株式会社オープントーン、定年制を正式廃止 ― 年齢にとらわれない「生涯現役」型の雇用制度を運用開始
雇用制度に併せて、評価制度改革・短時間勤務制度などの「働き続けられる」仕組みを整備。年齢に見合った働き方を選択できる制度へ
株式会社オープントーン(本社:東京都千代田区)は、2026年度より就業規則を改定し、定年制を正式に廃止いたしました。
少子高齢化による労働人口の減少や、IT業界における深刻なエンジニア不足といった社会課題に対し、当社は「年齢」という枠組みを撤廃。昨年の方針決定から約1年間の制度整備を経て、能力・役割・成果に基づき、意欲ある人材が年齢に関わらず活躍し続けられる雇用環境を構築いたしました。

■定年廃止の背景
現在、日本のIT業界では深刻な人材不足が続いています。一方で、定年という制度によって、豊富な経験や高度な専門性を持つベテラン人材の活躍機会が制限されてしまうケースも少なくありません。
厚生労働省の調査(※1)によると、定年制を廃止している企業は全体のわずか3.9%にとどまっています。少子高齢化が進み、健康寿命も延びる中で、働く意欲と能力を持つ人材が年齢に関わらず活躍できる環境づくりは、企業にとっても社会にとっても重要な課題となっています。
当社ではこうした背景を踏まえ、昨年「定年制廃止」の方針を決定。制度の実効性を担保するための評価制度や勤務制度の整備を進め、このたび正式に定年制を廃止いたしました。
(※1)出典:厚生労働省「令和5年・高年齢者雇用状況等報告」の集計結果
■制度の実効性を担保する3つの仕組み
-
評価制度改革
約300項目にわたる評価項目と基準を整備し、「公平で客観的な評価」を実現いたしました。さらに、役割・責任の基準も明確化し、「実際に果たしている役割」を制度上判定できる仕組みを構築しています。
これらを組み合わせ、活躍に見合う対価として理論年収を算出する制度を導入いたしました。これにより、年齢に関係なく、成果に見合う報酬を得られる仕組みを整備しています。 -
短時間勤務制度の導入
高齢の社員が無理なく働き続けられるよう、短時間勤務制度を導入いたしました。フルタイム勤務が難しい場合でも、1日数時間や週数日など、個々の体力やライフスタイルに合わせた柔軟な勤務形態を選択可能にいたしました。
-
休職規程の見直し
高齢社員が安心して働き続けられる環境を整えるため、休職規程の見直しを行いました。健康面への配慮や制度運用の明確化を進め、より公平で透明性の高い制度へと整備いたしました。
■今後の展望
今回の定年廃止は、当社のダイバーシティ経営における一歩に過ぎません。今後は年齢のみならず、国籍、性別、ライフステージを問わず、誰もが能力を最大限に発揮できる環境を追求してまいります。
こうした取り組みを通じ、人材不足、老後の年金問題など、さまざまな社会課題の解決に挑むとともに、持続可能な企業価値の向上を目指してまいります。
すべての画像
