第17回エイブル空間デザインコンペティショングランプリ作品をスパイラルガーデン(東京・青山)にて実物大展示!「28㎡の創意工夫展」を開催
株式会社エイブル(本社:東京都港区、以下エイブル)は、大学生・大学院生・専門学校生・高専生を対象に、才能ある学生の発掘・支援を目的とした「第17回エイブル空間デザインコンペティション 2025」を実施いたしました。
エイブルは、過去最多の応募数となった今回のコンペティションで見事グランプリに輝いた作品を28㎡の実物大で展示する「28㎡の創意工夫展」を2025年11月7日(金)~9日(日)にスパイラルガーデン(東京・青山)にて開催いたします。会場では、グランプリ作品の実物大展示をはじめ、本コンペティションのファイナリストの作品模型の展示も実施いたします。学生たちが28㎡の空間に込めた創意工夫とその魅力を本展示にてお届けします。

今回で第17回の開催となる本コンペティションは、賃貸住宅における新たな空間の提案を審査基準とし、「28㎡の創意工夫 ワンルームの新たな可能性」をテーマに作品を募集。全国の学生から集まった作品から書類審査を経て、8組の学生が最終審査会に進出、模型とプレゼンテーションによる最終審査会が今年の9月に行われ、グランプリ作品が決定いたしました。最終審査会の模様は、YouTubeチャンネル「IMAGINE大学」の特別番組として配信を予定しております。
また同会場にて、当社グループの支援する地方創生事業「JAPAN DESIGN WEEK」による、愛媛県や北海道札幌市の子どもたちを対象とした建築ワークショップで制作された模型作品の展示なども同時開催されます。
学生や子どもたちの魅力ある作品を、ぜひスパイラルガーデンにてご覧ください。
「28㎡の創意工夫展」概要
■開催日時:2025年11月7日(金)~9日(日) 11:00~20:00 ※9日(日)のみ19:00まで
■会場 :スパイラルガーデン(スパイラル 1F) 東京都港区南青山5丁目6-23
■入場料 :無料
■昨年度実物大展示の模様



グランプリ作品紹介
■作品名:「架構と余白の挿入」/作者:森川 隼さん(京都工芸繊維大学大学院)

【作品のコンセプト】
従来のワンルームは、暮らしの多様さや外部との関わりを受け止めきれていないのではないか? 本提案ではRCの躯体に木架構をずらしながら挿入することで、奥へ進むほどに拡がる土間を設けた。段床の高低差やシルバーの壁面が柔らかな光を導き、奥行きを生み出す。土間はバルコニーと連続することで、作業場にも食卓にも庭にも変わる。挿入された木架構によって、使い方が定義されない様々な余白がワンルームに生まれる。完成されたかたちを提示するのではなく、住まい手の創意工夫や関わり方によって常に更新される住まいである。その奥へと誘う構えは、伝統的な町家の奥行きを思わせながらも新しいワンルームの姿を提示している。

【グランプリ受賞者 森川 隼さん コメント】
この度は、グランプリという名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。ワンルームという限られた空間の中で、新しい建築のあり方を考えることは、難しくもあり、同時に、すごく楽しい時間だったと感じています。審査員の方々の前でプレゼンする機会をいただき、このような評価をいただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。
第17回エイブル空間デザインコンペティション 審査委員紹介

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