全国の中学・高校生1200人に聞いたスクールバッグ事情「リュック・デイパックタイプ」が圧倒的に多く、必要ポイントは「サイズ・大きさ」が最多

~調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.231「中高生のスクールバッグ事情」~https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol231

カンコー学生服

 菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.231にて、「中高生のスクールバッグ事情」の調査データを公開しました。

 

 中学・高校生が毎日の通学で使用しているスクールバッグ。スクールバッグは、学校毎にデザイン・色や形・素材などが決まっているものや、色や形はある程度決まっていても学校で決まったデザイン指定がなく、自由に選べる場合もあります。

 では、中学・高校生はどのようなスクールバッグを使っているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、スクールバッグの学校指定の有無、スクールバッグのタイプ、スクールバッグに必要だと思うポイントを調査しました。

◆調査結果サマリー

●中学生は学校指定品が多く(54.4%)、高校生は学校指定品ではない(59.2%)との回答が多い

●中学・高校生ともに使用タイプは「リュック・デイパックタイプ」が圧倒的に多い

●必要だと思うポイントは「サイズ・大きさ」「収納・ポケット」「デザイン・タイプ」などが上位

◆まとめ・見解

 近年、文部科学省のGIGAスクール構想によって、学校でのICT教育が進み「デジタル端末」という新しい教材が増えました。そして、中学・高校生のスクールバッグには、デジタル端末のほかにも、教科書、ノート、筆記用具、体操服、水筒、弁当箱、財布、スマートフォン、クラブ・部活動や塾のアイテムなど、様々なものが収納されています。

 今回、中学・高校生1,200人を対象にしたスクールバッグ事情は、スクールバッグが「学校指定品である」(中学生54.4%、高校生30.8%)、「学校指定品ではない」(中学生38.2%、高校生59.2%)という状況で、中学生は学校指定品が多く、高校生は学校指定品ではないという回答が多くみられました。

 通学に使用しているスクールバッグのタイプは、「リュック・デイパックタイプ」(中学生71.4%、高校生62.4%)が圧倒的に多く、次に「ショルダータイプ」「手提げタイプ」「3WAYタイプ」という結果になりました。「リュック・デイパックタイプ」は重い荷物を背負って持ち運べて、両手が空いて動きやすいため、採用する学校や選ぶ中学・高校生も増えているようです。

 中学・高校生がスクールバッグに必要だと思うポイントは、1位は「サイズ・大きさ」(中学生64.7%、高校生60.9%)、2位は「収納・ポケット」(中学生50.6%、高校生40.4%)、3位は「デザイン・タイプ」(中学生37.3%、高校生32.3%)となり、続いて「丈夫さ・耐久性」「軽さ」「撥水・防水加工」などがあげられました。

 スクールバッグの主流となりつつある「リュック・デイパックタイプ」は、登山者や狩人が沢山の荷物を入れて運ぶための背負い袋が起源とされており、現在では、通学に適して便利で機能的ということから中学・高校生に支持されています。スクールバッグには学校生活の必需品を運ぶための機能性やデザインが求められているようです。

◆調査結果

1.スクールバッグの学校指定の有無

●中学生は学校指定品が多く、高校生は学校指定品ではないという回答が多い

 中学・高校生に聞いたスクールバッグの学校指定の有無は、「学校指定品である」(中学生54.4%、高校生30.8%)という状況で、中学生においては学校指定品という回答が半数を超えています。

 一方、スクールバッグが「学校指定品ではない」(中学生38.2%、高校生59.2%)という回答は高校生で多くみられ、「学校指定品と学校指定品ではないものが両方ある」(中学生7.5%、高校生10.0%)という回答もみられました。

Q.あなたが現在通っている学校の通学用のスクールバッグは、学校の指定品ですか。(単数回答)

2.スクールバッグのタイプ

●中学・高校生ともに「リュック・デイパックタイプ」が圧倒的に多い

 通学に使用しているスクールバッグのタイプは、「リュック・デイパックタイプ」(中学生71.4%、高校生62.4%)が中学・高校生ともに圧倒的に多く、次に、肩からかけるタイプの「ショルダータイプ」(中学生11.2%、高校生19.0%)、手で持つタイプの「手提げタイプ」(中学生8.7%、高校生13.2%)、手で下げたり、背負ったり、肩にかけたりできる「3WAYタイプ」(中学生7.5%、高校生4.1%)という結果になりました。

Q.あなたが通学に使用しているスクールバッグのタイプを教えてください。

※複数持っている場合は、主に使用しているスクールバッグについてお答えください。(単数回答)

3.スクールバッグに必要だと思うポイント

●「サイズ・大きさ」「収納・ポケット」「デザイン・タイプ」などが上位

 中学・高校生がスクールバッグに必要だと思うポイントは、「サイズ・大きさ」(中学生64.7%、高校生60.9%)が最も多く、続いて「収納・ポケット」(中学生50.6%、高校生40.4%)、「デザイン・タイプ」(中学生37.3%、高校生32.3%)、「丈夫さ・耐久性」(中学生32.4%、高校生27.8%)、「軽さ」(中学生38.2%、高校生22.8%)、「撥水・防水加工」(中学生14.9%、高校生17.4%)があげられました。

 また、「デジタル端末の保護機能」(中学生0.4%、高校生0.5%)が必要という回答も少数ですがみられました。

Q.スクールバッグに必要だと思うポイントはどのようなものですか。あてはまるものを、3つまで教えてください。(複数回答)

◆調査概要

・調査主体:菅公学生服株式会社

・調査対象:全国の中学・高校生1,200人

・サンプルサイズ:

中学生

高校生

241

959

1,200

・調査方法:インターネットリサーチ

・実施時期:2025年4月

・調査委託先:株式会社ネオマーケティング

※結果公開URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol231

【菅公学生服株式会社】

1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。

【カンコーホームルーム】

菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。

テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。

 発行日:毎月1回最終火曜日更新

 公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom

 調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand

 引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotation

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会社概要

菅公学生服株式会社

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URL
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
岡山県岡山市北区駅元町15-1 岡山リットシティビル5F
電話番号
086-898-2500
代表者名
尾﨑茂
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1929年02月