【日本経済大学】グラミン日本 理事・COO 中川理恵氏が客員教授に就任
SDGs実現に向けて より実践的なサステナビリティ教育を
中川氏は、一般社団法人グラミン日本の理事・COOとして、マイクロファイナンスやデジタルリスキリングを通じてシングルマザーの稼ぐ力を向上する活動を行われています。グラミン日本は、生活に困窮する人々にマイクロファイナンスを通じて自立支援を行い、2006年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの「グラミン銀行」の日本版オペレーションとして、2018年に日本に創設されたマイクロファイナンス機関です。
本学は、社会課題の解決につながるSDGsの実現に力を入れており、これまでもSDGsに取り組んでいる企業と連携し特別授業を実施したり、様々な社会課題をビジネスで解決する「ビジネスプランコンテスト」などを行なっています。
9月18日開始の秋学期より、中川氏は「ソーシャルビジネス」の授業を、SDGsやサステナビリティ経営、環境やフードロスに対する企業の取り組み、またグラミン日本の事例などをテーマに展開します。第一線で活躍されている中川氏から学ぶことで、いかに経済価値と社会価値を両立させ、概念だけでなく企業や自治体などの具体的な挑戦や取り組み事例を通して学生自身が社会課題解決を自ら考え、行動できるようになることを期待しております。
(経歴)
大阪府出身、関西学院大学商学部卒業。家業の部品メーカー、アメリカ系半導体装置メーカーを経て、株式会社ミスミグループ本社に20年間在籍。商品開発、生産調達、ECマーケティングなどを担当ののち、代表執行役員 FA企業体社長、サステナビリティ推進担当役員を務め、2022年12月に退職。
2023年1月一般社団法人グラミン日本 理事・COOに就任、マイクロファイナンスやデジタルリスキリングを通じてシングルマザーの稼ぐ力を向上する活動を行う。
中川理恵 客員教授コメント
大学におけるサステナビリティ教育は、学生個人の成長と共に、持続可能な未来を創る基盤を築くために極めて重要な役割を担っています。社会課題は複雑な要因が絡み合っていることが多く、表層的な現象の裏側にあるメカニズムを読み解く力が不可欠です。創造的な解決策を考え、行動し、もし失敗してもまた挑戦していけるような人材の育成に取り組んでまいりたいと考えています。
■日本経済大学(都築学園グループ / (学)都築育英学園)
代表者:学長 都築 明寿香
都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に創立。今年開学55周年を迎えた日本経済大学は経済・経営の実学に特化した2学部6学科18の専門コースを持つ日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学です。
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