牛樟芝菌糸体粉末および穀物発酵エキス含有飲料摂取によるアルコール代謝促進効果を確認
学術論文として、「Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)vol.46 no.3 2018」に掲載
株式会社I-ne(本社:大阪府大阪市)では、牛樟芝(和名 ベニクスノキタケ)についての研究を行っています。牛樟芝(和名 ベニクスノキタケ)とは台湾の固有種キノコで、200年以上も前から人々の健康維持に利用されています。
今回、牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキスを含有する飲料によるアルコール代謝促進効果を検証する為、株式会社オルトメディコ(本社:東京都文京区)と共同で臨床試験を実施しました。その結果、牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス含有飲料を摂取することにより、アルコール摂取後の血中エタノール濃度上昇が抑制される傾向が認められました。この研究成果は、学術論文として、「Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)vol.46 no.3 2018」に掲載されました。
今回、牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキスを含有する飲料によるアルコール代謝促進効果を検証する為、株式会社オルトメディコ(本社:東京都文京区)と共同で臨床試験を実施しました。その結果、牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス含有飲料を摂取することにより、アルコール摂取後の血中エタノール濃度上昇が抑制される傾向が認められました。この研究成果は、学術論文として、「Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)vol.46 no.3 2018」に掲載されました。
牛樟芝(和名 ベニクスノキタケ)
学名:Antrodia camphorata
【実験方法】
お酒に酔いやすいと感じる健常な日本人成人男女16名を対象に、ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験を行った。
試験飲料摂取から30分後にアルコールを摂取し、アルコール摂取前から摂取180分後の間に5回採血を行い、TAUC<注1>及び各測定点の血中エタノール濃度を評価した。
〔試験サンプル〕
A.プラセボ
B.「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料
C.「ウコンエキス」含有飲料
D.「肝臓エキス及びウコン抽出物」含有飲料
【結果】
〔TAUC比較〕
「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料は対照飲料C,Dと比較し、有意(p<0.05) <注2>にTAUCの低下が見られた。
〔血中エタノール濃度比較〕
血中エタノール濃度は、アルコール摂取後30分以降で「肝臓エキス及びウコン抽出物」含有飲料よりも有意(p<0.05)に低値を示し、アルコール摂取後60分以降で「ウコンエキス」含有飲料よりも有意(p<0.05)に低値を示した。
【結論】
「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料をアルコール負荷前に摂取することで、アルコール摂取後の血中エタノール濃度上昇が抑制される傾向が認められ、酔いが回りにくくなる可能性が示唆された。
【用語解説】
<注1>TAUC:アルコール摂取から180分後までの血中アルコール濃度変化の曲線下面積。
<注2>有意差及び傾向差
※「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料は「ウコンエキス」含有飲料に比べ、 TAUC、血中エタノール濃度(負荷60分後、負荷120分後、負荷180分後)で有意差有(p<0.05)。また血中エタノール濃度(負荷30分後)で傾向差有(p<0.10)。
※「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料は「肝臓エキス及びウコン抽出物」含有飲料に比べ、TAUC、血中エタノール濃度(負荷30分後、負荷60分後、負荷120分後、負荷180分後)で有意差有(p<0.05)。
※「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料はプラセボに比べ、TAUC、血中エタノール濃度(負荷30分後、負荷120分後)で傾向差有(p<0.10)。
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