高校生が広島企業の魅力をPRする特別授業をジンジブにて支援
【1月27日より】広島県立広島工業高校 県内中心に15社の企業が集まり開催
高校生の就職を支援している「ジンジブ」(大阪市)は、2025年1月27日、2月10日・17日の3回にわたり、広島県立広島工業高等学校(広島市)にて、来年度に進路選択を控える2年生向けの特別授業を開催いたします。
本授業では、高校生が地元の製造・建設業の企業に話を聞き、企業の魅力や仕事内容を研究しPR資料を作成します。授業の最終日には、広島県立広島工業高校の体育館に担当した企業のグループごとにブースを設け、高校生自身が授業を通して学んだ各社の仕事や企業の魅力についてパネル展示とプレゼンテーションを行います。
高校生が実際に働く人や仕事に触れることで、業界理解や自己理解のきっかけを創り、来年度の就職活動に繋げます。
<開催の背景>
広島労働局の発表によると、広島県の2025年3月卒の高卒求人倍率は「4.90倍」と統計開始以来最高、全47都道府県の中でも3番目に高い水準となり、企業の若手採用需要は年々増加しております。(※1)
広島県立広島工業高校では、毎年7割の生徒が就職します。高校生のより良いキャリア選択支援のために、主に地域社会や企業との連携を強化し、高校生の業界理解や自己理解を深める取り組みをしています。その結果、昨年度の学校内の求人倍率は約17倍と、県内外問わず様々な企業から注目されています。
広島県全体では転出超過数が3年連続でワースト1位と、特に20代の地元離れが課題となっています。(※2)しかしその一方で、広島県の高卒就職者の県外転出率は全国平均と比べると低く12%にとどまっています。(※3)そのため、就職を考える高校生は、地域社会・地域企業にとって大変貴重な存在と言えます。
今回の広島県立広島工業高校の特別授業では、来年度に進路選択を控える2年生が、製造・建設業の地元企業との関わりで職業や企業についての理解を深めます。参加する15社の企業にとっては、高校生に自社や業界の魅力を直接伝える場となります。
この度の授業を通して、就職や進学を考える地域の未来を担う若者たちに、地元でのキャリア形成の選択肢を広げてまいります。
※1 令和6年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る 求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(9月末現在):厚生労働省
※2 住民基本台帳人口移動報告 2023年(令和5年)結果:総務省
※3 学校基本調査より算出「就職先別県外就職者数(令和6年度)」:文部科学省
<特別授業開催の概要>
開催目的:進路選択を控える生徒が企業理解を深めPRすることで、業界理解と自己理解を深める
開催日時:① 1月27日(月)、② 2月10日(月)、③ 2月17日(月) 午前8:30~10:00
開催場所:広島県立広島工業高等学校(〒734-0001 広島市南区出汐2-4-75)
対象生徒:2年生 262名(機械科・電気科・建築科・土木科・化学工学科)
参加企業:15社
◆授業の内容
① 1月27日(月) 「企業へヒアリングをしよう」
15社の企業ごとに教室に分かれ、授業形式で活動を行います。まず、参加者全員が自己紹介を行います。その後、企業担当者から会社の事業内容について説明を受けます。次に、生徒が仕事内容、企業理念、業界や企業の課題、目指す未来、採用したい人物像などについて質問し、企業の情報を収集します。
② 2月10日(月) 「発表の資料作成をしよう」
1回目の授業で得た情報を基に、企業の魅力や仕事内容を効果的に伝えるための資料を作成します。この過程では、担当企業からアドバイスを受けたり、疑問点を解消したりしながら、生徒と企業が協力して資料を完成させます。
③ 2月17日(月) 「企業の魅力を発表しよう」
体育館に担当した企業のグループごとにブースを設け、パネル展示を行います。企業担当者が順番にブースを訪問し、生徒が企業に向けてプレゼンテーションを行います。発表後には、参加企業からフィードバックをいただきます。
<特別授業開催にあたって>
■広島県立広島工業高等学校 進路指導主事 久野士郎 様
本校生徒の進路別割合は7割が就職、3割が進学となっています。高校卒業後、多くの生徒が県内企業に就職し地域経済の発展に貢献しています。しかし、生徒はそれまでの3年間で授業や部活動、資格取得のための勉強など、ものづくりのスキルを身に付けるため、忙しい日々を過ごしております。その中で自分が生きていく糧としての職業や企業を選ばなくてはならず、それまでに産業界についての十分な学びができていないことが課題です。
今回は授業の一環として、企業の皆様には本校生徒のよりよいキャリア発達のためご協力いただきまして、大変感謝しております。ぜひ、本特別授業を生徒自身が自分自身の生き方をよく考えることができるきっかけにさせていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
<広島県立広島工業高等学校について>
広島県立広島工業高等学校は、広島市南区にある公立の工業系高等学校で、1920年に創立されました。地域社会や産業界で活躍できる技術者の育成を目指し、建築科、機械科、電気科、情報技術科、化学工学科など多彩な専門学科を設置しています。実践的な学びを重視し、最新の設備を活用した実習や、地域企業との連携を通じた課題解決型学習を展開しています。また、資格取得支援やインターンシップの充実により、高い就職率と進学実績を誇ります。地域に根ざし、次世代の産業を担う人材を育てています。
学校名:広島県立広島工業高等学校
所在地:〒734-0001 広島市南区出汐2-4-75
校長:神田 浩二(かんだ こうじ)
設立:1897年8月1日
HP:https://www.hiroshima-th.hiroshima-c.ed.jp/index.html
<株式会社ジンジブについて>
ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
代表取締役社長:佐々木 満秀(ささき みつひで)
本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階
拠点:大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
株式情報:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:142A)
●高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」
高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。
情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。
将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し高校生が自分の意思で未来を形作るためのサービスを展開しております。
また、卒業後の生徒には、高卒第二新卒や既卒者へのリスキリングと就職・転職を支援する「ジョブドラフトSchool」「ジョブドラフトNext」を運営し、社会に出た後にも寄り添っております。
●人材育成サービス
社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学び直しの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。
Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」を行っています。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。
●人事部支援サービス「人事部パック」
これまでの「高卒採用」の支援にとどまらず、「採用戦略策定」「教育」「定着」「評価」「福利厚生」など、中小企業の「人的資本経営」を支える人事にまつわる業務のサポートをする月額サービスです。日本の根幹を支える中小企業にとっての「人事部」としてのパートナーとなり企業の成長をサポートします。
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