コンパクト設計でデスクトップ級の性能を実現する産業用IPC:「IPC-221」を発表
~幅広い制御のニーズに合わせた、より多くの機能を実現する拡張I/Oを提供~
アドバンテック株式会社(東京都台東区)の本社 Advantech Co., Ltd(台湾、TWSE: 2395、以下 アドバンテック)は、コンパクト設計でデスクトップ級の性能を実現する産業用IPC「IPC-221」を発表します。
▶ Advantech Co., Ltd – 発表資料
省スペース設置に対応しながら現場での安定した高性能コンピューティングを実現

2025年10月27日、Advantech Co., Ltd(台湾、TWSE: 2395、以下 アドバンテック)は、コンパクト設計でデスクトップ級の高性能を実現する産業用IPC:「IPC-221」を発表 します。IPC-221は、前世代と比較し、デスクトップCPU性能(65W)を片面I/O構成を採用したコンパクトボックス型PC(240×233×93mm)に搭載し、機械統合やキャビネット設置などの省スペース用途に最適です。幅広い産業用制御のニーズに対応する、安定した高性能コンピューティングを提供します。
高性能かつ幅広いCPU世代対応のコンパクト設計
アドバンテックのPCE-2xシリーズマザーボードと組み合わせ可能で、Intel® Celeron®、Pentium®、Core™ i3/i5/i7(第10~14世代)や最新のIntel® Core™ Ultra Series 2に対応します。高性能と柔軟性を兼ね備え、ソフトモーション軸制御やHMIデータ可視化などの高負荷産業用途において、リアルタイム処理と安定性を提供します。また、最新のPCE-2134またはPCE-2034 CPUモジュールとの連携により、内蔵NPUを活用してエッジAIワークロードを効率的に実行できるため、スマート製造や自動化環境に最適なソリューションです。
幅広い用途に対応する拡張I/O
IPC-221は、PCIeスロット2基と複数のCOMポートを備え、外部機器との接続を容易にするI/O拡張に対応します。さらに、リモートスイッチ機能により、スマート製造や多様な産業環境での柔軟な運用を可能にします。
コンパクト機器からスマート製造まで支えるアップグレード設計
IPC-221は、コンパクト設計、高性能処理、幅広いI/O拡張を備え、スマート工場やコンパクトなデバイスの統合をはじめとした産業用途に最適な製品です。モーション制御、データ収集、ビジョンシステムを統合し、クローズドループ構成を実現するエッジコントローラとして活用できます。スマート製造ラインでのオンライン印字やデータ収集に対応し、運用効率を大幅に向上させるために幅広く採用されています。IPC-221は10月より量産を開始しました。
詳細については、ぜひ弊社ウェブサイトをご覧ください。
※ 本リリースに記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 本商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【会社概要 : アドバンテック株式会社】
1983年台湾にて、アドバンテック(研華股份有限公司)を創設。40年以上にわたり産業向けに高品質・高性能のパソコンを開発して参りました。2024年現在、3,000を超える様々なIoT機器をラインナップ。世界26か国95都市にて拠点を構えた産業用パソコン市場の世界シェアNo.1※メーカーとして、「Enable an Intelligent Planet」のビジョンを掲げ、AI × IoTプラットホームサービスを通じ社会課題を解決することで豊かな未来を育むことを目指しています。
※出典元:OMDIA - 産業用PCの市場の世界シェア1位。42.5% (2023年版)
日本においては、1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。2018年にオムロン直方株式会社と資本業務提携をし、さらなる販売拡充とともに、市場のご要望に迅速にお応えできるよう設計から生産までを請け負う(DMS/ODM)サービスも展開しています。台湾のスピードとこれまで培ってきた技術力を融合させることで、パートナー様と一緒にエコシステムの共創活動に取り組んでいます。
会社サイト:https://www.advantech.co.jp/
紹介動画 :公式Youtube「Advantech Connect -Japan-」
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