【カテゴリーブランディング白書 vol.14】市場のパイオニアが築き上げた想起と信頼の壁。Sansanが名刺管理サービス領域で他社を寄せ付けず、カテゴリーの代名詞としての地位を示す。

〜 名刺管理ツールのBtoB購買における、認知・想起の影響と購買意思決定の実態 〜

株式会社EXIDEA

株式会社EXIDEA(本社:東京都中央区、代表取締役:小川 卓真)は、BtoB購買プロセスにおける「ブランド想起」の影響度を明らかにするため、調査を開始いたしました。
BtoB購買において、顧客は営業担当者と接触するはるか手前で、すでに候補企業を絞り込んでいます。本調査の第14弾となる名刺管理ツール領域では、「商談前に知っていたブランドが意思決定に影響した」と回答した割合が58.0%に達し、事前認知の重要性が改めて浮き彫りとなりました。

本調査シリーズでは、全16カテゴリー(経費精算システム、タレントマネジメント、法人カード、MAツール等)における認知度・想起順位の実態を順次発表してまいります。

なお、海外においてもLinkedInの研究機関「The B2B Institute」がLes Binet氏・Peter Field氏と共同で、BtoB購買における「想起(Mental Availability)」の重要性に関する研究を実施しており、BtoB市場において「今すぐ買う」層はわずか5%、残り95%は将来の顧客であることが報告されています。

本調査シリーズの結果は、「カテゴリーブランディング白書 2026年版」として取りまとめ、発表する予定です。

  • 01|想起24.8%、選定候補62.0%、導入51.5%。Sansanが全フェーズで首位を独走、想起と最終導入では2位に2倍以上の差。

  • 02|信頼度1位率81.0%。Sansanを選んだ回答者の8割超が「最も信頼できるブランド」の1位に挙げ、他ブランドを寄せ付けない圧倒的支持。

  • 03|商談前の認知が選定に影響したと58.0%が回答。「安心感があり検討しやすかった」63.8%、「比較の基準になった」56.9%が上位。

■調査概要

  • 調査名称:BtoB購買プロセスにおける「想起」の影響度に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECH社が提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2026年2月9日〜同年2月10日

  • 有効回答:過去1年以内に名刺管理ツールの選定・導入推進・検討に携わったことがある方200名


    ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1. 情報の出典元として「EXIDEA」の名前を明記してください。

2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://wa-concept.net

■名刺管理領域の企業認知度、Sansan株式会社が55.5%でトップ、他社に大きくリード

「Q1. 名刺管理領域の企業について、当てはまるものを教えてください。」(n=200)と質問したところ、「知っていて、サービス内容もある程度理解している」と回答した割合は、Sansan株式会社は55.5%、株式会社NTTデータNJKが38.5%、キングソフト株式会社が31.0%となりました。

<Sansan株式会社>

・知っていて、サービス内容もある程度理解している:55.5%

・名前は知っているが、詳しくは知らない:21.5%

・知らない:23.0%

<株式会社NTTデータNJK>

・知っていて、サービス内容もある程度理解している:38.5%

・名前は知っているが、詳しくは知らない:31.0%

・知らない:30.5%

<キングソフト株式会社>

・知っていて、サービス内容もある程度理解している:31.0%

・名前は知っているが、詳しくは知らない:32.5%

・知らない:36.5%

以下、省略

■名刺管理サービスの想起、「Sansan」「Eight」の2サービスをもつSansanが他社を圧倒する結果に。

「Q2. 名刺管理と聞いて最初に思い浮かぶ企業・サービスをすべて教えてください。(自由回答)」(n=200)と質問したところ、 「Sansan」が24.8%、「Eight」が9.0%という回答となりました。

・Sansan:24.8%

・Eight:9.0%

・myBridge:2.3%

・アスクル:2.3%

・リクルート:1.8%

・SKYPCE:1.4%

以下、省略。

■選定候補・商談・事前認知のいずれも Sansanが首位を独走。2位以下を大きく引き離し、カテゴリーの代名詞と言える存在感を示す。

「Q3. 名刺管理領域において、選定候補として検討したブランドおよび実際に商談したブランド、商談前から知っていたブランドを教えてください。」(n=200)と質問したところ、選定候補ブランドはSansanが62.0%、実際に商談したブランドは Sansanが53.5%、商談前から知っていたブランドは Sansanが54.5%という回答となりました。

