象印マホービンが「2024年度グッドデザイン賞」を5件受賞
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれています。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
受賞製品概要と評価コメント
●ステンレスマグ SM-RS50・65
<受賞製品概要>
真空二重まほうびんのハンドルつきステンレスマグ。マグの基本性能を保ちつつ、鞄に入れず手にもって出かけたり、他の荷物を持ちながらマグを手に引っ掛けて職場内を移動する人向け。栓とパッキンを1つにした「シームレスせん」を採用し、食洗機にも対応。洗いやすさを追求し、「洗うのがめんどくさい」という悩みを解決。
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/bottle_tumbler/bottle/smrs-sxjs/
<審査委員の評価コメント>
シームレスせんを採用したステンレスマグのハンドル付き機種。ターゲットを冷静に設定した絶妙な容量も評価したい。ハンドルのデザインは繊細でシンプルな形状が本体に自然に融合しており違和感がない。製品コンセプトで設定されているスポーツやアウトドアまでいかないシーンに似合う日常的な存在感が、この製品独自のデザインとして際立っているといえる。
●ステンレスキャリータンブラー SX-LA72H・89H ※海外モデルのため日本では販売しておりません
<受賞製品概要>
気軽に持ち運べる漏れないキャリータンブラー。主に東南アジア・台湾・北米地区をターゲットとした大容量サイズです。屋内では食器のように使用でき、外に行くときには簡単に密封して持ち運ぶことが出来ます。
<審査委員の評価コメント>
一見すると潔いほどのシンプルさでありながら、行き届いた配慮を感じられるデザインである。ハンドルを持っての開閉のため、シームレスせんの嵌合部が表出する形状となっており、より簡単かつ清潔に扱える点に好感が持てる。大容量ゆえのサイズでありながら、その優しい色合いとシンプルなデザインによって、ボリュームに反した軽やかさを感じさせてくれる。海外市場に向けた製品であっても、同社の国内向けの他製品と同じ思想・トーンのもとにデザインされており、ブランドとしての意識と誠実さを感じられる。
●ステンレスマグ SU-AA36・48
<受賞製品概要>
真空二重まほうびんのステンレスマグ。お気に入りのドリンクを持ち運びたい人や、こまめに水分を摂取したい人に向けた製品。新開発のサーモリング構造により、おいしい温度をキープする。「シームレスせん」を採用し、さらに食洗機に対応したことで、洗うことのストレスからも解放する。使う人にも、洗う人にも親切なマグ。
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/bottle_tumbler/bottle/su-aa/
<審査委員の評価コメント>
シームレスせんを採用したステンレスマグの後継機種。食洗機対応、サイズのコンパクト化、小さなアップデートであるが、人気機種として奢らず、地道に使いやすく進化している点を高く評価した。挑戦的なカラーリングにもチャレンジし、実際の製品は完成度の高い発色が非常に美しく仕上がっている。
●電気ケトル CK-ZA08・10 ※ルート限定商品です
<受賞製品概要>
湯沸かしのみでシンプルな機能性の、電気ケトルのエントリーモデル。転倒湯漏れ防止構造をはじめとした、6つの安全設計を搭載。要素をそぎ落とした、やさしいノイズレスデザイン。主要な容量である0.8Lと1.0Lの2サイズ。ブラックとホワイトの2色展開。
<審査委員の評価コメント>
「素早く、手軽にお湯を沸かしたい」というシンプルな要望に真摯に向き合い、機能を絞りながらも使い勝手、安全性、清潔を維持することなど、顧客満足度への妥協を許さない誠実な製品である。シンプルだが優しく丸みを帯びたスタイリングは多様なシーンに溶け込む。また、持ちやすいハンドル形状、表面処理の美しさなど、デザインに於いてもしっかりと基本を押さえており、電気ケトルのベーシックと言える。
●ホットプレート EA-HA30
<受賞製品概要>
焼肉調理時の油煙や油の飛び散り、仕上がりへの不満を解消する本格グリルプレート。フルモデルチェンジにより、現代のファミリー層のニーズに合う新サイズ、新デザインに生まれ変わりました。料理の幅が広がる3枚プレート搭載で、日々のグリルシーンをサポートします。
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/hot_plate/ea-ha/
<審査委員の評価コメント>
家族や知人とテーブルを囲み、調理しながらの食事は幸せを絵に描いたような光景だ。にもかかわらずその便利さが先立つのか、ホットプレートに豊かな食生活を想起させる優れたデザインのものは決して多くはない様に思う。このホットプレートは基本性能や機能、安全性、清掃性など隅々まで抜かりのない設計ながら、卓上での在り方、見え方が最大限考慮されている。静かな佇まいが、ささやかな幸せのテーブルをイメージさせる。
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