ブラックフライデーをホワイトにするサステナブルなキャンペーン「WHITE FRIDAY」を11月17日より開催、「知る」「伝える」「つながる」の3つの企画を実施
生地のストーリーを読むことで受け取れるクーポンや、工場現地で製品を受け取る企画など
第6回目となる今回は「知る」「伝える」「つながる」の3つの企画を用意。生地の故郷へ訪れたくなるコンテンツを閲覧すると利用できる10%OFFキャンペーン「知る」企画、企画をXでポストすると10万円のオーダースーツを抽選でプレゼントする「伝える」企画、そしてEC業界初!?の工場見学をしながら商品を現地で受け取ることができる「つながる」企画という3つのキャンペーンを通して、より商品に愛着を持っていただけることを目指した内容です。
大量の消費が生まれる「ブラックフライデー」の時期だからこそ、大切に長く使いたくなる商品と出会い、廃棄される衣服を少しでも減らすことになればと考えています。
開催期間:2023年11月17日(金)〜2023年11月30日(木)
特設サイト:https://wf.fabric-tokyo.com
WHITE FRIDAY 2023 企画の背景
「どんな店でも黒字になる」ことが名前の由来といわれるセールの祭典、ブラックフライデー。国内でもECショッピングモールや大手商業施設など、多くの企業がセールを実施し、消費のムードが一気に加速します。一方で大量消費、大量廃棄を招いているとして、サステナビリティの観点からブラックフライデーを問題視する声もあります。
FABRIC TOKYOが2022年に行なった「ブラックフライデーでの買い物と衣服の廃棄に関する調査(※)」では、以下のような結果が出ました。
約70%の人が、ブラックフライデーで買ったものを使わなくなったことがある
使わなくなった商品は、「衣服」が最多で、半数近くが「廃棄」されている
オーダーメイドの衣服は、約90%の人が「既製品に比べて廃棄しづらい」と感じている
廃棄しづらい理由は「愛着が強いから」
オーダーメイドの衣服は、リサイクルやリユースしたいという意向が高い
年々、盛り上がりを見せているブラックフライデーですが、セールで安いからと衝動的に購入したものの、「イメージと違った」、「着る機会がない」、「衝動買いだった」、という理由で廃棄されてしまう衣服が多いことがわかりました。普段より安いからと、必要以上の消費が生まれていることが伺えます。
一方で、オーダーメイドの衣服には愛着があり、廃棄しづらいという結果に。
これを受けて、FABRIC TOKYOは「安く、たくさん買う」というムードの中だからこそ、お客さまとともに、日々の消費行動を改めて見つめ直すきっかけとなればという想いで、今年もWHITE FRIDAYを実施します。
※調査結果URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000013830.html
WHITE FRIDAY 2023のコンセプトと詳細
2023年のコンセプトは、「その服に、会いにいく」。
どの生地にもある、産地や作り手の想いなどのストーリーをコンテンツにした、生地の故郷へ訪れたくなるような特設サイトを公開します。
WHIITE FRIDAYの楽しみ方として「知る」「伝える」「つながる」の3つの企画を実施。
購入した商品により愛着を持ち、大切に長く使いたいと思っていただくための内容をご用意しました。
知る
生地の生まれた場所や作り手の想いに触れてみましょう。
知らなかった!そうだったのか!の面白い発見があるかもしれません。もし共感していただけたら、ぜひオーダーを。
生地のストーリーを知ってくださった方には、ありがとうの気持ちを込めて10%OFFのクーポンを差し上げます。
伝える
面白い、もっと誰かに伝えたい!そう感じたら、ぜひ親しい友人や家族やお知り合いに、その声を広げていきましょう。
期間中、Xで声を広げてくださった方の中から抽選で1名さまに、伝えてくれてありがとうの気持ちを込めて、10万円分のオーダースーツをプレゼントします。
つながる
知る・伝えるだけじゃ満足できない!という方へ。
該当商品を購入いただいた方を対象として、その生地が作られている工場で完成した商品を受け取れる「現地受け取り」へご招待します。(※)
生地の生まれ故郷で、ぜひ産地や職人の方々とつながってください。
※愛知県一宮市、岐阜県大垣市の工場を予定しています。
※各工場で2組まで、1組あたり2名まで参加できます。
※希望者多数の場合、抽選となる可能性があります。
サステナブルやSDGsについて耳にする機会が増加し、その言葉の認知は非常に高まっている現代。
環境省の「サステナブルファッション」においても、関心を寄せる人は約40%と上昇傾向にありますが、具体的な行動を起こしている人は約7%にとどまっています(※)。