<選定候補ブランド>

・Sansan:62.0%

・Eight Team:37.5%

・ホットプロファイル:26.0%

・名刺ファイリングCLOUD:24.0%

・SmartVisca:23.0%

・CAMCARD BUSINESS:21.0%

・eセールスマネージャー:17.0%

・mソナー:16.0%

・GRIDY 名刺CRM:15.5%

・GENIEE SFA/CRM:13.5%

・あてはまるものはない:14.0%

<実際に商談したブランド>

・Sansan:53.5%

・Eight Team:26.5%

・ホットプロファイル:19.0%

・SmartVisca:14.5%

・名刺ファイリングCLOUD:14.5%

・CAMCARD BUSINESS:11.5%

・GRIDY 名刺CRM:11.5%

・eセールスマネージャー:11.5%

・mソナー:10.0%

・GENIEE SFA/CRM:9.5%

・あてはまるものはない:23.0%

<商談前から知っていたブランド>

・Sansan:54.5%

・Eight Team:30.0%

・ホットプロファイル:18.5%

・名刺ファイリングCLOUD:17.0%

・CAMCARD BUSINESS:16.5%

・SmartVisca:15.0%

・mソナー:12.5%

・GRIDY 名刺CRM:12.0%

・eセールスマネージャー:10.5%

・GENIEE SFA/CRM:10.0%

・あてはまるものはない:22.5%

■導入担当者の58.0%が、商談前に知っていたブランドが選定・意思決定に「影響した」と回答

「Q4. 商談前に知っていたブランド・サービスが、あなたの選定や意思決定に影響を与えたと思いますか。」(n=200)と質問したところ、「大きく影響した」が26.0%、「やや影響した」が32.0%という回答となりました。

・大きく影響した:26.0%

・やや影響した:32.0%

・あまり影響しなかった:23.5%

・全く影響しなかった:4.5%

・わからない/答えられない:14.0%

■導入担当者が事前認知の影響として挙げた理由は「安心感があり検討しやすかった」が63.8%で最多

「Q5. Q4で「大きく影響した」「やや影響した」と回答した方にお聞きします。事前に知っていたブランドが選定にどのような影響を与えたか、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=116)と質問したところ、「安心感があり、検討しやすかったから」が63.8%、「他社と比較する際の基準になったから」が56.9%、「提案内容への信頼度が高まったから」が47.4%という回答となりました。

・安心感があり、検討しやすかったから:63.8%

・他社と比較する際の基準になったから:56.9%

・提案内容への信頼度が高まったから:47.4%

・決裁者への説明がしやすかったから:40.5%

・導入後のサポートに期待が持てたから:33.6%

・ブランドイメージが良く印象的だったから:31.9%

・過去の実績を知っていて信頼できたから:25.9%

・わからない/答えられない:0.9%

・その他:0.0%

■導入担当者が「最も信頼できる・選びたい」ブランド、選出数最多の Sansan が1位率も81.0%で圧倒的な信頼を獲得

「Q6. Q1で全て「知らない」以外を回答した方にお聞きします。以下企業のうち、名刺管理領域において「最も信頼できる」「選びたい」と思うブランドを順に3つまで挙げてください(順位付けかつ上位3つまで)」(n=176)と質問したところ、選出数が多い順に、1位に選ばれた割合である「1位率」はSansanが81.0%、Eight Teamが22.6%、ホットプロファイルが15.5%という回答となりました。

*なお、本調査では、回答者に対して「最も信頼できる」「選びたい」と思うブランドを、提示した8ブランドの中から最大3つまで選択し、1位から3位までの順位をつけて回答いただきました。

グラフに示した各ブランドの数値は、そのブランドを選択した回答者の中で、何位として選ばれたかの割合を表しています。例えば、Sansanの「1位:81.0%」という結果は、Sansanを選んだ回答者のうち81.0%が同ブランドを1位として挙げたことを意味します。

