SQUEEZE、ミナシアグループの 「ホテルウイングインターナショナル」約40施設へ オペレーションプラットフォームを一斉導入

~経営変革を推進する「DXパートナー」として伴走~

株式会社SQUEEZE

ホテル・観光業界において、システム開発からリアルなオペレーション受託まで、幅広いソリューションを提供し、宿泊・観光DXを推進している株式会社SQUEEZE(本店:北海道北広島市、代表取締役:舘林真一、以下「SQUEEZE」)は、株式会社ミナシア(本社:東京都千代田区、代表取締役:下嶋一義)が運営するホテルウィングインターナショナル全運営ホテルの約40施設に、SQUEEZEの開発・提供するクラウド型オペレーションプラットフォーム「suitebook(スイートブック)」を一斉導入したことをお知らせいたします。

「suitebook」は従来のPMS(Property Management System)の枠にとどまらず、予約・売上管理からレベニュー施策・顧客対応まで、ホテル経営に必要な情報・業務を一元管理できる“経営インフラ”として機能する次世代型の運用基盤です。

経営変革を推進するDXパートナーとして、現場業務の再設計から運用支援まで包括的に伴走し、複雑化した業務の効率化とスタッフの負担軽減を実現。スタッフが「人にしかできない業務やサービス」に集中できる環境づくりを加速させてまいります。

▶ ミナシア × SQUEEZE プロジェクトストーリーも同日公開

https://note.squeeze-inc.co.jp/n/nf4876dc4fe89


取り組み内容

- 導入施設:ホテルウィングインターナショナル全施設(全国37施設)

- 導入時期:2024年7月〜2025年4月(約10ヶ月で全施設切り替え)

- 支援内容:課題抽出、システム提案によるクラウド型PMS「suitebook」の一斉導入、および定着支援


背景・課題

日本の宿泊業界は慢性的な人材不足に直面しており、その背景には、業界全体でのテクノロジー導入の遅れや、現場で複数のシステムを使いこなすために多大な時間と労力を要することが課題として挙げられます。独立行政法人情報処理推進機構「IPA DX白書2023」によれば、宿泊業・飲食サービス業のDX取組率は20%未満と低く、また、「今後もDXに取り組む予定がない」と回答した割合も41.1%と非常に高く、業界としての構造的なDX遅れが明らかです。

出展:総務省「デジタル・トランスフォーメーションによる経済へのインパクトに関する調査研究(2021年3月)       chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/r03_02_houkoku.pdf

こうした課題に対し、単に新しいシステムを導入するだけで根本的な解決にはつながらず、現場の業務プロセスを見直し再設計し、導入後も継続的に運用改善を進めることが不可欠です。

これこそが、真のデジタルトランスフォーメーション(DX)であり、現場発の経営変革を支える鍵となります。


スマートで持続可能なホテル運営体制を支えるクラウド型オペレーションプラットフォーム「suitebook」について 

今回導入された「suitebook」は、いわゆるPMS(Property Management System)の枠を超え、ホテル経営に必要な機能と情報を“ひとつのプラットフォーム”上で統合管理できる、SQUEEZE独自の「クラウド型オペレーションプラットフォーム」です。現場オペレーションの支援はもちろん、本部による戦略的な意思決定やレベニューマネジメントまで幅広くカバーし、ホテル全体の運営と経営を横断的に支援します。予約・チェックイン・会計・売上管理・レベニューマネジメントなど、ホテル運営に必要な業務を一元管理できるよう設計されており、現場から本部までをつなぐ統合型の運用基盤として機能します。

【主な機能と効果】

- スマートチェックイン・遠隔サポートに対応したゲスト対応のスマート化

- 売上・会計・稼働率などのリアルタイム可視化によるデータドリブンな意思決定

- レベニューマネジメント・マーケティング業務の省力化と戦略性向上

- 帳票作成・請求業務の自動化によるバックオフィスの生産性向上

これらの仕組みにより、施設ごとの人手に依存せずに一定水準以上のサービス品質を安定的に提供できる体制が整いました。


主な成果

全国約40拠点へのスムーズなPMS切り替えを実現。

特に操作性と学習負荷の軽減により、新人スタッフのPMS習得期間は従来の「約1ヶ月」から「1週間」へと大幅に短縮されたケースも確認されています。

導入後に実施した社内アンケートでは、複数の項目で90%以上のスタッフが「業務が改善された」と回答、現場に根付く運用システムとしてご評価いただいております。

※図:ミナシア社からのアンケート結果をもとに、SQUEEZEにて作成

両社代表コメント

【株式会社ミナシア 代表取締役 下嶋一義 様】

今回のPMS変更は、現場にとって本当に使いやすいシステムを選ぶというDXの本質を重視し、全社で導入を決断しました。操作の簡便さと安定性により、新人スタッフも早期に業務に慣れ、お客様対応に集中できる環境が整いました。

【株式会社SQUEEZE 代表取締役 舘林真一】

私たちSQUEEZEは「単なるシステムベンダー」ではなく、自社でホテル運営を行ってきた実践知を活かし、経営や現場に伴走しながら、オペレーションの再設計・改善を支援できることを強みとしています。ミナシア様は、「現場の声を大切にしながらも、新しいテクノロジーを柔軟に取り入れて変化を起こす」という強い意志をお持ちのパートナーであり、その挑戦を一緒に形にしていけることを大変光栄に感じています。

私たちは今後も、現場の皆さまが「ヒト」だからこそできる価値提供に注力できるよう、テクノロジーと運営の両面から支え、業界全体の未来を共につくっていきたいと考えています。

〈株式会社ミナシアについて>

会社名:株式会社ミナシア(minacia co., ltd.)

ポラリス・ホールディングスグループ【東証スタンダード 証券コード:3010】

所在地:東京都千代田区神田小川町1-2 風雲堂ビル3階

創業:2001年6月1日

代表者:代表取締役社長 下嶋一義

事業内容:ホテル・レストランの経営、企画、運営ならびに管理

ホテル・レストランの運営に関するコンサルティング業務

URL:https://minacia.jp/

〈株式会社SQUEEZEについて>

会社名:株式会社SQUEEZE(SQUEEZE Inc.)

所在地:北海道北広島市栄町1丁目52番

創業:2014年9月1日

代表者:代表取締役CEO 舘林真一

事業内容:遊休不動産・宿泊施設に対するソリューション提供、開業・運営コンサルティング、宿泊事業者向けのクラウド型宿泊管理システム「suitebook」の開発・販売、スマートホテルの企画・運営および遠隔接客サービス等の提供

URL:https://squeeze-inc.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社SQUEEZE

51フォロワー

RSS
URL
https://squeeze-inc.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
北海道北広島市栄町1-52
電話番号
03-6455-4641
代表者名
舘林 真一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年09月