プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)
会社概要

【台湾情報】台湾初の電動バス産業園区着工、年産2万台へ<ワイズ機械業界ジャーナル2023年6月第2週号発行>

〜台湾機械・電子・半導体・自動車・エネルギー業界の最新動向を分析する〜

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年6月第2週号を発行しました。今週号では機械業界、自動車業界、製造業全体の動向を紹介します。

<最新刊目次>
  • ポンプ・コンプレッサー・コルク及びバルブ製造業の2023年Q1概況と今後の展望 
  • 2023年Q1台湾専用機械設備製造業における 主要メーカーの動向と現状
  • 成運汽車が台湾初の電動バス産業園区着工、年産2万台へ 
  • 工研院が易解体太陽光パネル開発、 廃棄後の再利用容易に

<今週の注目記事>
成運汽車が台湾初の電動バス産業園区着工、年産2万台へ 

 台湾政府は2050年までの温室効果ガス実質排出ゼロ(ネットゼロ)実現を目標に掲げ、その一環として30年までの路線バス全面電動化を目指している。台湾の電動バス(電気バス、EVバス)需要は1万5000台に上る見通しで、▽電動バス大手の成運汽車製造(マスター・トランスポーテーション・バス・マニュファクチュアリング)、▽電動バスメーカーの華徳動能科技(RAC EV)、▽鴻海精密工業などが需要の取り込みを強化している。このうち、成運汽車は23年5月7日、中部科学園区(中科)二林園区(彰化県)で、台湾初の電動バス産業園区に着工した。第1期の投資額は18億~25億台湾元。2024年末に完成予定で、年産能力は2万台を見込む。第2期では生産額が5000億元に上る見通しだ。


26年に世界シェア10%目標、プラント輸出・海外での組み立てへ
 交通部が20年から推進している電動バスのパイロットプロジェクト(実証事業)では2種類の台湾生産電動バスが完成している。成運汽車の予測によると、納車台数は23年に累計350台、24年に1000台に達する見通しだ。また、電動バス産業園区の完成後は▽プラント輸出、▽部品販売、▽海外での組み立てを計画しており、26年までに世界電動バス市場シェア10%を目指す。

第2期はモーター・電池生産ライン設置へ
 電動バス産業園区の敷地面積は20ヘクタール。第1期では18億~25億元を投じて電動バス工場を建設する。24年末に完成予定だ。第2期では台湾メーカーと提携してモーターの生産ラインを設置するほか、電池サプライヤーの東芝と共同で年産能力1ギガワット時(GWh)のチタン酸リチウム(LTO)電池セル・電池モジュール・電池パック生産ラインの設置も計画している。第1~2期の総投資額は75億元に達する見通しだ。
 成運汽車は、電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)が出資しているほか、▽東芝、▽東元電機(TECO)、▽大同(TATUNG)、▽台塑集団(台湾プラスチックグループ)、▽義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)、▽飛宏科技、▽格斯科技(GUSテクノロジー)──など計47社とも提携している。
 成運汽車は現在、東芝の電池とドイツZFのインホイールモーターを採用している。23年9月から出荷する電動バスにはTECOの台湾生産モーターを搭載する予定だ。年内の出荷台数は20~25台、来年は50台まで増加する見通しだ。電池については台プラグループ傘下の台塑新智能科技(フォルモサ・スマート・エナジー・テック)や格斯科技(GUSテクノロジー)と商談を進めているものの、現時点の台湾メーカーのLTO電池では電動バスの性能に対応できないため、引き続き東芝の電池を採用する。
 
日本・インド・米国に輸出へ
 海外市場は▽日本、▽インド、▽シンガポール、▽米国、▽パラグアイなどがターゲットだ。成運汽車の総経理によると、日本の両備グループに350台のバス買い替え需要があり、早ければ24年第2四半期(4~6月)に長さ7メートルの電動バスを日本向けに出荷する予定だ。日本向け出荷台数は年間500台に上るとみている。
 インドでは南部タミル・ナードゥ州の州都、チェンナイと西部マハラシュトラ州の州都、ムンバイがターゲットだ。チェンナイでは来年500台のバス買い替え需要があり、ムンバイは40年までに路線バス2万台を電動化する方針だ。成運汽車は両州政府と交渉を進めており、年間300台の輸出を計画している。
 また、今年米国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)を通じ、自動車メーカー2社やイースト・ウエスト・バンクとも商談を予定している。  ワイズ機械業界ジャーナル

1. 日本語で台湾の情報収集が可能
機械業界に特化した日本語情報誌です。
2. 個々の分野の情報が満載
工作機械、機械設備、機械制御装置、手工具、動力工具、ねじ・ナット・リベット、ファスナー、金型、自動車、航空宇宙、自動化・ロボット、再生エネルギー等などの情報が満載です。
3. 多種多様な情報を提供
業界トレンド、企業動向、統計資料、法改正情報を全て網羅しています。
4. 読みやすい紙面
豊富な写真と図表、パソコンでの閲覧に配慮された横型の読みやすいPDF形式にて提供します。
5. 記事データベース検索
ホームページの記事データベースより、自由に過去記事の検索ができます。

●詳細
https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/machine.html
●2週間無料試読のお申し込み
https://www.ys-consulting.com.tw/login/?buy=1&next=/service/marketing/machine.html&pop=1&frm=2

【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F 
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売
 
  • 台湾の市場調査・リサーチに関するご相談・お問い合わせ
 ワイズリサーチ(威志総研)
 e-mail:research@ys-consulting.com
 TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00〜19:00)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
調査レポート
関連リンク
https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/index.html
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

5フォロワー

RSS
URL
https://www.ys-consulting.com.tw/
業種
サービス業
本社所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
電話番号
-
代表者名
吉本康志
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
1996年11月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード