認証・アカウント管理・証明書発行・DHCPアプライアンス「Account@Adapter+ V7」証明書配付機能の強化など、運用負荷低減を追求した新バージョンを提供開始

HCNET

エイチ・シー・ネットワークス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:田中 宗)は、

自社で開発・販売している認証・アカウント管理・証明書発行・DHCPアプライアンス

「Account@Adapter+ V7」(アカウントアダプタープラス ブイセブン)にて、証明書配付機能などを強化した「Account@Adapter+ V7 Version 7.02」を本日より出荷します。

■背景

デジタルトランスフォーメーションの進展とともに、さまざまなエリアで情報連携の必要性が高まり、スマートフォンやタブレットなどのさまざまなデバイスによる業務遂行ができるようになったことで、無線LANの普及が進んでいます。無線LANの利用にはセキュリティ面での配慮が不可欠で、特に証明書認証の導入が重要となります。これにより初めて安心して無線LANを活用し、業務のDX化を図ることができます。

しかしながら、証明書認証の導入は、利用者ごとの証明書の発行から端末への配付、更新、削除などの運用に多大な負荷が発生し、その課題により導入が進んでいない組織も多く見られます。

「Account@Adapter+ V7」は、この証明書の運用・管理をワークフロー化し、管理者および利用者双方で、手間をかけることなく容易に証明書認証を運用するための機能を提供しています。この度のエンハンスでは、「証明書運用の負荷低減機能の強化」および「GUI改善による操作性向上」を主な新機能とし、構築・運用のさらなる負荷低減に貢献します。

■Account@Adapter+ V7.02の主な新機能

◇証明書運用の負荷低減を目指した「証明書インポートツール」の対象OSを拡張

通常は証明書の配付からダウンロードしインポートするまで、管理者・利用者ともに手間のかかる作業でしたが、本製品ではクライアント証明書の安全な配付と簡単なインポートに対応可能な機能(証明書インポートツール)を標準搭載しています。そして今回、従来のWindows端末向けに加えて新たにmacOS、iOS、Android OS端末向けの証明書インポートツールを提供します。

証明書インポートツールを利用することで、利用者向けの申請ワークフローである「ユーザーツール」と連動して、端末にクライアント証明書をインポートすることが可能です。

また証明書が更新された際には、自動でダウンロードしてインポートできる、他端末への証明書の流用を防止することができる※といったメリットがあり、より簡単でセキュアなクライアント証明書の運用が可能となります。

※他端末への証明書の流用防止について、macOSは次期以降のバージョンアップにて対応予定

◇参照作成機能による設定の複製により、設定時の手間を大幅削減するとともに設定ミスも軽減

ネットワーク属性やDHCPスコープ、申請ワークフロー機能のポリシー設定など、数十件程度の設定投入を要するものが、参照作成による設定登録機能(設定の複製)により入力の手間を大幅に削減できます。手動で設定を増やす際の人的ミスを防止することにも役立ちます。

◇管理画面からマニュアルの該当箇所に遷移可能なヘルプボタン機能の追加により、構築・設定時の負荷を低減

多くの機能を搭載する本製品では、設定中の不明な点に関して膨大なマニュアルから対象ページを探すといった作業が必要でした。しかし今回、不明な点のマニュアル参照負荷を低減する機能として、Web GUI上の各種設定画面にヘルプを追加し、その時々によって必要なマニュアルPDFページを参照する機能を提供します。ワンクリックでマニュアルの該当箇所へ遷移するため、どの設定項目にどのような値を設定すれば良いか、設定時の注意事項などをすぐに確認できるようになります。構築時や設定変更時の負荷を低減し、構築・運用コストの削減に貢献します。

■Account@Adapter+ V7の特徴

・さまざまな認証方式

Web・MAC・IEEE802.1X認証に対応。多様化する端末に合わせた認証方式を選択できます。

・CA(自己認証局)機能

プライベート認証局機能を搭載。クライアント証明書を必要とする端末に対して、ご利用いただけます。

・充実した認証機能

外部LDAPやActive Directory®を参照した認証も可能です。

・効率的なアカウント管理

MACアドレス自動登録、ユーザーへのパスワード有効期限通知、未使用アカウントの自動削除(アカウント棚卸し機能)など、アカウント運用管理の負荷を低減します。

・申請ワークフロー

利用者によるアカウント申請システム「ユーザーツール」を標準搭載しています。

・柔軟なライセンス拡張・ご提供形態

ライセンス入れ替えのみで速やかに拡張可能です。アプライアンス・VA・クラウドでのご提供。

・手厚い運用支援・サポート

導入前・導入後の専任チームによるサポートをご提供します。マニュアル・設計ガイドも多数ご用意しています。

・DHCPサーバー機能

DHCPオプションライセンスを組み合わせることにより、ネットワーク機能の集約化に貢献します。

・Web API連携

登録されたアカウント情報の登録や改廃について、APIによる連携機能を搭載しています。

■エイチ・シー・ネットワークス株式会社

エイチ・シー・ネットワークスは、統合ITインフラベンダーとして、お客さまと共に未来を創造します。1981年創業以来40年以上にわたり培ってきた技術力で、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、仮想化、ワークスタイルイノベーション、運用サービスなどに、自社開発製品による独自の価値を加え、SIerとメーカー両方の強みを融合した高品質・高信頼性ネットワークの統合ITインフラ事業を通じて、夢のある豊かで持続可能な社会を創造していきます。また、ウェルビーイング経営で成長と働きやすい環境づくりを推進し、社員一人ひとりが誇りを持って働ける職場を提供します。詳細は次のURLからご覧いただけます。https://www.hcnet.co.jp

■本ニュースリリースに関するお問い合わせ

エイチ・シー・ネットワークス株式会社

 営業本部 ビジネスサポート部 ビジネス推進グループ

〒111-0053

東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル5F

お問い合わせURL:https://www.hcnet.co.jp/inquiry/


■登録商標

Account@Adapter、LOG@Adapter、QuOLA@Adapter、OneID@Adapter、

VI-Engine、HCNETおよびそのロゴは、エイチ・シー・ネットワークス株式会社の商標または登録商標です。本ニュースリリースに記載されているその他の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

本ニュースリリース記載の情報(製品・サービスの内容、仕様、価格、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.hcnet.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル5F
電話番号
-
代表者名
田中宗
上場
未上場
資本金
3億2000万円
設立
1981年07月