ビッグローブ株式会社が不正検知サービス「O-PLUX」導入で無線LANルーターの不正転売利用対策を強化

国内導入実績No.1※1の不正検知サービスを提供し、安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 : 岩井 裕之、証券コード:4166、以下 Cacco)が提供する不正検知サービス「O-PLUX (オープラックス)」が、ビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山田 靖久、以下BIGLOBE)が提供する「BIGLOBE光」において導入され、不正転売などの不正注文対策強化に大きく貢献しています。
このたび、サービス導入の背景や具体的な効果について伺ったインタビュー記事を公開いたしました。
※1:株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2025年3月末日時点
■導入背景
BIGLOBEでは、2023年12月より光回線インターネットサービス「BIGLOBE光10ギガ」の提供にあわせ、高速通信に対応した無線LANルーターを割賦販売するサービスを開始しました。特にルーターはフリマアプリ等で高額取引されるケースが多く、不正対策は必須の課題でした。
後払い決済方式での提供であったことから、支払いを行わずにルーターを持ち逃げし転売されるリスクが想定されていました。過去にもモバイル機器の販売において同様の被害を経験していたことから、より強固な不正対策の導入が求められていました。
また、他部署で入会審査における不正対策として「O-PLUX」のトライアルを行っていたこともあり、割賦販売サービス開始にあわせ、わずか約3ヵ月という短期間で本格導入に至りました。
■導入の決め手と効果
1. 共有ネガティブによる高精度な不正検知
初回取引の場合、自社内に参照可能な過去データがないため、不正検知が難しい状況にあります。その点、「O-PLUX」は他社で不正と判定された情報を共有ネガティブデータとして活用できるため、初回取引であっても高精度な不正検知が可能です。これが、BIGLOBEが導入を決断した最大の理由となりました。
2. スピーディーな導入と安定稼働
サービス開始に合わせて不正対策を整備する必要があったため、短期間での導入が必須条件でした。「O-PLUX」は、API連携を伴うシステム開発を含め、わずか約3ヵ月で稼働を実現。即時出荷を前提とするオペレーションにおいても、目視による全件チェックが不要となり、不正者の特徴や行動パターンを把握しやすくなりました。その結果、安定した稼働と業務効率化を実現しています。
■ビックローブ株式会社 井手均様からのコメント
インターネットの利用用途が多様化する中で、より幅広い商材をご提案することで、多様なお客様ニーズにお応えしていきたいと考えております。これまでのサービス利用状況を基盤に、柔軟なサービス展開を進めることで、お客様との長期的で良好な関係を築くことを目指しています。
そのためには、まず安心して現在のサービスをご利用いただくことが不可欠です。「O-PLUX」の導入により、不正被害は当初想定していた水準に抑えることができ、不正を試みる注文も減少傾向にあります。
今後も、お客様に安心してご利用いただける環境を整え、引き続き信頼されるサービスを提供してまいります。
■不正検知サービス「O-PLUX」について https://frauddetection.cacco.co.jp/o-plux/
Cacco が提供する不正検知サービス「O-PLUX」は、ECで起こる不正ログイン・不正注文をリアルタイムに検知し、個人情報漏洩やクレジットカードの不正利用、悪質転売などの不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスです。不正ログイン対策では、IPアドレス分析、端末同一性の判定、Bot判別、ネガティブリスト照合などを組み合わせることで、アカウント乗っ取りや不正会員登録を高精度に検知し、対策にかかるコストを削減します。
不正注文対策では導入実績No.1※1の共有ネガティブデータをはじめ、住所・電話番号・メールアドレスのチェックや、特許取得の名寄せ技術などを活用し、高精度な審査を実現します。

特徴
1. 国内導入実績No.1
多数のECサイトに導入され実績が豊富。
2. 高精度な不正検知
多種多様な共有ネガティブデータ、特許取得の名寄せ技術、ローカライズされた審査ロジックで高い検知精度を実現。
3. 迅速な対応力
専任コンサルタントとAI(機械学習×ルールベース)の組み合わせにより、新たな不正手口にも柔軟に対応。
4. 簡単導入
様々なECシステムとの標準連携やシステム開発不要のCSVアップロードによる運用もでき、状況に合わせ選択可能。
5. 月額3万円から利用可能
低コストで導入でき、トライアルでの効果検証や運用チェックが事前に可能。
■かっこ株式会社について
Caccoは、「未来のゲームチェンジャーの『まずやってみよう』をカタチに」という経営ビジョンを掲げ、セキュリティ・ペイメント・データサイエンス技術をもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供し企業の課題解決やチャレンジを支援することを目指しております。 オンライン取引における「不正検知サービス」を中核サービスとして位置づけ、不正ログインから不正注文対策まで対応可能な国内での導入実績数No.1の不正検知サービス「O-PLUX」や金融機関や会員サイトにおける情報漏洩対策の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」、フィッシング対策サービス等を提供しております。
データサイエンスサービスでは、製造業やアパレル、建設業など様々な業種において、データ活用・分析を通じ、コスト削減・業務効率化・利益向上などに貢献しております。
※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、商標または権利者の登録商標です。
※本件による、今期業績への影響は軽微です。今後開示すべき影響が見込まれる際は、速やかに開示いたします。
会社概要
ビックローブ株式会社

住所 |
東京都品川区東品川4-12-4 品川シーサイドパークタワー |
代表者 |
代表取締役社長 山田 靖久 |
設立 |
1986年4月 |
URL |
|
事業内容 |
インターネット等のネットワークを利用した情報サービスの提供および、これに付帯または関連する一切の業務 |
関連サイト |
BIGLOBEトップページ |
かっこ株式会社

住所 |
東京都港区元赤坂一丁目5番31号 |
代表者 |
代表取締役社長 岩井 裕之 |
設立 |
2011年1月28日 |
URL |
|
事業内容 |
SaaS型アルゴリズム提供事業 (不正検知サービス、 決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービス) |
関連サイト |
不正検知メディア「不正検知Labフセラボ」 https://frauddetection.cacco.co.jp/media/ データサイエンスぶろぐ https://cacco.co.jp/datascience/blog/ 採用情報 |
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