サービス業の労働市場変革を目指す新サービス サービススキルマネジメントシステム「ABILI Career」をリリース
成城石井が先行導入し人材育成のデジタル化を推進
現場におけるスキルチェックの実態
日本におけるGDPの約7割はサービス産業が占めており、多くの現場では非正規社員が主要な労働力として重要な役割を果たしています。
近年、大手企業を中心に、非正規社員のスキルアップやキャリア管理に取り組む企業が増えています。当社が外食・小売業を対象に実施した実態調査※によると、約8割が「スキルチェックの機会がある・今後導入の予定がある」と回答しています。一方、スキルチェックを実施している企業の約9割が「紙やExcelのチェックリストを利用して手作業で行っている」と回答しており、現場の負荷を上げる要因になっていることがうかがえます。
また、確認や承認の工程で複数の管理者が関わるため、手続きが煩雑で時間がかかります。さらに、これらの情報を包括的に管理するためには、手動でのデータ入力や統合が必要になり、蓄積されたデータを分析、集計し、活用できていない企業が多く見受けられます。
「ABILI Career」は、サービススキルマネジメントシステムとして、アルバイト・パートなどの非正規従業員も含めた全ての現場従業員のスキルチェックシステムをデジタル化し、適切な教育や評価の仕組みを構築します。企業ごとのワークフローに合わせたランクアップシステムの実装も可能で、スキルの可視化や評価、キャリアステップの最適化を実現します。
導入企業
スーパーマーケットや飲食店を展開する成城石井では、ABILI Careerを先行導入。人材育成領域の業務効率化や現場負荷削減を目指し、従来の紙やExcelベースでのスキル管理や承認フローをデジタル化する取り組みを開始しました。
ABILI Careerで期待できる利用効果
ABILI Career紹介サイト
https://service.clipline.com/career
ABILIサービスラインナップの利用イメージ
「ABILI Clip」を始めとした他のサービスと組み合わせることで、店舗運営や従業員のスキル管理をさらに効率化できます。ABILI Clipではスキル習得に必要な動画教材を表示させ、自立学習を促すことができます(※1)。(※1)現在は開発中の機能です
※参考:非正規社員のキャリアアップ・昇給に関する実態調査の結果
(2024年5月に実施した多店舗展開している外食・小売業の本部管理職252社を対象にした調査結果より抜粋)
Q.非正規社員へのスキルチェックの機会はありますか(単一回答)。
ある場合、スキルチェックはどのような形式で行っていますか(複数回答)。
252社のうち8割が非正規社員を対象にしたスキルチェックの機会があると回答(左)しました。また、スキルチェックに使用する資料は「紙」、Excelなどの表計算ソフトが多数であることもわかりました。Excelで作ったスキルチェックシートを紙に印刷し、現場では紙で回答するような形式を考えると、合計で9割程度が当てはまると考えられます。専用システムを使用している企業は少数で、手作業が多く発生し現場の負荷となっている可能性が考えられます。
調査結果全文はこちらからダウンロードいただけます。
https://clipline.box.com/shared/static/cd6vl3w1xu4f1fuhxavv0c7krt07gyir.pdf
ABILIについて
ABILIは、サービス業が抱える経営課題の可視化から解決策の実行まで実現する「サービステック」と、成果を創出するための「実行支援」を提供するソリューションです。サービス業、なかでも多拠点に展開されている企業様を中心に、現在50万人以上の方々にご活用いただいています。
ClipLine株式会社について
ミッション:「できる」をふやす
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設 立 :2013年7月11日
所在地 :〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町 15 グランファースト神田紺屋町 5F
資本金 :4億円(資本準備金含む。2023年8月31日現在)
企業URL :https://corp.clipline.com/
サービスサイト:https://service.clipline.com/
事業内容 :サービス業の潜在力を引き出す「ABILI(アビリ)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社 担当:井上
TEL:03-6809-3305
Email: pr@clipline.jp
すべての画像