ABEJA、広島AIプロセスの国際行動規範に係る報告枠組みをOECDのホームページで公開

株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、このたび、広島AIプロセス(Hiroshima AI Process、 以下「HAIP」)の国際行動規範に係る報告枠組み(Reporting Framework)を、OECDのホームページで公開いたしましたことをお知らせいたします。
Submitted reports | OECD.AI | HAIP Reporting Framework
ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJAは、2012年の創業時よりディープラーニング、2018年からLLM(大規模言語モデル)、2019年から量子コンピューティングなどの前衛的研究開発を積極的に行っており、随時、研究開発の成果をABEJA Platformに搭載しております。
現在、AIの急速な進展と社会への浸透に伴い、国際的にAIの信頼性確保に向けた議論が活発化しています。HAIPは、生成AIの登場を受け、「信頼できるAI」の共通ビジョンと目標の合意の元、国際的なルール作りを推進するものとして2023年のG7広島サミットで創設されました。HAIPの国際行動規範は、AIシステムを開発する組織に向けられたもので、AIの責任ある開発・運用を促進し、信頼性と安全性を確保することを目的としたものです。
HAIPの国際行動規範に係る報告枠組みは、企業・団体が規範を実行するにあたり、自らの活動を透明性高く開示し、ステークホルダーに対して責任を果たすための仕組みです。本枠組みに基づく質問票は、以下の7項目で構成されています。
1. リスクの特定及び評価
2. リスクの管理及び情報セキュリティ
3. 高度なAIシステムに関する透明性報告
4. 組織のガバナンス、インシデント管理及び透明性
5. コンテンツの認証及び来歴確認の仕組
6. AIの安全性向上や社会リスクの軽減に向けた研究及び投資
7. 人類と世界の利益の促進
総務省報道資料:2025年2月7日 国際行動規範の「報告枠組み」運用開始(「広島AIプロセス」)
このたび、ABEJAは、当該質問票に回答したAI開発企業としてOECDのwebサイト上で掲載されるとともに、その回答内容が公開されました。
ABEJAには、AI倫理に関する政府、国際機関や産業団体の様々な委員会の委員や有識者を務めている社員が複数所属しております。またABEJAは、デジタルプラットフォーム事業を展開する中で、多数のAI倫理に関する案件を手掛けてきた他、2019年より外部の有識者がAIの倫理や法務の観点から課題を討議する委員会「Ethical Approach to AI」(EAA)を設立し、客観性、独立性を担保した意見や知見を踏まえつつ、各課題に対応しております。また2022年より、顧客企業や取引先と意識を合わせAI倫理上の課題に対応することを目的として、AIの開発や利用に関する指針となるAIポリシーを自社で策定し運用を進めております。https://www.abejainc.com/ai-ethics
こうした取り組みを踏まえ、ABEJAのAIガバナンスにおける対応や活動を一層の透明性をもって公開するとともに、その公開内容を実践していくことが重要であると考え、このたびHAIPの国際行動規範に係る報告枠組みに参画する運びとなりました。
ABEJAは、引き続きABEJAは、引き続き幅広い業態・業界の企業に伴走し、人とAIの協調による産業構造の革新を推進します。
■ 株式会社ABEJA 概要
ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。
本社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階
設立:2012年9月10日
代表:表取締役CEO 岡田 陽介
事業:ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」
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