己ベストを更新したいと話しました。


代表取締役社長の横澤は、「35歳から十種競技に挑戦し、世界の舞台に立つまで、岡部さんの努力や成長の過程をずっと見てきました。それが、我々の日頃の仕事への姿勢やモチベーションに大きな影響を与えていると思います。デフリンピック当日は、十種競技の最後の種目である1500mが終わった後、ぜひスタンドを見上げてみてください。岡部さんが笑顔でいられるように、ライフネット生命一同全力で応援します」と激励し、「目指せ!King of Athletes」と書かれた社員からのメッセージが詰まった応援旗を贈呈しました。

「メダル獲得を目指し、デフアスリートの自分にしかできない恩返しを」
岡部は「エントリーリストが確定し、世界中から集まった強豪10名と競い合います。レベルの高い舞台ですが、挑戦できることに心からワクワクしています」「デフアスリートの自分にしかできないことを通じて、会社へ必ず恩返しをしたい。皆さんの期待に応えられるよう全力を尽くして、最高の報告ができるよう頑張ります」と意気込みを語りました。



2016年に入社した岡部は、ライフネット生命でも長い時間を過ごしながら、陸上競技と人事総務部の業務に励んできました。この度の東京2025デフリンピックへの出場を受け、創業者の二人からも熱い応援メッセージが届いています。
創業者 出口治明
岡部くん、いよいよですね。金メダル、目指して頑張ってください。応援しています。フレー、フレー、岡部!フレー、フレー、岡部!
創業者 岩瀬大輔
いつも穏やかな笑顔の裏で、努力を積み重ねてこられた姿に心から敬意を表します。新たな競技への挑戦は、まさに「学び続ける」姿そのもの。どうか最後まで楽しんで、自分らしい最高のパフォーマンスを見せてください。応援しています!
みなさまからも、岡部に向けた熱いご声援を賜りますようお願い申し上げます。
デフリンピックと十種競技について
デフリンピックとは、4年毎に開催される国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。今年は11月15日(土)から11月26日(水)まで、主に東京都内にて、陸上、バドミントン、バスケットボール、サッカーなど21競技が行われる予定です。
十種競技とは、走・投・跳から構成される複数の種目を1人の選手が行う競技で、各種目の合計得点で順位を競います。2日間で十種目を行うことから、陸上競技のなかでも最も過酷な競技と言われ、その勝者は「キング・オブ・アスリート」と呼ばれます。
第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025
場所:駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場
十種競技
11月17日(月)1日目:100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m
11月18日(火)2日目:110mハードル、円盤投、棒高跳、やり投、1500m
岡部祐介 プロフィール

岡部祐介 (おかべ ゆうすけ)37歳
身長:186cm 出身地:秋田県由利本荘市
生まれつき耳が聞こえない「両側感音性難聴」という障がいがあり、補聴器をつけても、「ことば」や音の内容までは聞き取ることができない。コミュニケーションは、相手に口元をはっきりと動かしてもらって口の動きを読み取るか、筆談により行っている。
2016年にライフネット生命に入社。当社初のアスリート社員として、陸上競技を業務として行っているほか、デフ(ろう者)に関する理解・認知向上に向けた広報活動や人事総務部の仕事などを担当している。陸上競技では、2021年まで400mの選手として活動。「さらに自分の限界に挑み続けたい」という思いを胸に、2022年8月から十種競技に転向し、2025年のデフリンピック出場を目指してきた。
夢はデフリンピックの知名度を上げて、オリンピックのように多くの支援が得られるようになることで、未来のデフの子どもたちに夢や希望を与えること。
過去の大会出場・受賞実績
2012年 「トロント世界ろう陸上選手権」400m準決勝進出、4×400mR決勝3位銅メダル獲得
2013年 「第22回夏季デフリンピック競技大会 ソフィア 2013」4×400mR決勝6位入賞
2014年 「第11回日本デフ陸上競技選手権陸上大会」400m 優勝
2016年 「スタラザゴラ世界ろう陸上選手権」4×400mR決勝2位 ※日本史上初の銀メダル獲得
2012-2018年 「全国障害者スポーツ大会」200m 6年連続優勝
2017年 「第23回夏季デフリンピック競技大会トルコ サムスン2017」4x400mR 5位入賞
2018年 「2018ジャパンパラ陸上競技大会」400mクラスT70 優勝
2018年 「第15回日本デフ陸上競技選手権大会」400m 優勝
2020年 「第17回日本デフ陸上競技選手権大会」400m 銀
2023年 「第20回日本デフ陸上競技選手権大会」十種競技 優勝
2023年 「2023ジャパンパラ陸上競技大会」400mクラスT70 銀
2024年 「第21回日本デフ陸上競技選手権大会」十種競技 優勝
2025年 「第22回日本デフ陸上競技選手権大会」十種競技 優勝
ライフネット生命について URL: https://www.lifenet-seimei.co.jp/
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