テナント入居者約500名が参加する「KRP地区総合防災訓練」を11月10日に実施します
■背景・経緯
京都市下京区に位置するKRP地区は、京都府・京都市の産業支援機関を含む520組織・6000人が集積する一大ビジネス拠点です。KRPは、地区内18棟のビルが連携するため「統括防火管理者*1」を選任し、その指揮のもと地区の防災・安全に日々取り組んでいます。
「KRP地区総合防災訓練」は、KRP地区全体の防火・防災意識向上を目的として、毎年11月に下京消防署と連携し開催しています。本年は、2023年11月10日(金)にKRP地区にて実施することが決定しました。KRP自衛消防組織が中心となりKRP地区入居テナントの就業者の皆さまおよびKRP社員が参加し、地震を想定した多様な訓練を実施する予定です。KRPは、下京消防署およびKRP地区入居者の協力のもと、災害時にも十分な体制が構築できる安全・安心なまちづくりを目指します。
*1テナントビル等の複数事業所が入る建物で、それぞれの防火管理者を統括する者
■「令和5年度KRP地区総合防災訓練」訓練概要
実施日時:2023年11月10日(金) 雨天中止
・東地区 9時30分から10時10分まで
・西地区 10時40分から11時20分まで
実施場所:京都リサーチパーク 各事業所及び東地区ASTEM棟東空地*2
訓練想定:京都市内で震度6強の地震が発生
内容:①初動措置訓練
・地震発生と同時に身体の安全確保、出火防止の措置、安否確認等
②避難訓練
・各自衛消防隊主導の下、応急避難場所への避難
③消火訓練
・自衛消防組織消火班による消火器放射訓練
・下京自衛消防訓練大会出場者による、消火栓放水訓練
④指揮情報訓練
・応急避難場所に指揮本部を開設
・避難状況や被害状況等の報告
・救出活動支援のための応援等の指示
⑤救出救護訓練
・負傷者に対する救出活動支援、トリアージ等の救護訓練
⑥安全防護訓練
・建物立入制限の必要性有無を判断する訓練
⑦下京消防署による消防車両を用いた訓練展示
*2実施場所:KRP地区内各事業所及び東地区ASTEM棟東側空地等(応急避難場所)
■昨年度の訓練の様子
■KRPの防災活動について:
KRPは、災害時に高度な防災機能を実現できるよう、地域・行政との相互連携強化を図り、地域3学区(光徳,大内,七条第三)の自主防災会および行政、事業所間で自主防災支援ネットワークを構築しています。また定期的な防災活動(訓練、講演会等)や24時間365日安定したエネルギー供給を推進し安全・安心な地区運営に取り組んでいます。
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https://www.krp.co.jp/news/detail/4063.html
■京都リサーチパークとは:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて520組織・6,000人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
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