その理由として「身近ではない」「自分ごとに感じられない」といった「消費者と生産者との物理的・心理的な距離の遠さ」が挙げられるのではないかと考えました。
「知る」「伝える」「つながる」の3つのアクションによって、お客さまと生産者との物理的・心理的距離を少しでも近づけることを目指します。
※サステナブルファッションへの関心割合(環境省)
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
FABRIC TOKYOのWHITE FRIDAYとは
世界的なセールの祭典、ブラックフライデーの時期に合わせて2018年から実施している、「商品化されず、工場に眠る良質な生地」を使ったオーダーアイテムをお客さまへ届けるFABRIC TOKYO独自のキャンペーンです。
日本のものづくりの工場では、想いを込めて作られた開発生地が、ブランド側の事情で商品化されず、そのまま長期在庫となってしまう現実があります。
そのような課題に私たちブランド自身が向き合い、眠っている価値ある生地をオーダーアイテムとしてお客さまにお届けすることを通じ少しづつでも状況を改善することを目的として、実施してきた取り組みが「WHITE FRIDAY」です。
大量生産をする場合は数千メートル単位の生地を確保することが必要です。しかし、オーダーメイドでスーツを提供しているFABRIC TOKYOでは、数メートルの単位で商品化できるため、このような取り組みが可能です。
2018年に本取り組みを開始し、過去には「売らずに回収する店舗」を作り、不要になったウール製品を回収し、抽選でアップサイクルのオーダーアイテムをプレゼントしたり、「なかなか買えないECサイト」を開設し、「本当に必要なものか?」を考えた上で買い物いただくなどの取り組みを実施してきました。
本年も、希少なアイテムを各地のサプライヤーからセレクト。微妙な色の違いでキャンセルされてしまい世に出ることのなかったジャケット生地や、高いクオリティを持ちながら加工場の廃業により製法が受け継がれなかったシャツ生地などを揃えました。
オーダースーツは59,800円から、オーダーシャツは12,000円からご購入いただけます。
大垣の地下水仕込みの美しい発色 ワビサビソラーロ スーツ/岐阜県 三甲テキスタイル ¥66,000(税込)〜
微妙な色間違いでキャンセルされた多色使いが美しいブルーネップツイード カジュアルジャケット/愛知県 葛利毛織工業 ¥66,000(税込)〜
現在の技術では再現できない 新潟産地の幻のネルシャツ/兵庫県 桑村繊維 ¥14,000(税込)〜
「WHITE FRIDAY」を通じて、いまいちど消費について考えるきっかけとなり、少しでも廃棄される服を減らすことに貢献できればと考えています。
WHITE FRIDAY 2023 概要
特設サイト:https://wf.fabric-tokyo.com
実施期間:2023年11月17日(金)〜11月30日(木)
展開生地数:29シリーズ、112種類
商品:スーツ(ジャケットやスラックス単品でのオーダーも可能)、カジュアルジャケット、シャツ
価格:スーツ ¥59,800〜、セットアップ ¥57,000〜、カジュアルジャケット ¥44,800〜、シャツ¥12,000〜
※税込価格
無駄なものを作らない、オーダーメイドという選択
1人ひとりの体型や好み、ライフスタイルに合った服を、受注を受けた分だけ作るオーダーメイドは、それ自体が大量生産、大量消費の真逆をいくサステナブルな選択といえます。
オーダーメイドという服の買い方を当たり前にすることで、現在アパレル業界が抱えている供給過多や大量廃棄などの課題解決に貢献できると私たちは考えています。
今後もFABRIC TOKYOは、アパレル業界から持続可能な社会をつくることを目指し、様々な取り組みへのチャレンジを続けてまいります。
FABRIC TOKYOとは
“Fit Your Life.”をブランドコンセプトに、体型だけでなく、お客さま一人一人の価値観やライフスタイルにフィットする、オーダーメイドのビジネスウェアを提供するブランドです。
一度、ご来店いただき、店舗で採寸した体型データがクラウドに保存されることで、以降はオンラインからオーダーメイドの1着を気軽に注文することができます。リアル店舗も自社で展開し、関東・関⻄・名古屋・福岡の合計10店舗を運営中。
公式サイト
会社概要
株式会社FABRIC TOKYO
所在地:東京都渋谷区神宮前 2丁目 34-17 住友不動産原宿ビル 4F
代表取締役CEO:森 雄一郎
事業内容:カスタムオーダーサービス「FABRIC TOKYO」の運営
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