この「1位率」が高いほど、そのブランドは選ばれた際に最も信頼できる第一候補として評価されていることを示しており、ブランドに対する信頼度や選好度の強さを測る指標となります。

<Sansan>

・1位:81.0%

・2位:9.9%

・3位:9.2%

<Eight Team>

・1位:22.6%

・2位:59.5%

・3位:17.9%

<ホットプロファイル>

・1位:15.5%

・2位:33.8%

・3位:50.7%

<名刺ファイリングCLOUD>

・1位:24.4%

・2位:36.6%

・3位:39.0%

<CAMCARD BUSINESS>

・1位:10.8%

・2位:48.6%

・3位:40.5%

<SmartVisca>

・1位:13.9%

・2位:36.1%

・3位:50.0%

以下、省略。

■最終導入検討ブランド、 Sansanが半数以上。2位以下を大きく引き離す

「Q7. 最終的に導入・契約した、もしくは最終検討した名刺管理領域のブランドを教えてください。(複数回答)」(n=200)と質問したところ、 Sansanが51.5%、Eight Teamが23.5%、ホットプロファイルが19.0%という回答となりました。

・Sansan:51.5%

・Eight Team:23.5%

・ホットプロファイル:19.0%

・名刺ファイリングCLOUD:15.0%

・SmartVisca:11.5%

・CAMCARD BUSINESS:11.0%

・eセールスマネージャー:10.5%

・GRIDY 名刺CRM:9.5%

・mソナー:9.0%

・GENIEE SFA/CRM:7.0%

・特にない:23.5%

■調査結果から見出せること|EXIDEA 取締役副社長:塩口哲平

今回の名刺管理領域の調査結果は、これまでのカテゴリーとは一線を画す「独走状態」を描き出しています。想起から導入検討、そして信頼度に至るまで、Sansanが他社を寄せ付けない圧倒的な壁を築いているのはなぜか。その深層をカテゴリブランディングの観点から探ります。

1. 全フェーズで首位独走。2位に2倍以上の差をつける 独占的な想起

想起率において、Sansan単体で24.8%、個人向けブランドであるEightを合わせると、約3割強のシェアを同社が占めています。

さらに驚くべきは、その後の選定フェーズへの移行率の高さです。選定候補(62.0%)、実商談(53.5%)、最終導入検討(51.5%)と、認知した層をほぼ取りこぼすことなく最終局面まで運んでいます。2位ブランドに2倍以上の差をつけ、認知から導入までが一本の太い線で繋がっているこの数字は、もはや「名刺管理を検討するなら、まずはSansan」という市場の合意が形成されていることを物語っています。

2. なぜSansanが独走状態になれたのか

これほどまでにSansanが圧倒的な地位を築けた理由は、単なる機能の優位性ではありません。彼らは名刺管理ツールを売る前に、「名刺を全社資産に変える」というビジネスの新しい基準(物差し)を市場に定義したからです。

かつては机に眠っていた名刺を、組織で共有すべき価値あるデータベースとして再定義したこと。そして「それ、早く言ってよ」という有名なメッセージに象徴されるように、組織が抱える課題を強烈に言語化したことが、95%の「今は買わない層」の脳内にまで深く浸透しました。

結果として、名刺管理というカテゴリーそのものがSansanのブランドイメージと完全に同化したため、他社がどれほどスペックで追随しても、「Sansanと比べてどうか」という評価軸から逃れられない状況を作り出しています。

3. 信頼度81.0%が示す、カテゴリーの正解としての重み

本調査シリーズの中でも最も衝撃的だったのは、信頼度の指標である”1位率”です。「信頼できるブランド」としての上位3ブランドにSansanを選んだ回答者のうち、実に81.0%が1位に指名しています。

この数字が意味するのは、Sansanが顧客にとってこの領域における唯一の正解、として認識されているという事実です。

パイオニアとして自らが比較の基準(物差し)となり、長年メッセージを積み上げてきた結果、競合が入り込む隙のない強固なブランドを構築しています。もはや名刺管理を導入する際、Sansanを検討から外すことは、正道を外れることと同義になっていると言えるでしょう。

