【大手企業向けセミナー開催】参加者の約9割が「ウェルビーイングへの理解が深まった」と回答

コネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 杉井信一郎、以下「コネヒト」)は、株式会社赤ちゃん本舗(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 味志謙司、以下「赤ちゃん本舗」)とともに、「ウェルビーイングってなんだろう?〜理想の働き方とは?男性育児休業の事例より〜」と題するウェルビーイングセミナーを株式会社セブン&アイグループの事業会社に実施したことをお知らせいたします。
■背景
英オックスフォード大学のウェルビーイング(※1)研究所が発表している2025年の世界幸福度報告書で、日本の世界幸福度ランキングは147カ国中55位(※2)。先進国の中でも低い水準です。また企業においても、働き方改革や従業員の価値観の多様化に伴い、ウェルビーイングへの注目度が高まってきています。
こうした背景を受け、セブン&アイ・ホールディングスではグループ全体で従業員一人ひとりのウェルビーイング向上を目指し、多様な働き方を支援するための積極的な取り組みが進められています。その一環の社内研修として、今回は「男性育休」がテーマの一つとして設定されました。
今回、コネヒトと赤ちゃん本舗は、参加者が自身の働き方や職場環境、また仕事と家庭の両立について深く考える機会を提供。企業と従業員双方にとって重要な要素である「ウェルビーイング」と、その実現を阻む「アンコンシャスバイアス」に焦点を当てました。
※1 ウェルビーイング(well-being):”病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあること”というWHO憲章「健康の定義」で使われた言葉
※2 参照レポート:https://worldhappiness.report/ed/2025/
■開催概要
実施日: 2025年4月17日
参加者数: 139名
講師:谷口もとみ(株式会社赤ちゃん本舗)、瀧野祥生(コネヒト株式会社)
■セミナーの特徴
1. ウェルビーイングの多角的な理解
参加者は、ウェルビーイングの基本的な定義に加え、Gallup社が提唱する5つの要素(キャリア、ソーシャル、フィナンシャル、フィジカル、コミュニティ)から理解を深めました。さらに、従業員のウェルビーイング向上が企業の持続的成長や人材確保にとっていかに重要であるかについても解説しました。
2. アンコンシャスバイアスへの気づき
セミナーでは、「無意識の思い込み」であるアンコンシャスバイアスが、性別役割分担や働き方に関する固定観念として日常生活や職場に潜んでいることを具体的な事例を用いて解説し、参加者自身の内なるバイアスへの気づきを促しました。また、これらのバイアスが職場のコミュニケーションや従業員のウェルビーイングに与える影響や、その軽減が働きやすい環境づくりに繋がることを示しました。
3. 男性育児休業の新たな捉え方
育児休業を単なる「休暇」ではなく「出向」と捉える考え方や、取得者本人やチームのスキルアップ、業務効率化、組織全体の活性化に繋がる機会として捉え直す視点を提案しました。また、形骸化した「とるだけ育休」に陥らないための共家事・共育児の重要性や、育児休業取得を支援する職場風土醸成のためのコミュニケーションや制度(法改正含む)の重要性を解説しました。
■アンケート結果
ウェルビーイングへの理解促進:
「とても深まった」(28%)、「深まった」(60%)を合わせ、89%の参加者がウェルビーイングへの理解が深まったと回答。主題に対する理解促進という点で高い効果が得られました。

育児休業取得への意識向上:
「とても役に立った」(32%)、「役に立った」(56%)を合わせ、87%もの参加者が、育児休業の取得に関する意欲向上に役立ったと回答。男性参加者が多く、この結果は男性の育児や、それを支援する職場環境づくりへの関心が高まっていること、そして本セミナーがその関心に応える内容であったことがうかがえます。

【参加者からのコメント】(一部抜粋)
・育児休業についての理解が深まり、意識を高めることができたと感じています。特に「育休は休暇ではなく出向」という考え方に共感し、育児休業の重要性を再認識しました。
・男性の育児休業取得の重要性や、男性の産後うつについて新しい視点を得られ、男性も育児に積極的に関わるべきだと感じました。
・ウェルビーイングやアンコンシャスバイアスについての理解が深まり、職場での配慮やサポートの重要性を再認識しました。
・育児休業の制度についての具体的な説明が役立ちました。特に育児休業がキャリアアップにつながるという視点が新鮮でした。
・育児休業を取得する社員をサポートするための具体的なアクションやマインドセットについて学ぶことができました。上司や同僚の立場からの視点がとても参考になりました。
■支援業務に関するお問い合わせ方法
下記URL先のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
株式会社赤ちゃん本舗 コールセンター
https://akachan.my.site.com/contactsupport/s/
■コネヒト株式会社について
「あなたの今と未来をともに」をブランドステートメントにした子育てアプリママリなど、家族のライフイベントにおける意思決定をITの力でサポートする会社です。今後、更に多様なライフイベント領域で、家族の選択の一助となるサービス提供を目指してまいります。
・事業内容:ママ向けQ&Aアプリ/情報サイト「ママリ」の開発、運営、自治体向け子育てDX事業、自治体および企業における産休・育休の取得支援
・所在地:東京都港区南麻布 3-20-1 Daiwa麻布テラス5階
■株式会社赤ちゃん本舗について
赤ちゃん本舗は、1932年の創業以来、マタニティ&ベビー・キッズの専門店として、出産・子育てを見つめ続けてきました。コーポレートメッセージである「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」を実現し、家族みんなを笑顔にする新たな価値を創造し社会に貢献することが私たちの使命であると思っています。
・事業内容:マタニティ・ベビー・キッズの専門店として、物販・サービス・情報を提供
・所在地: 大阪府大阪市中央区南本町3-3-21
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