AI人材育成サービス「HUMABUILD(ヒューマビルド)」の教育プログラムを拡充
~DX研修サービスのキカガクと協業を開始~
昨今、AI技術者やデータサイエンティストの獲得競争が加熱し、高度なスキルを持つ人材の不足によりDXを思うように推進できない状況が多くの企業で生じています。またサービスやプロダクトを素早く企画・開発・実行するために内製化を重視する企業も多く、自社内でDX人材を育成する必要性が高まっています。
HUMABUILDは、ISIDがこれまで手掛けてきた200以上のAI/データ活用プロジェクトの経験や知見を体系化し、2021年に提供を開始したAI人材育成サービスです。AI技術や知識の獲得からAIシステム開発までをカバーした教育プログラムにより、顧客企業の実課題に沿ったAI/データ活用人材の育成や体制づくりを支援しています。今般のキカガクとの協業を通じ、AI知識習得などのプログラムを拡充することにより、企業のDX人材育成をより一層支援してまいります。
HUMABUILDのサービス概要とプログラム拡充のポイント
HUMABULIDは、AI/データ活用に関する知識獲得から実践(PoC)、ビジネスへの適用までを、4つのフェーズで支援する人材育成サービスです。各フェーズの概要と、今回の協業によるプログラム拡充のポイントは次のとおりです。
①LEARN(AI技術・知識獲得フェーズ)
理論や演習を通してAIの基礎知識を身に着けるフェーズです。最新のIT技術動向やAI/データ活用技術を講学ぶ研修や、AIのビジネスリーダー育成の為の研修を提供します。ユーザー企業の現在の人材育成などの状況に応じて必要な範囲や講座を選択可能です。
今回のキカガクとの協業により、同社の持つ幅広く質の高い教育コンテンツを、経産省/IPA デジタルスキル標準(DSS)に対応する標準パッケージとして新たに提供します。またDSSのリテラシー標準(DSS-L)に準拠した、全社員のDXリテラシー習熟度の可視化や最適な学習設計をサポートするためのDXリテラシーアセスメントも提供します。
②TARGET(AIプロジェクト立ち上げフェーズ)
課題整理と取り組むべきテーマの選定・企画を行うフェーズです。業務や組織の課題抽出、ビジネスインパクトやROI等の観点での課題整理、取り組むべきテーマの選定を支援します。また選定されたテーマをAI/データ活用プロジェクトとして進めるための実行計画作成も支援します。
③CHALLENGE(AIプロジェクト実行フェーズ)
ユーザー企業が実際のAIプロジェクトの進め方を学ぶフェーズです。ユーザー企業とISIDのメンバーでチームを組成し、共同でAI/データ活用プロジェクトを実施する「並走型支援」と、ユーザー企業がチームを組成してAI/データ活用プロジェクトを実施し、ISIDがプロジェクト推進を支援する「自走型支援」の2通りの支援方法があります。
TARGET、CHALLENGEの両フェーズにおいてもキカガクが新たに加わり、ユーザー企業によるプロジェクトの計画策定と実施を、両社のビジネスコンサルタントとデータサイエンティストが協調して、ビジネス・ITの両面から支援します。
④BUILD(AIシステム開発フェーズ)
業務システムの開発を通して、アジャイル開発人材やクラウドアーキテクトを育成するフェーズです。豊富なAIシステム開発経験を持つISIDのコンサルタントやエンジニアが、ユーザー企業のプロジェクト期間や開発フェーズに応じて、AIシステム開発プロジェクトの完遂を支援します。
ISIDは今後も、HUMABULIDのプログラム充実を図り、顧客企業のDX推進を支援してまいります。
*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
株式会社キカガクについて
キカガクは教育を軸に人材領域で企業の DX を支援しています。これまで 60,000 人以上の受講生、約 600 社の企業の DX 推進をサポートしてきました。実データを用いた課題解決型研修 (PBL) を特徴とし、企業の課題に合わせ、研修をカスタマイズして提供しています。企業の DX 推進を実現するために、人材の要件定義から育成ロードマップの策定、アセスメント・スキル可視化など様々なサービスを展開。その他、AI モデルの受託開発やコンサルティング、AI・データサイエンスに特化した社会人向けスクールも運営しています。
会社概要
代表者 : 代表取締役会長 吉崎 亮介/代表取締役社長 大崎 将寛
設立 : 2017 年 1 月 17 日
本社所在地: 東京都渋谷区神南 1-9-2 大畠ビル 202
URL : https://www.kikagaku.co.jp
電通国際情報サービス(ISID)について
ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEBサイト(https://www.isid.co.jp/)をご覧ください。
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