4. 比較の基準(物差し)を握ることが生む、最強の参入障壁

事前認知が選定に与えた影響として、「安心感があり検討しやすかった」に加え、「他社と比較する際の基準になった」が上位に挙がっています。

名刺管理という全社導入が必要な領域では、担当者は失敗を何よりも恐れます。

Sansanは自らがカテゴリーにおける比較の基準(物差し)そのものになることで、他社を「Sansanより安い」「Sansanよりシンプル」といった、常にSansanを起点とした比較の土俵に追い込んでいます。この”物差し”を支配しているからこそ、検討者はSansanを選ばない理由を探すほうが難しくなる。これが、ブランディングが最強の参入障壁として機能している状態です。

5. カテゴリーの定義と信頼による市場の支配

今回の教訓は、パイオニアが「カテゴリーそのもの」を定義し、深い信頼を勝ち得たとき、ブランディングは競合に対する最強の参入障壁になるという点です。

Sansanは名刺管理という行為そのものをビジネス文化として定着させ、自らをその基準(物差し)に据えました。その結果、顧客はもはや「どのツールが良いか」を比較する労力を省き、信頼のインフラであるSansanを指名するようになります。

95%の今は買わない層に対しても、「名刺管理の正解はここだ」という評価軸を数年がかりで植え付け続けること。この積み重ねが、機能の差を超えた圧倒的なシェアの差を生み出す。

これこそが、BtoBにおけるカテゴリーブランディングの到達点と言えるでしょう。

株式会社EXIDEA(エクシディア)

取締役副社長 兼 COO 

塩口 哲平

- 経歴 -

デロイトにてクライアントの企業理念策定やMVV開発に従事し、戦略の策定及び実行を指揮したのち、株式会社プル―クスを創業し大手企業を中心に動画マーケティングを支援。

現在はBtoB企業を中心にブランディングの支援を展開し、自社独自のノウハウであるカテゴリーブランディングによって第一想起の実現を支援。

■ 今後の発表予定

本調査シリーズは、全16カテゴリー(経費精算システム、タレントマネジメント、電子契約、MAツール等)における認知度・想起順位の実態について、順次発表してまいります。


これらの調査結果は「カテゴリーブランディング白書 2026年版」として取りまとめ、2026年4月に発表する予定です。

■会社概要

会社名:株式会社EXIDEA(https://exidea.co.jp

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-14 KDX銀座一丁目ビル4階

代表者:小川 卓真

設 立:2013年5月

資本金:1,500万円

従業員数:89名(連結)※2025年4月末現在

事業内容:BtoBブランディング支援、BtoBマーケティング支援、動画制作・動画マーケティング、マーケティングツール開発提供、SEOコンサルティング、Webメディア運営

EXIDEAは、クリエイティブとデジタルマーケティングを融合した「カテゴリーデザイン」によって、企業の新たな成長を支援します。AI機能を搭載した自社開発のマーケティングツールの提供と併せて、ビジネスの戦略策定から実行・改善まで一貫して伴走します。

BtoBブランディング W/A|https://wa-concept.net

BtoBマーケティング 180°|https://exidea.co.jp/180

動画マーケティング CINEMATO|https://cine-mato.com

AI機能搭載のオールインワンSEOツール EmmaTools|https://emma.tools

総合比較メディアHonNe(ホンネ)|https://exidea.co.jp/blog

JET-Robotics(ロボット導入支援プラットフォーム)|https://jet-mfg.com

WiMAX比較.com| https://xn--wimax-lu8k074r.com

■本件に関するお問い合せ

株式会社EXIDEA カテゴリーデザイン本部 広報担当

E-mail:pr@exidea.co.jp

TEL:03-5579-9934(受付時間:平日9時~18時)

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座一丁目20番14号 KDX銀座一丁目ビル4階
電話番号
03-5579-9934
代表者名
小川 卓真
上場
未上場
資本金
1500万円
設立
2013年05月