「赤ちゃんをあじわうワークショップ 芝浦工業大学編 ~大学生による新しい視点で赤ちゃんの好奇心をみつける~」を開催しました

ピープル赤ちゃん研究所と芝浦工業大学が連携した「赤ちゃん観察のための『シカケ』をデザインする演習授業」内にて

ピープル株式会社

赤ちゃんの観察を通じておもちゃをつくるおもちゃメーカー、ピープル株式会社(本社:東京都中央区、取締役兼代表執行役:桐渕真人)の「ピープル赤ちゃん研究所」は、芝浦工業大学(東京都江東区、学長:山田純)デザイン工学部デザイン工学科との連携授業「プロジェクト演習8」(担当:益子宗教授)において、「赤ちゃんをあじわうワークショップ 芝浦工業大学編 ~大学生による新しい視点で赤ちゃんの好奇心をみつける~」を開催しました。

  • 取り組みにいたった背景

ピープル株式会社は、1982年に玩具事業を始めて以来、赤ちゃんの行動にはすべて意味があると信じ、“赤ちゃんがそもそも持っている欲求”(=好奇心)を深く理解し、赤ちゃんにとって本当に必要な商品開発をするために『赤ちゃん観察』を続けてきました。

ピープル赤ちゃん研究所は、育児者をはじめ、大学研究室や異業種企業など、社会のみなさんと『赤ちゃん観察』の過程を共有することで、赤ちゃんの好奇心を楽しみ、応援する社会になることを願って活動しています。

「赤ちゃんをあじわうワークショップ」は、育児者のみなさんに、実際に『赤ちゃん観察』を体験していただき、赤ちゃんの好奇心を発見していただく活動です。

おもちゃメーカーであるピープルが、40年間続けてきた『赤ちゃん観察』から得た知見を活かした『赤ちゃんの好奇心スイッチ』となるアイテムを数々そろえており、わが子の行動を楽しみながら受け入れる視点を持ち帰っていただけます。

「赤ちゃんをあじわうワークショップ」の様子

デジタル技術の社会課題解決への応用や領域横断的なオープンイノベーションを推進されている、芝浦工業大学デザイン工学部益子宗教授には、ピープル赤ちゃん研究所の活動や赤ちゃん観察の視点にご共感いただき、2023年10月に開催した「教えて!赤ちゃんフェスティバル」へのご参加をきっかけに、このたびの授業連携が実現。授業の最終日となった7月25日には、学生が開発したプロトタイプをモニターテストするワークショップを実施しました。

(参考)芝浦工業大学 デザイン工学部 益子研究室ホームページ

https://masuko-lab.jp/


  • 授業の様子~ワークショップに至るまで

芝浦工業大学部デザイン工学部デザイン工学科で開講されている「プロジェクト演習8」は、学部3年生の必修科目です。益子宗教授の演習授業では、学外の企業やステークホルダーが持つ課題を探るところから始め、それを解決するアイディアの提案、サービスや製品のプロトタイプ制作まで、一連のデザインプロセスを実践しています。

ピープル赤ちゃん研究所から、学生のみなさんに投げかけた課題は、研究所が行っている「赤ちゃんをあじわうワークショップ」における赤ちゃんへの気づきをより一層深める、「赤ちゃん観察のためのシカケ(アイテム、システム)」のデザインとプロトタイプの作成・提案。

実際にワークショップで使うことを想定したモニターテストを目指して進めていただきました。その過程を一部ご紹介します。

講演(オリエンテーション)

ピープルの商品開発ステップや、そこから生まれた赤ちゃん研究所の活動を紹介しながら、「赤ちゃん観察視点」をお伝えしました。

フィールドワーク

神田で定期開催している「赤ちゃんをあじわうワークショップ」に見学・参加し、「赤ちゃん観察の現場」を観察していただきました。

ブレインストーミング・アイディア深掘り・プロトタイプ作成

赤ちゃんの好奇心への気づきをより深めるためのアイディアをブラッシュアップし、実装していただきました。

赤ちゃんをあじわうワークショップ 芝浦工業大学編(モニターテスト)

