ヘラルボニー、1月31日「異彩(イサイ)の日」に知的障害のある契約作家が「確定申告」をするエピソードを公開。国税庁へ繋がる東京メトロ霞ケ関駅など計4ヶ所にポスターを掲出

同時にオンラインストアで「あなたのお買い物が、作家の絵筆になる」プロジェクト開催

ヘラルボニー

「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化を創る株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:松田崇弥、代表取締役副社長:松田文登、以下ヘラルボニー)は、2023年1月31日(火)より、「異彩(イサイ)の日」のソーシャルアクションとして、知的障害のあるへラルボニー契約作家の家族から実際に届いたエピソードを伝える企業広告「鳥肌が立つ、確定申告がある。」を、国税庁へとつながる東京メトロ千代田線・霞ケ関駅A13出口付近をはじめとした東京メトロ駅構内3ヶ所と、へラルボニー本社の所在地である岩手県盛岡市のJR東日本・盛岡駅の計4ヶ所にて公開いたします。

東京メトロ千代田線 霞ケ関駅東京メトロ千代田線 霞ケ関駅

 

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鳥肌が立つ、確定申告がある。

 「息子が扶養の基準を超えて、確定申告することになりました」

重度の知的障害がある方のご両親からの連絡だった。

 

日本には、雇用契約に基づく就労が難しい知的障害や身体障害のある人に対して、

事業所で職業訓練に就くことを支援する制度がある。

そこで支払われる平均賃金(工賃)は、月額15,776円*。

 

ヘラルボニーは、主に知的障害のある作家とライセンス契約を結び、

彼らのアート作品をファッションやインテリアに落とし込み、販売している。

 

強い個性があるからこそ、描ける世界がある。

障害があるからこそ、歩める人生がある。

そう信じて走り続けてきた。

 

確定申告の連絡を受けた時、思わず鳥肌が立った。

これは、ただの確定申告じゃない。

世界の前進を教えてくれる、確定申告だから。

 

きっと、世界はもっと鮮やかに塗り変えられる。

作家の異彩と、わたしたちのアイデアで、

障害のある人の可能性を、生き方を、未来を、描いていくんだ。




1.31 異彩の日 by ヘラルボニー


*就労継続支援B型の場合
出典元:厚生労働省 障害者の就労支援対策の状況(令和2年度)
 

  • コピーに込めた想い
ヘラルボニーは、2022年より、1月31日を「異彩(イサイ)の日」として、異彩が当たり前に存在する世界に向けた企業アクションを行っています。

先日、厚生労働省が企業の障害者雇用率を現行の2.3%から2026年度に2.7%に引き上げることを決定したことが話題となりました。昨今、障害のある方の就労意欲の高まりを背景に、障害のある方がその能力、適性を十分に活かし、障害の特性等に応じて活躍できる社会に向けて、障害のある方の就労を支える様々な施策がとられています。

しかし、重度の知的障害のある方など、現実には就労が困難な方々も存在します。「就労継続支援B型」は雇用契約に基づく就労が困難な方を支える就労系福祉サービスで、福祉施設や作業所での生産活動など、自分のペースに合わせて就労訓練を行うことができるメリットがあります。ただし、あくまでも就労ではないことから、支払いは「賃金」ではなく「工賃」として平均して月額15,776円*、時給にすると222円というのが現状です。

一昨年、契約作家のご両親から「息子が扶養の基準を超えて、確定申告することになりました。」という旨のメッセージが届きました。

へラルボニーの契約作家は主に知的障害のある方で、多くの方が「就労継続支援B型」の対象者です。そのなかで、親の扶養の基準を超えて「確定申告」をする作家が生まれたという事実は、異彩が当たり前に活躍する世の中に向けた大きな一歩だと考えました。今年もまた、へラルボニーの契約作家で確定申告をする方がいらっしゃいます。

嬉しさのあまりに鳥肌が立つ本エピソードを、ご家族の了承の元、1月31日の「異彩(イサイ)の日」に伝えるべきメッセージとして公開いたしました。

足の速い人がいればそうでない人もいるように、知的障害のある方がみな、アートの才能に秀でているわけではありません。現在、へラルボニーが世の中に伝えられている「異彩」はごく一部に限られています。

「才能は、披露してはじめて才能になる。」とへラルボニーは考えます。
これからも、世の中へさまざまな異彩を届けるために、福祉を起点とした事業を幅広く展開してまいります。


*就労継続支援B型の場合
出典元:厚生労働省 障害者の就労支援対策の状況(令和2年度)
 

東京メトロ丸ノ内線 霞ケ関駅東京メトロ丸ノ内線 霞ケ関駅

東京メトロ日比谷線 東銀座駅東京メトロ日比谷線 東銀座駅

東京メトロ千代田線 霞ケ関駅東京メトロ千代田線 霞ケ関駅

JR東日本 盛岡駅JR東日本 盛岡駅


■STAFF LIST
企画:松田 崇弥、小野 静香、丹野 晋太郎(ヘラルボニー)長谷川 輝波(電通)
アートディレクター:山口 さくら(電通)
コピーライター:長谷川 輝波(電通)
PRプランナー:小野 静香(ヘラルボニー)
起用アート作家:小林覚(るんびにい美術館、岩手県)、衣笠泰介(個人、京都府)、田崎飛鳥(岩手県)
 

 

 

 

  • 掲出箇所
・東京メトロ千代田線 霞ケ関駅 A13出口付近、桜田通り方面改札キップ売場隣
・東京メトロ丸ノ内線 霞ケ関駅 B1階インフォメーションカウンター付近
・東京メトロ日比谷線 東銀座駅 B1階中央口付近
期間:2023年1月30日(月)〜2月5日(日)

・JR東日本 盛岡駅 2階南口改札付近
期間:2023年1月31日(火)〜2月6日(月)

※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください
 
  • オンラインストアにて「あなたのお買い物が、作家の絵筆になる。」プロジェクトを同時開催
同時に「HERALBONY」オンラインストアにて、1月31日から2月6日の期間、売上の10%を絵の具や色鉛筆、筆といった制作活動に必要な画材に変えて、作家や福祉施設へ届ける「あなたのお買い物が、作家の絵筆になる。」プロジェクトを実施いたします。

■概要
・期間:2023年1月31日(火)〜2月6日(月)
・参加方法:「HERALBONY」オンラインストアで商品を購入いただく
・オンラインストア特集ページURL:https://heralbony.com/pages/isai-week
・特典:すべての購入者の方へ、へラルボニー契約作家の小林覚によるオリジナルアートのスマートフォン壁紙をプレゼント

※ヘラルボニーでは通常時より売上の一部を作家・福祉施設へ還元しています。本プロジェクトによる還元はさらに追加として行われます。
 
  • 【株式会社ヘラルボニー概要】

ヘラルボニーは「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。

日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃⾃由帳に記した謎の⾔葉です。「⼀⾒意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com

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会社概要

株式会社ヘラルボニー

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URL
http://www.heralbony.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
岩手県盛岡市開運橋通2-38 HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号
-
代表者名
松田 崇弥、松田文登
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年07月