大森靖子、こだま、推薦!「家族が壊れた」鬼才・北村早樹子が描く禁断小説『ちんぺろ』“本当のモンスター”は誰なのか
株式会社大洋図書は小説『ちんぺろ』(著:北村早樹子)を10月17日(金)に発売いたします。

秘密の合言葉は、「ちゅっちゅくちゅうのちんぺろ」
10年ぶりに実家に帰省した弓子が目撃したのは、モンスターと化したひきこもりの妹・鞠子と、彼女ひとりに支配され奴隷のように振る舞う壊れた家族の姿だったーー。
歌手、文筆、役者としてマルチに活動する北村早樹子による書き下ろし禁断小説がついに刊行。
北村早樹子未発表曲「ちんぺろのテーマ」ダウンロードコード収録!
ーーまた妹が、ママに、
ばあちゃんぶん殴らせてる。
こんなのおかしいね 何で産んだの
〝誰も私を愛せないのはおまえらのせいだ〞
その呪いを時間と文字に溶かす物語に、
また生き抜く力をいただきました。(大森靖子/超歌手)
ーー本当のモンスターは誰なのか。この一家はいったいどこへ向かうのか。家族間の支配と服従のおぞましさに目を背けたくなるけれどページをめくる手が止まらない。もうとっくに壊れているのに、家族という血のつながりと幻想にしがみつき、身動きが取れなくなっている。そんな彼らの恥部を容赦なく暴き、人間の欲と弱さを浮き彫りにしていく。感情を押し殺すような最終章の淡々とした語りは、この物語を書かずにいられなかった著者の執念そのものだ。こんな家族はありえない。本当にそう言い切れるだろうか。(こだま/作家)
著者プロフィール
北村早樹子(きたむら・さきこ)
1985年大阪府生まれ。高校生の頃よりシンガーソングライターとして活動。アルバム5枚とベストアルバム1枚を発表する。また映画や演劇の音楽を作ったり、俳優として出演したりもする。20年間、日記を書き続けている。

登場人物

書誌情報
書名:『ちんぺろ』
発売日:2025年10⽉17日発売
著者:北村早樹子
発行・発売:株式会社大洋図書
仕様:四六判並製・192頁
定価:1,870円(税込)
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