L'Oréal Big Bang Japan 2024スカウティング募集期間延長決定!

ビューティーの未来を創造

日本ロレアル株式会社

世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本における研究開発部門であるロレアル リサーチ&イノベーション ジャパン(研究所:神奈川県川崎市、所長:アミット・ジャヤズワル)は、日本でのオープンイノベーションを加速させることを目的とする「L'Oréal Big Bang Japan 2024 フューチャー・ビューティー・テクノロジーズ」イノベーション・スカウティング募集期間を5月24日まで延長しました。

 L'Oréal Big Bang Japanは昨年第一回が開催され、中小企業やスタートアップ、またいくつかの大手企業から、数多くの応募がありました。スカウティングされた企業は、2023年11月に開催された中国最大級の展示会「中国国際輸入博覧会(CIIE)」における「イノベーション・インキュベーション・エリア」に出展し、各社独自のテクノロジーを紹介、そのうち数社は現在ロレアルと共同研究を進めています。本年は、さらにスピード感をもって、日本企業の技術を世界で展開するサポートをいたします。L'Oréal Big Bang Japanを通して、私たちは、日本の企業とともに消費者の悩みを解決する技術を開発し、ビューティーの未来を創造することで、日本独自のイノベーション・エコシステムの活性化を目指します。


L'Oréal Big Bangとは

日中韓で革新的な美容関連製品と美容体験の共創および共同開発の推進に焦点を当てた、ロレアル北アジア地域初のオープンイノベーションの取り組みです。中国で2020年から3年に渡って開催されたパイロットプロジェクトの成功を受け、日本と韓国でも同プログラムを昨年から開始しました。国や業界を超えた美のイノベーションとコラボレーションを通じ、北アジア圏の<美の三角形>=「C(hina-中国)-J(apan 日本)-K(orea 韓国) ビューティートライアングル」という、独自のイノベーション・エコシステムを充実させることを目的にしています。



  • L'Oréal Big Bang Japan 2024 フューチャー・ビューティー・テクノロジーズ 募集について

本運営の一部はナインシグマ・ホールディングス株式会社が支援します。


●スカウティング対象企業

・スカウティング対象技術に該当するご提案を頂ける企業であれば業種を問いません。異業種企業からの応募を歓迎します。

・企業の規模は問いません。スタートアップから大手企業まで応募いただけます。

・すでに化粧品や美容サービス向けの原料・ソリューションとして市場で流通している技術は対象外です。ただし、肌診断技術や評価系といったツールはすでに上市済みでも応募可能です。


応募条件

・二次選考(9月を予定)に際して、プレゼンテーションをおこなっていただくこと。

・応募後、POC (Proof of concept、例えば、プロトタイプやサンプル 、データなど) をご提示いただけること。

・ファイナリスト企業5社程度が発表される7月上旬以降、秘密保持契約締結にご協力いただき、秘密保持契約のもとでプレゼンテーションに向けた準備を進めていただくこと。

尚、ロレアルと共同開発に取り組んでいただき、ご提案いただいた技術を利用したロレアル製品として5年以内に実用化することを想定しています。


●スカウティング企業に提供されるメリット

1.ロレアルグループとの共同開発の機会

  - POC (Proof of Concept) の検証をし、化粧品・美容サービス、研究ツールへの応用に向けた領域拡大サポートを検討させていただきます。

  -  日本ロレアル リサーチ&イノベーション部門との技術や製品の共同開発を検討させていただきます。


2.中国最大級の展示会など、ロレアルグループが関与する国際イベント等におけるプロモーション機会

  下記の露出・発信の機会を提供します

  - 2024年11月に上海で開催される中国最大級の国際展示会「中国国際輸入博覧会(CIIE)」における「北アジア ビューティーテック&イノベーションチャレンジ 受賞式典」ならびに関連イベントに参加し、参加メディアならびに多様かつグローバルな展示会参加企業への情報の露出と発信の機会

  - CIIEにおける「イノベーション・インキュベーション・エリア」において、技術とイノベーションを展示する機会を提供


●スカウティング対象テクノロジー

目的

スキンケア、ヘアケア、メイクアップ化粧品、医薬部外品開発のための革新的な技術の募集


対象とするニーズ

スキンケア

1.シミの予防・改善(新規抗炎症有効成分、メラニン産生抑制有効成分、隠ぺい方法、早期発見診断技術など デバイス、ツールを含む)

