デジタル庁DMPに公共交通向け運行状況レポートサービス「MANALYZE」が登録
株式会社ユニ・トランド
株式会社ユニリタ(東証スタンダード市場:3800、以下 ユニリタ)のグループ会社で、持続可能な地域社会の実現に向けて交通・物流の課題をデジタル技術で解決する株式会社ユニ・トランド(本社:東京都港区、代表取締役社長 高野 元、以下 ユニ・トランド)は、公共交通向け運行状況調査レポートサービス「MANALYZE(マナライズ)」(以下、本サービス)が、デジタル庁のデジタルマーケットプレイス(DMP)に登録されたことをお知らせします。本サービスは、ユニリタが開発し、ユニ・トランドが提供するものです。
DMP登録により、本サービスは信頼性の高いサービスとして行政機関に認知され、DMPカタログサイトを通じて、全国の行政機関から検索・選択・調達が可能になります。ユニ・トランドでは、今回のDMP登録を機に、本サービスが自治体の抱える公共交通の課題を可視化し、データに基づく最適な交通計画の策定(EBPM)のための一助となることを期待します。
MANALYZEとは
本サービスは公共交通機関の運行データを可視化し、各路線・各系統・各停留所といった詳細な単位での乗降レポートを提供するクラウド型データ可視化サービスです。車両に搭載された車載器から乗降情報や遅延情報を取得し、オンライン通信を通じて運行管理システムへ送信することで、自治体やバス運行事業者向けに詳細な運行データを提供します。これにより、自治体や公共交通機関の運営者は、乗降者数や遅延状況を詳細に把握し、より効率的なダイヤ編成を行うことが可能となります。
運行管理システムから取得したデータを、地図やグラフで視覚的に表示し、利用者(自治体や運行事業者)が分析しやすいように提供します。さらに、他社の乗降データとも連携可能なため、既存のデータを活用しながらさまざまな分析ができるようになります。
各自治体の個別要件にあわせてデータサイエンティストが分析するオプションも提供可能です。
主な機能
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レポート出力機能
・指定した期間と路線ごとに、乗降レポートをMicrosoft Excel形式でダウンロード可能。
・1か月分の全路線の実績データをまとめてダウンロードでき、Microsoft Excel上でレポートとして整形・閲覧する機能(月間データダウンロード機能)も提供。
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地図での可視化
・路線ごとの乗降数を地図上に表示。
・バス停ごとの利用状況を色分け表示。
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時間帯別の乗降数表示
・1時間ごとの乗降数をグラフおよび表形式で表示。
・バス停ごとの利用状況も時間帯別に可視化。
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遅延可視化グラフ(オプション)
・計画時刻と実際の通過時刻の比較をグラフ化。通過時刻は、複数日付の実績の代表値(最小値・最大値・平均値)を取る形で、計画時刻と比較することも可能。
・指定した時間帯のデータをクローズアップ表示可能。
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クラウドサービスの特長
・標準で3アカウントのアクセスキーを提供。
・Google Chromeに対応。
デジタル庁DMPについて
デジタル庁が運営するデジタルマーケットプレイス(DMP)は、行政機関のクラウドソフトウェア(SaaS)の調達を迅速かつ透明に行うための新たなプラットフォームです。
DMPでは、ウェブサイト上で多様なベンダーのサービス情報が公開されており、行政機関は必要なサービスを検索・比較・選択し調達することが可能です。
デジタル庁DMPサイト
https://www.dmp-official.digital.go.jp/
これにより、調達プロセスの効率化と調達先の多様化が実現されます。ユニ・トランドは、今後も公共交通機関の効率化に貢献するべく、MANALYZEの機能向上に努めます。また、デジタル庁DMPを通じた更なる展開を目指し、各自治体や交通事業者との連携を強化してまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ユニ・トランド マーケティンググループ
Mail:info@unitrand.co.jp
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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