ペッパーランチを展開するホットパレットがシンガポールを皮切りに海外店舗でABILI Clipを順次導入
国内191 店舗に加え、海外店舗でも提供価値向上に向けた第一歩へ
Hot Palette (Asia Pacific)を含むホットパレットホールディングスでは、海外店舗において、運営の急速なデジタル化を進めています。ABILI Clipの導入により対面教育をデジタルに置換することで、提供品質の維持・向上と業務効率化の両立を目指します。
概要
ペッパーランチは、約280-300℃に加熱された特殊鉄皿でステーキ肉を焼き上げるファストカジュアルレストランとして知られており、日本国内で 191 店舗、海外では 15カ国・318 店舗(2024年9月末現在)を展開し、今後は北米でも積極的な店舗拡大を図っていく予定です。
スピーディーに高品質なメニューを均一に提供するためには、正しい店舗オペレーションの徹底が不可欠です。しかし、業務指導の標準的手段である対面OJTでは、指導者のスキルや理解度の差によって、指導結果にバラつきが生じるという課題がありました。また、人材不足の中で十分な指導時間を確保することが難しく、国や地域の習慣や文化の違いによるバラつきも生じやすい状況でした。さらに、人材の入れ替わりや店舗ごとのフォーマットの違いが問題となり、オペレーションの標準化・均質化が大きな課題となっていました。
国内のペッパーランチでは2022年にABILI Clipを導入し、調理や清掃、機器の取り扱いなどを動画化することで、オペレーションの均一化を図ってきました。海外の店舗においても、対面OJTを動画に置き換えることで、業務の効率化と均質化を実現し、さらに安心・安全で高品質な商品を提供できる体制を構築します。
活用方法
まずは調理方法やメニューバリエーションなど、知っておくべき知識や基本的な業務を動画化します。
これまでは対面OJTで教えていた内容ですが、動画を見て学習する自律型OJTに置き換えます。
スタッフは作り方の見本動画を見た後、その通りに実施した動画レポートを提出し、マネージャーや監督者が確認します。
また、オペレーションへの寄与のみならず、ミッション浸透を目的としたトップメッセージを発信していく予定です。国内店舗での実施を起点に、グローバルの取り組みとして拡散していく見込みです。
期待される主な効果
OJTのデジタル化により、以下の効果が期待されます。
1.マネージャーの拘束時間削減、人件費削減、生産性向上
2.新人(トレーニー)の生産性向上、業務標準化、エンゲージメント向上、離職防止
3.対面OJTや紙マニュアルの排除によるコスト削減
また、活用が定着した後は、定期的なテスト実施による従業員ごとの理解度の把握、評価を実施する計画です。これらの成果が創出された場合、長期的には離職率の削減に反映されることを見込んでいます。
ご担当者のコメント
Hot Palette (Asia Pacific) Pte.Ltd. CEO 多胡 雄人 氏
世界16か国で運営するどこの店舗でも同じ提供品質を維持することがチェーン店としての使命だと思っていますので、標準化をとことん追求したいと考えていました。そのためには、アナログのトレーニングをデジタル化し、精度と効率の両方を上げていく必要がありますが、ABILIの導入によりこれが実現できると考えています。
トレーナーが店舗に行かずとも動画のやり取りでリモート教育ができ、現場のスタッフ1人1人から動画を集めてトレーニングの進捗が可視化できるという利便性の高いサービスですし、シンガポールには様々な民族が存在していますので、多言語での視聴環境が必要になりますが、その点もサポートもしていただけたり、想定外の事態が発生した場合もフレキシブルかつ真摯に協力的に対応してくださるところが安心感に繋がっています。
テクノロジーの力を借りながら従業員が効率的に働ける仕組み作りを行い、さらに顧客満足を向上を目指してホスピタリティを追求していきたいと考えています。
さらに詳しい内容はサービスサイトにてお読みいただけます。
https://service.clipline.com/case/hpap
Hot Palette (Asia Pacific) Pte.Ltd.について
代表者 :CEO 多胡 雄人
設 立 :2004年7月17日
所在地 :1 Coleman Street #10-08/09, The Adelphi, Singapore 179803.
企業URL:https://www.hotpalette-apac.com/
事業内容:「ペッパーランチ」を始めとするレストラン事業
ABILI Clip について
短尺動画などのコンテンツと双方向のコミュニケーションの仕組みを活用し、「経営層」「ミドル層」「現場」全ての課題を解決する実行支援・マネジメントシステムです。スタッフの役割・能力に応じた適切な教育や情報流通、現場での業務実行指示・管理に加え、サービス業の現場に点在する好事例や暗黙知の共有知化、形式知化を実現。多拠点ビジネス特有の属人化したマネジメント構造の課題を解決します。
サービス紹介動画:https://youtu.be/m0Jhvp5SD-I
ABILIコンセプト紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=waCi2pIAtTo
ClipLine株式会社について
ミッション:「できる」をふやす
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設 立 :2013年7月11日
所在地 :〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町 15 グランファースト神田紺屋町 5F
資本金 :4億円(資本準備金含む。2023年8月31日現在)
企業URL:https://corp.clipline.com/
サービスサイト:https://service.clipline.com/
事業内容 :サービス業の潜在力を引き出す「ABILI(アビリ)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社 担当:井上
TEL:03-6809-3305
Email: pr@clipline.jp
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