ASKUL事業・リサーチ専門チーム、全国の仕事場におけるニーズを探る「コロナ禍における職場の年末年始の実態、例年からの変化」に関する調査

~年末年始の休暇は分散傾向はなく、例年傾向と変わらず。忘年会は半数以上が中止し、実施は1割未満。恒例の年末挨拶まわりは、減らす予定・中止予定が7割を超え、リアルな接触機会を避けている傾向に~

アスクル株式会社

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)はこの度、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」(https://www.askul.co.jp/)に登録している事業所を対象に、「コロナ禍における職場の年末年始の実態や例年からの変化」に関する調査を実施しました。
 本調査はコロナ禍で迎える初の年末年始に向けて多くの仕事場で例年とは違う様相を呈している中で、その実態や変化を把握するために、ASKUL事業リサーチ専門チームが調査、全国3,541の事業所の回答を得たものです。

 

【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している
  25超の業種
【調査エリア】 全国
【調査期間】 2020年12月7日(月)~12月10日(木)
【回収サンプル数】 3,541
【設計・実施・分析】 ASKUL事業本部 リサーチ&ビジネスサポート
■サマリー
✔ 職場の休業日は12月30日(水)~1月3日(日)に集中、コロナ禍においても例年傾向と変わらず、分散取得も少ないものと推測。
✔ 来年1月11日まで休業日を延長した場合最大17連休となる中で、期間内の平均休業日数は7.3日となり、休暇の分散取得も少数に留まる。
✔ 年末の忘年会は5割以上の職場で中止。実施は1割未満。*規模縮小化含む
✔ 企業からの年賀状やグリーティングカードの送付は、「例年通り」が約7割、「無くす予定」は2割。
✔ 年末年始の挨拶まわりの予定は、「減らす予定(減らしている)」と「中止する予定(中止した)」が合わせて7割以上で、ビジネス上のリアル接触を減らしている傾向が見られる。


■調査内容と結果
【Q1-1】
あなたがお勤めになっている職場の年末年始の休業日を教えてください。

※年末年始の休業日は、12月26日(土)~1月11日(月)の17日間を設定
 

【結果】
・最大17連休と言われる中で、期間内の平均休業日数は7.3日。
・休業期間として最も多い回答は、6日間で19.0%、続いて7日間で15.4%。
・職場の休業日は12月30日(水)~1月3日(日)に集中しコロナ禍においても例年傾向と変わらずに、分散取得も少ないものと推測。
・1月4日(月)は5割程度の職場が休業と回答、年始の稼働は翌日の1月5日(火)からと推測。
・業種別では、販売・小売、飲食業、サービス業、医療・介護福祉などの現場系業種は、その事業形態からも全体と比較して休業日が少ない傾向。  ※一部参考値を含む

【Q1-2】
あなたのお勤め先において、昨年の年末年始休暇と変わった点はありますか。当てはまるものを全てお選びください。

【結果】

・  約3割の職場で「社内イベント等が中止」となった。
・「例年の休日日数より増える予定」としているのは、約1割程度に留まる。
・「休暇の分散取得」はごく少数に留まる

【Q2】
あなたのお勤め先では、忘年会を実施した、または実施する予定ですか。当てはまるものを1つお選びください。

【結果】

・年末の忘年会は5割以上の職場で中止。
・例年通り、または規模縮小などでの実施は少数で1割未満に留まる。
・全体と比較して「中止」が10pt以上高い業種は「電気・ガス・水道・鉱業・エネルギー」「官公庁」の公的機関系、「IT・情報・通信サービス」「製造業」の4業種。
・従業員規模別では、規模の大きさに比例し中止の割合が増加。


【Q3】
あなたのお勤め先では、年賀状やグリーティングカードを取引先などに出す予定ですか。
当てはまるものを1つお選びください。

 

【結果】 ※「業務外でわからない」を除く
・年賀状やグリーティングカードの送付は、「例年通り」が約7割。
・一方で、「無くす予定」は2割程度となっている。
・従業員規模別では、500人以上の職場において「無くす予定」が全体と比較して10pt以上高い。
・1~4人の規模においても、全体と比較して「無くす予定」が5pt以上高い。
・業種別で、全体と比較して「例年通り」が10pt以上高いのは、「土木・建設・建設資材」「設備工事」。
・「無くす予定」が全体と比較して10pt以上高いのは、「飲食業」「教育」「各種組合・団体及び施設・機関」。


【Q4】
あなたのお勤め先では、年末年始の挨拶まわりをする予定ですか。
当てはまるものを1つお選びください。


【結果】
・年末年始の挨拶まわりの予定は、「減らす予定(減らしている)」が35.7%、「中止する予定(中止した)」が37.4%と、合わせて7割以上となり、ビジネスにおけるリアルな接触を減らしている傾向。
・従業員規模別では、9人以下の職場で「中止予定(中止した)」が全体と比較して高く、また30人以上の職場では中止までにはならないが、「減らす予定(減らしている)」が全体と比較して高く、件数を絞るなどの対応をしているものと推測。
・業種別では、全体と比較して「例年通り」が10pt以上高いのは「土木・建設・建設資材」「不動産業」
「運輸・郵便・倉庫・物流」。
・「中止(予定)」が10pt以上高いのは「教育」「医療機関・薬局」「医療・医薬/介護用機器」「介護・福祉」。

 アスクルは今後も、働くすべての人たちのインフラであるとの認識のもと、変わり続ける時代のニーズにあわせてより一層お客様からご支持を得られる「エシカル e コマース」を目指し、引き続きサービスの向上に努めてまいります。

 <ASKUL事業・リサーチ専門チームによる調査結果公開ページもご覧ください
 働き方から備品の使い方に至るまで、アスクルが実施したアンケート結果を毎月ご紹介しています。
 URL : https://www.askul.co.jp/f/special/survey/

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会社概要

アスクル株式会社

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URL
https://www.askul.co.jp/corp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都江東区豊洲3-2-3 豊洲キュービックガーデン
電話番号
-
代表者名
吉岡 晃
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1963年11月