[札幌版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2%台後半へ上昇(三幸エステート)
募集賃料 5ヵ月連続で統計開始以来の最高値を更新
※1:主要エリア=札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリア
2023年11月号概要
全規模ビル 空室率&潜在空室率:空室率 2ヵ月連続で上昇 小口の募集床は品薄な状況
全規模ビル 募集賃料&募集面積:募集賃料 緩やかに上昇し、12,000円/坪台が視野に
規模別 空室率:「大型」低下し、6ヵ月ぶりに2%台へ
全規模ビル 主要エリア 空室率:「大通」2022年2月以来の1%台へ低下
※大規模ビル:1フロア面積200坪以上、大型ビル:同100坪以上200坪未満、中型ビル:同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
高価格帯のビルや大口の募集床はテナント誘致に時間を要する傾向にある。従前は館内増床で決まるケースも多かった高価格帯のビルでは、館内増床の動きが少ないことに加え、コールセンター・BPO関連の大口需要の伸びに一服感があることも背景にある。経済活動は活発化しており、今後は成約面積が増加することに期待したい。(札幌支店長 滝口恵貴)
札幌市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 2ヵ月連続で上昇 小口の募集床は品薄な状況
空室率は前月比プラス0.02ポイントの2.71%と、前月からほぼ横ばいとなった。オフィススペースの見直しを行ったテナントの解約により現空床が生じた一方、主要エリアの中型ビルを中心に成約し、わずかな動きに止まっている。潜在空室率は前月比マイナス0.16ポイントの3.62%だった。主要エリアの中型ビルや小口の面積帯の募集床は品薄な状況が継続し、募集が開始されると複数の引き合いが集まり、短期間で後継テナントが決まる事例が見られる。
<空室率&潜在空室率>
※空室率:貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率:貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年10月末現在および各年12月31日時点
札幌市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 緩やかに上昇し、12,000円/坪台が視野に
募集賃料は前月比プラス70円/坪の11,820円/坪となった。6ヵ月連続の上昇となり、統計開始以来の最高値更新が続いている。
<募集賃料&募集面積>
※募集賃料: 共益費込
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年10月末現在および各年12月31日時点
札幌市 規模別 空室率
「大型」低下し、6ヵ月ぶりに2%台へ
<規模別 空室率>
※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル: 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル: 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年10月末現在および各年12月31日時点
札幌市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「大通」2022年2月以来の1%台へ低下
<主要エリア 空室率>
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年10月末現在および各年12月31日時点
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
※募集賃料 : 共益費込
※2023年10月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/f5f9a125b3d4b39637dcb6c70c91c91c9ded69c6b
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像