2.アトピーなど皮膚炎の予防・改善(新規抗炎症有効成分、かゆみ抑制、殺菌・皮膚常在菌叢制御、皮膚バリア機能の改善など デバイス、ツールを含む)

3.ニキビ、ニキビ跡の予防・改善(皮脂分泌抑制,殺菌・皮膚常在菌叢制御、早期発見診断技術など デバイス、ツールを含む)

4.しわ、たるみの改善(被膜形成剤による張力の付与、デバイスやツールを含めた物理的な改善手段、など)

5.美容整形の代替(新規有効成分、デバイス、ツールを含む)

6.洗顔料使用時の節水(洗い流さず洗浄する技術、少量の水で洗い流せる技術、皮膚に洗い流しつつ有効成分を残す技術など デバイス、ツールを含む)

7.肌診断(細胞レベルの診断や可視化、肌状態不調の兆候を発見する技術など)

8.評価系(老化のバイオマーカーやパスウェイの解析・検証、有効成分のスクリーニング系など)

 

ヘアケア

1.ヘアケア使用時の節水(洗い流さず洗浄する技術、少量の水で洗い流せる技術、毛髪に洗い流しつつ有効成分を残す技術など デバイス、ツールを含む)

2.育毛(新規育毛成分、頭皮・毛包への浸透を促進する技術など デバイス、ツールを含む)

3.毛髪状態の改善(手触り・ツヤといった質感の改善やその持続性、毛髪ダメージの予防・改善など)

 

メイクアップ

1.メイクアップの持続(口紅やマスカラの持続、マスカラや付け睫毛を非常に長期間(例えば10日以上)連続使用可能とするための技術など)

 

対象とするアプローチ

1.新規有効成分、原料素材: 極力、環境に配慮した、サステナブルなソースや製造プロセスによるもの。

2.処方: 対象とする有効成分の性能を高める、安定に配合する、被膜を作る、またはユニークな外観を作るためのもの

3.プロセス技術: 原料素材・有効成分やその組み合わせ(処方)を、製造時もしくは使用時に加工することで特性・機能性を高める革新的プロセス

4.デバイス、アプリケーター: 皮膚への有効成分の浸透を促進するデバイス、化粧品の使用時に処方に機能性を与えるような機器、皮膚に対して安全に使用できる機器、ブラシやテープ、アプリケーターなどのツール類を含む

5.生物学的研究ツール: In vitro、in silicoでの評価システムのうち、化粧品向け有効成分の発見やパスウェイ解析、各種バイオマーカーの発見を支援するもの


●スカウティングにおいて重要視する項目

- 人体に対する明らかな弊害が想定されないテクノロジー

- 倫理的であり、また動物愛護の観点から好ましいテクノロジー

- サステナビリティ(環境負荷、生物多様性や生分解性)から好ましいテクノロジー

- 既存技術に対する、性能面での優位性や機能としてのユニークさ


●スケジュール

3月21日  エントリー開始

5月24日  エントリー締切

7月上旬  ファイナリスト5 社程度を選出・ご連絡

7月上旬~   技術の化粧品・美容サービス応用を見据えたロレアルとのディスカッション

9月            二次選考(プレゼンテーションを含む)を経てスカウティング企業選出


応募サイトURL https://bigbanglorealjapan.com/



  • ロレアルグループについて

ロレアルは115年にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。37の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。2023年のグループ売上高は411億8千万ユーロにのぼります。世界11ヵ国に20の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と6,500人を超えるデジタル人財を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。詳細については、こちらをご参照ください。https://www.loreal.com/en/mediaroom


  • ロレアル リサーチ&イノベーション ジャパンについて

ャヤズワル)として、戦略的なイノベーション拠点としての役割を担っています。日本の文化、歴史、社会、人々やエコシステムについて40年以上にわたり深く理解し、知見を蓄積しています。200名以上の研究員が、ロレアルグループ傘下ブランドのさまざまな分野やカテゴリーで上流から下流の開発を推進しています。代表的なブランドはランコム、シュウ ウエムラ、TAKAMI、キールズ、イヴ・サンローラン ボーテ、ケラスターゼ、メイベリン ニューヨークなど。

https://www.loreal.com/ja-jp/japan/articles/science-and-technology/beauty-research-and-innovation

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会社概要

日本ロレアル株式会社

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URL
https://www.loreal.com/ja-jp/japan/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
電話番号
-
代表者名
ジャン-ピエール・シャリトン
上場
未上場
資本金
-
設立
1996年07月