Thinkings、第4回「採用あるある川柳2024」受賞作品決定！大賞「人を見る　目にも問われる　多様性」

～退職代行、初任給、人的資本経営など、採用の”今”をよむ641句から選定～

Thinkings株式会社

2024年7月31日 10時05分

組織づくりのプラットフォーム「sonar HRテクノロジー」を展開する、Thinkings株式会社（シンキングス、本社：東京都中央区、代表取締役社長：吉田崇）は、第4回「採用あるある川柳」の受賞作品を発表しました。大賞は「人を見る　目にも問われる　多様性」に決定。退職代行、初任給、人的資本経営など、採用担当者が”今”向き合っている様々なテーマにまつわる641句が集まりました。

・採用あるある川柳2024結果発表ページ　https://thinkings.co.jp/senryu2024_result/

■「採用あるある川柳」とは

「採用あるある川柳」は、採用担当者だからこそ感じる、見えない苦労や小さな喜びをよむ公募川柳です。第４回となる今年は、退職代行、初任給、人的資本経営、選考辞退など、採用の”今”を感じさせる様々なシーンを表した一句が集まり、採用担当者が向き合うテーマがさらに多様化・複雑化していることを感じる結果となりました。

審査は、Thinkings執行役員CHROの佐藤邦彦、Cast a spell合同会社代表の青田努氏、人事図書館館長の吉田洋介氏、Thinkings社員、および採用あるある川柳運営事務局にて実施。今年も様々な議論を重ね、応募作品の中から、共感度の高いものや採用の潮流を捉えたもの、採用担当者の仕事を知るきっかけになると感じたものを選定しました。Thinkingsは本企画を通して、採用担当者の仕事の難しさや素晴らしさを多くの人に知っていただき、採用担当者の皆様にエールを送りたいという想いで実施しています。

■大賞作品

・人を見る　目にも問われる　多様性　

コメント：Thinkings執行役員 CHRO 佐藤邦彦

わかりやすい"多様性"ではなく、個々の隠れた才能に目を向けどう活かすかが問われています。採用に関わる人事が画一的な価値観から脱し、多様な視点をもたなければ可能性を逃してしまいます。そんな難しい時代の到来を感じさせる重厚な一句。

■審査員賞　4作品

・面接で　技術の話　盛り上がり

コメント：Cast a spell合同会社代表青田努氏

面接の場ですが、応募者と面接官という立場を超えて「技術」という共通のテーマで一緒に盛り上がっている様子。本当にいい面接をしているんだなという光景が目に浮かびます。採用で人と人が向き合う場面はこうあるべきだなと感じた素敵な一句でした。

・その昔　同じ目をした　俺がいた

コメント：人事図書館館長の吉田洋介氏

人によって捉え方が様々に変わる一句だと感じました。目の前の応募者と向き合い、変わった自分をネガティブに感じる場合もあれば変化や成長を実感する場合もあるのでは。面接の場は自分自身を振り返る場でもあることを示してくれる一句です。

・待ってくれ…　次の卒年　始まるぞ…

コメント：Thinkings執行役員 CHRO 佐藤邦彦

新卒採用の早期化＆長期化による現場の苦悩が感じられる一句。今年度の内定者対応と次年度の準備等、それぞれに真剣に向き合うからこその心の声。企業規模や業界を問わずあらゆる企業にとって他人事でない状況になってきていると感じ、選びました。

・どうなるの？　ＡＩ採用　オレ不要？

コメント：採用あるある川柳2024運営事務局

誰もが一度は思ったことがあるかもしれません。ただ、人に向き合う採用担当者の仕事の全てをAIが担うことはないでしょう。テクノロジーで採用を支援するThinkingsだからこそ、この句から採用における「人」の力を考え続けたいと思います。

■佳作　８作品

・突然の　退職代行　どう対応？

・採用か　それとも異動か　育成か

・夢は何？　訊いてる自分の　夢はなに？

・初任給　上げるは良いが　ぼくはいつ？

・アルムナイ　かつての戦友　期待大

・言ったよね？　御社が一位　言ったよね？

・訊く前に　訊いてもいいか　訊いておく

・お祈りの　メールを送る　手は震え

■総評

Thinkings株式会社執行役員CHRO 佐藤邦彦

第４回となる今年は、内定辞退、ドタキャン、退職代行、初任給アップ、保護者の登場など、超売り手市場という時流を捉えた句が多く、採用担当者の皆さんの日々の苦労が伝わってきました。

また、コンサルティング会社が新卒で美大生を採用するなど、各企業が採用での新しい可能性を模索している状況もある中で、異動や育成を絡めた句も複数あり、人事の皆さんの役割がより幅広く変化していることも実感しました。まさに人的資本経営時代の到来です。

AI関連では、応募者によるAI活用をイメージした句に加えて、今年は特に人事によるAI活用にふれた句も多数ありました。この１年でどのような変化があったかを見渡すのにいい企画になっていると感じます。

Thinkingsはこの企画を通して、採用の仕事にスポットライトを当て多くの人に知って頂くことで、採用担当者へエールを送りたいと考えています。今年も多くのご応募をいただきありがとうございました。

■「採用管理システムsonar ATS」について（https://hr.sonar-ats.jp/20240731_saiyosenryu）

「sonar ATS」は、新卒、中途とわず、各応募経路からの候補者データの一元管理が可能な採用管理システムです。応募書類の管理や選考案内の連絡といった煩雑な作業を自動化し、採用業務を効率化します。2022年にサービス提供開始から10周年を迎え、導入実績は株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社ジェーシービー、トヨタ自動車株式会社など、2024年4月に1,900社を突破しました。2023年4月には、AIを活用して書類選考等の判定精度向上を支援する機能「sonar AI（ソナーエーアイ）」を公開しました。

・資料請求・お問い合わせはこちらから　 https://hr.sonar-ats.jp/20240731_saiyosenryu

・sonar AI　https://hr.sonar-ats.jp/20240731_saiyosenryu_ai