台湾医療器材産業の2022年Q4振り返りと23年の展望<ワイズ機械業界ジャーナル2023年4月第3週号発行>
〜台湾機械・エネルギー・電子・自動車業界の最新動向を分析する〜
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年4月第3週号を発行しました。今週号では医療器材業界、半導体業界、工作機械業界と金属業界の動向を紹介します。
<最新号目次>
- 台湾医療器材産業の2022年Q4振り返りと23年の展望
- 台湾半導体企業の投資計画と動向
- 台湾工作機械部品輸出入速報ー2022年通年
- 台湾ファスナー産業 2022年Q4振り返りと23年の展望
一、産業概況
台湾医療器材産業の2022年第4四半期(10~12月)の生産額は364億7000万台湾元で、前年同期比6.1%増だった。
二、カテゴリー別の販売状況
1.診断・測定医療器材産業
診断・測定医療器材産業の22年第4四半期の生産額は36億4000万元で、前年同期比8.4%減だった。新型コロナウイルス感染状況の緩和に伴い、主な輸出先の▽米国、▽日本、▽中国、▽韓国などで生理診断医療器材の需要が減少した。
2.手術・治療医療器材産業
手術・治療医療器材産業の22年第4四半期の生産額は81億2000万元で、前年同期比15.6%増だった。新型コロナ感染状況の緩和に伴い、各国で手術の需要がコロナ前水準を回復し、関連器材の輸出が増加した。台湾元安・米ドル高も貢献した。
同産業の製品は▽手術用具・検査機器、▽麻酔・呼吸用機器、▽物理治療用機器などが中心で、主な輸出先は米国、日本、中国だ。
3.補助・補填用医療器材産業
補助・補填用医療器材産業の第4四半期の生産額は93億元で、前年同期比2.7%増だった。新型コロナ感染状況の緩和に伴い、眼科・整形外科関連製品の需要が回復した。
同産業の製品は▽コンタクトレンズ、▽移動補助用具、▽歯科・整形外科関連製品が中心で、主な輸出先は日本、中国、米国だ。
4.体外診断用医療器材産業
体外診断用医療器材産業の22年第4四半期の生産額は68億9000万元で、前年同期比14.4%増だった。新型コロナ感染状況の緩和に伴い、コロナ簡易検査キットの需要は鈍化したものの、コロナ以外の簡易検査キットの需要が回復した。同産業の主要製品は血糖値測定機だ。
5.その他医療器材産業
その他医療器材産業の22年第4四半期の生産額は85億2000万元で、前年同期比1.9%増だった。新型コロナ感染状況の緩和に伴い需要が回復した。同産業の主要製品は医療機関が定期的に購入する使い捨て消耗品で、主な輸出先は▽米国、▽英国、▽ドイツ、▽日本、▽中国などだ。(続く) ワイズ機械業界ジャーナル
1. 日本語で台湾の情報収集が可能
機械業界に特化した日本語情報誌です。
2. 個々の分野の情報が満載
工作機械、機械設備、機械制御装置、手工具、動力工具、ねじ・ナット・リベット、ファスナー、金型、自動車、航空宇宙、自動化・ロボット、再生エネルギー等などの情報が満載です。
3. 多種多様な情報を提供
業界トレンド、企業動向、統計資料、法改正情報を全て網羅しています。
4. 読みやすい紙面
豊富な写真と図表、パソコンでの閲覧に配慮された横型の読みやすいPDF形式にて提供します。
5. 記事データベース検索
ホームページの記事データベースより、自由に過去記事の検索ができます。
●詳細
https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/machine.html
●2週間無料試読のお申し込み
https://www.ys-consulting.com.tw/login/?buy=1&next=/service/marketing/machine.html&pop=1&frm=2
【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売
★台湾の市場調査・リサーチに関するご相談・お問い合わせは下記までお願いします★
ワイズリサーチ(威志総研)
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00〜19:00)
e-mail:research@ys-consulting.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像