第8 回流山市景観賞㈱中央住宅の2 作品が《街並み部門》で受賞！ポラスグループの受賞は4 度目

ポラスグループ株式会社中央住宅

ポラス株式会社

2024年1月31日 09時00分

ポラスグループ㈱中央住宅(本社:埼玉県越谷市、代表取締役社長：品川典久)による分譲住宅『リーズン流山おお

たかの森悠景のヴィラ』、『マインドスクェア流山おおたかの森 HI・TO・KI・WA』が、第8 回流山市景観賞《街並み部門》を受賞し、１月29 日に表彰式が執り行われました。ポラスグループの同賞受賞は通算4 度目となります。

流山市景観賞について

流山市景観賞は、良好な景観の形成に寄与していると認められるものを表彰することにより、景観に対する市民意識の高揚を図ることを目的として、歴史的・文化的な建築物や街並み等、市の良好な景観を募集し、表彰するものです。

建築物部門・工作物部門・街並み部門・まちづくり活動部門・広告物部門の5 部門を募集しており、この度受賞した街並み部門では、

・にぎわいや交流の拠点となる街並みの空間を創出している・植栽などにより緑が連続して見えるような空間を創出している・落ち着いた建築物等の形態意匠により、安心で、親しみが感じられる街並みを創出している

・歴史的・文化的景観を創出していることが審査基準となります。

流山市景観賞ホームページ（https://www.city.nagareyama.chiba.jp/information/1006912/1006942/1020331/index.html）より

受賞作品の紹介 ※両作品ともに全棟お引渡し済み

◆リーズン流山おおたかの森悠景のヴィラ（全8 棟）

街区を縦断する敷地境界を、互いの敷地の一部を拠出し合うことで一次元的な「線」ではなく二・三次元的な「空間」として再構成した「路地のある分譲住宅」です。その街の骨格となる路地を介し、各戸の玄関へのアクセスや住民同士の交流、緑道化による景観形成、建物の裏側の解消と敷地の未利用地化の回避など、全戸が相互に関わり豊かな住環境を形成することを願った街づくりです。

また、街区の中心に路地を設定することで、歩車分離通行と火災時の延焼リスク軽減を実現。災害時には多方向避難可能な経路となり、レジリエンス性を向上させました。さらに、近接地に保育施設があり、朝夕の車や歩行者の往来の懸念がありましたが、路地の設定によって交通の干渉を軽減させています。

そのような様々な施策が評価され、これまでに本賞の他にグッドデザイン賞、キッズデザイン賞、インターナショナルデザインアワード等、多数の賞を受賞したプロジェクトです。

【総合講評】

・フットパスのアイデア、デザインは素晴らしい。

・このコモンスペースが、住民同士がコミュニティをはぐくむ場所となることを期待している。

・外周とフットパスの二面に正面性を持たせていて、設計の難易度は高い。

◆マインドスクェア流山おおたかの森 HI・TO・KI・WA（全46 棟）

2019 年10 月に販売した46 棟の分譲住宅『HI・TO・KI・WA』と、同分譲住宅と一体で開発したハーモニーパークからなる街並みです。新型コロナウイルス流行の前に、人が自分らしく輝きつながる＝『人（ひと）＋輝（き）＋輪（わ）』、人が木に寄り添い和む＝『人（ひと）＋木（き）＋和（わ）』という2 つのコンセプトで、流山市の魅力である「誰もが子育てしながら輝き続けることができる」「都心に一番近い森のまち」の具現化を目指した街並みでした。『人＋輝＋輪』を、主に生活提案（テレワーク）や間取りで、『人＋木＋和』

を、外観で表現し、植栽が馴染み調和するデザインで将来的には避暑地のような街並み＝流山市のロゴ『都心に一番近い森のリゾート』になるようイメージ。街並みの維持管理のため、流山市街づくり条例に共感し、『地区計画』を千葉県に申請、導入しました。

公園は、子供の安全性を意識して最奥に配置し、住民同士の幅広い世代間交流が図れる遊具を選定。イメージ通りに植栽が育ってきています。

【総合講評】

・樹高や緑量がしっかりしていて緑がつながっていることと、それを46 棟という大規模な分譲地で実施したことを評価した。

・竣工してから時間が経過し、良い形で街としてなじんでいる。