最終発表会

これらの過程を経て、授業の最終日である7月25日に実施いたしました。


  • ワークショップ・最終発表会の様子

ピープルこどもモニターの4~11ヵ月の赤ちゃんと保護者にご協力いただき、開発したプロトタイプのテストを行いました。赤ちゃんと保護者、学生のみなさんが、それぞれに好奇心を発揮する場になりました。その様子を紹介します。

服についたセンサーで関節の動きを検知し、その動きに合わせて光り、おもちゃとして遊べるボール
赤ちゃんの興味を引き付けつけながら走るおもちゃ。追いかけてもらうことで、全身の動きを促す。
赤ちゃんの視線の先を撮影し、月齢に合わせて見えにくくする処理を加えることで、赤ちゃんの視界をリアルタイムで体験できるゴーグル。

ワークショップの動画はこちら。

ワークショップ後、テスト結果を踏まえての最終発表では、各アイディアについて赤ちゃん研究所メンバーからフィードバックさせていただきました。

芝浦工業大学からのニュースリリースもご覧ください。

https://www.shibaura-it.ac.jp/headline/detail/20240805-7070-718.html

  • 授業連携を終えて

芝浦工業大学デザイン工学部 益子宗教授より

『赤ちゃん観察』という学生にとって未知のテーマ、繊細かつ時間の流れが全く異なる赤ちゃん独特の世界。学生たちは自らの原体験から潜在的なニーズを見つけ、ビジネス視点でのフィードバックを頂きながらアイディアを昇華させていきました。赤ちゃん研究所の皆様のおかげで理想的な演習授業が実現し、大変多くの学びを得ることができました。今後も新しい取り組みを共に進めさせて頂ければと思っております。

ピープル赤ちゃん研究所より

提案いただいたアイディアは、デジタルの力で赤ちゃんの好奇心を引き出したり、保護者や研究所員に新しい観察体験を与えるものであったりと、どれも従来の私たちにはなかった方法で『赤ちゃん観察』を広げてくれ、新しい視点を与えていただきました。また、私たちの活動についての疑問点や課題をはっきりと意見を持って伝えていただけたのが嬉しかったです!今後の活動にもつなげていきたいと思います。


  • ピープル赤ちゃん研究所について

ピープルが商品開発のプロセスで大切にしてきた「赤ちゃん観察」を活かし、ママ・パパと一緒に赤ちゃんの好奇心を見つける活動をしています。

赤ちゃんの行動を「おもしろい!」「すごい!」と楽しむことで、子育てがより楽しくなったらいいな、と願っています。

ピープル赤ちゃん研究所公式HP https://akachan-ken.com/

「赤ちゃんをあじわうワークショップ」毎月開催中!
次回開催予定:9/6(金)

※各回定員あり。予告なく変更する可能性ありますので詳しくは上記HPにてご確認ください。

≪こちらも合わせてご覧ください≫

【PRTIMES STORY】好奇心ドリブンで走り続ける「ピープル赤ちゃん研究所」の軌跡。経営者が語る、パーパス経営の実践に欠かせない理由とは

https://prtimes.jp/story/detail/zrPez0cnvzb

  • ピープル株式会社 会社概要

「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」をパーパスに掲げ、玩具をはじめとした商品やサービスの企画開発・販売を行っております。

8/31まで、ピープルこどもモニター募集中!詳しくはこちら▼

https://www.people-kk.co.jp/news/kodomonitor-202410.html

(東京近郊にお住いの方のご応募に限らせていただきます。あらかじめご了承ください。)

【会社情報】

社名:ピープル株式会社

代表:取締役兼代表執行役 桐渕真人

設立:1982年2月 玩具事業創業

資本金:2億3880万円

従業員数:53名 

本社所在地:東京都中央区東日本橋2-15-5 VORT東日本橋

  • 一般のお客様のお問い合わせ

ピープルお客様相談係

TEL.03(3862)3739

月~金曜日(祝日を除く)

10:00~12:00・13:00~15:00

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ピープル株式会社

9フォロワー

RSS
URL
https://www.people-kk.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区東日本橋2-15-5 VORT東日本橋
電話番号
-
代表者名
桐渕真人
上場
東証スタンダード
資本金
2億3880万円
設立
1977年10月