【米国株への投資を増やしますか?減らしますか?】投資家の35.2%が「増やす」、15.2%は「減らす」と回答~日経CNBC 投資家アンケート~
株式会社日経CNBC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹之内源市)は2025年7月23日、現役の投資家を対象に2025年7月14日~7月21日にインターネットで実施した「米国株への投資を増やしますか?減らしますか?」に関するアンケート結果を発表しました。結果は以下の通りです。
【詳細ページURL】
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/3119938

アンケートは、「ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数が7月に過去最高値を更新しました。一方で『米国一極集中』の時代は終了したとみて、投資先を米国株以外に分散する動きも広がっています。投資信託やETFなども含めて、これから皆さんは米国株投資を増やしますか、減らしますか。」という質問に対し、下記の4つの選択肢から回答を選んでもらう形で実施しました。

7月28日(月)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBC解説委員長の松本 清一郎と直居 敦が調査結果やその背景について語りました。

<日経CNBC解説委員長 松本 清一郎>
個人の投資期間の違いが回答に影響しているかもしれない。短期目線の投資家は米国株の割高感やトランプ関税による景気減速リスクが気になる。一方、長期目線の投資家はテック株を中心にした成長期待から米国株への投資を増やし続ける考えなのだろう。
<日経CNBCキャスター 直居 敦>
米国株への投資を「増やす」との回答が最も多かったのは、若干驚きだった。株価は割高にみえるし、トランプ政権の強引な政治手法も不安だ。一方、みなさんのコメントからは米企業、特にハイテク企業への期待、信頼感が高いことも強く感じた。
●番組の映像は「日経CNBC online」とYouTubeチャンネルで無料公開
〈日経CNBC online〉
⇨ https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/59969
〈日経CNBC 公式YouTubeチャンネル〉
⇨ https://youtu.be/9hGHE4mT4hY

アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。
「増やす」を選択された方のコメント
・なんと言っても世界を引っ張ってるのはアメリカ経済であり、多少アメリカ離れがおきても、それは一時の事であり今後もアメリカ経済中心に回って行くことに変わりはないと思う。(ミルク)
・GAFAの独り勝ちが続くので、他の業種も続くだろうと予想する。やがて移民施策も変更になり、世界の牽引役は変わらない。夢が在り続ける限りこのまま推移するはず。(ヒーローきた)
・米国株というよりもテック株を買う。アメリカだから買うのではない。有望なテックがたまたまアメリカにあるだけなのだ。「アメリカに対する信頼が揺らぐ」という声もあるが、極端な話、アメリカという国がどうなろうと興味はない。グローバル展開したテックがどうなるかだと思っている。(さんたろう)
「減らす」を選択された方のコメント
・PER等の指標からして割高であること及びトランプ関税により景気が減速する、と判断するため。(M8shima)
・関税によるインフレで景気後退が起きそうだから。駆け込み輸入で積み増した在庫が切れて来ると数字に現れると思います。(名無し)
「変更しない」を選択された方のコメント
・世界規模で先行き不透明感が強いため、米国株の投資規模は基本的に現状維持。利益増加分は利確し、株価下落時は少しずつ買い増し。(アルファが大事)
・米国経済がリセッションに陥ると、他の投資先への影響も避けられないと思います。そういった中で米国株のパフォーマンスを上回る投資先を見つける自信がありません(開き直りです)。(みすてぃ)
・関税のネガティブ効果をもう少し長く見る必要があるので、投資比率は増やせない。(マサさん)
「そもそも米国株に投資していない」を選択された方のコメント
・米国株に比べて日本株の割安さは明らか。米国株の売買手数料も高い。(B&B)
・米国に限らずもともと投信、ETFなどはあまり購入しない。個別株中心できていますが、日本株に比べあまり米国の事情が細かくわかるわけではないので、購入していない。(山田さん)
そのほか、回答の一部は日経CNBCの公式ホームページでも公開中です。
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/3119938
調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:145件(30代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2025年7月14日~2025年7月21日
調査主体 :株式会社 日経CNBC
日経CNBCについて
日経CNBCは、日本経済新聞社と米国4大ネットワークのひとつNBCの関連会社CNBCが中核になって1999年10月に開局したマーケット・経済専門チャンネルです。ボーダレス化が進む世界経済の迅速かつ正確な経済・マーケット情報を24時間ノンストップで提供しています。
詳細はこちら:https://www.nikkei-cnbc.co.jp/
インターネット配信サービス「日経CNBC online」
“本気”で投資・資産運用に取り組みたい方に向けてライブやオンデマンドなど動画コンテンツ見放題の有料インターネットサービス「日経CNBC online」
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像